水のコラム

水道工事にかかる費用は?業者選びのポイントも解説

2022年06月12日  水道管

水道工事は、工事内容や場所などでかかる費用は変動しますが、大体どのくらいの費用になるかは気になる部分ですよね。

業者選びも同様で、サービス範囲などによっても費用がばらばらなので、慎重に選びたいところです。なるべく費用は安く抑えたいものですが、安すぎても工事の精度やサポート面で心配な部分が出てきます。

では、どのような基準で水道工事を業者に依頼すればよいのでしょうか?
今回は、水道工事にかかる費用や業者選びのポイントについて解説します。

水道工事はどのくらいの費用がかかる?一般的な相場を解説

水道工事にかかる費用は、一軒家とマンションなど、住まいによって大きく変わっていきます。また、工事内容もそれぞれ異なります。

では、水道工事は、住まいによってどのくらいの費用がかかるのでしょうか?
ここでは、住まい別に水道工事にかかる一般的な費用相場を解説します。

一軒家の場合
一軒家の場合、ほとんどの部分が自分の持ち分なので、水道工事の対象となる部分が多いのが特徴です。まず、配管周りの工事ですが、給水管の引き込み工事が約30万円から50万円程、室内の配管工事が約10万円から20万円程で工事できます。

水回りのつまりや水漏れに関する水道工事は、約5,000円から1万円程と比較的安く工事ができます。下水や浄化槽周りの工事は、下水道排水工事で約20万円から50万円、浄化槽の設置工事で約90万円から100万円で工事できます。

水道工事の内容によって費用相場は大幅に変わりますが、依頼する業者や住んでいる地域、住居周辺の環境などでも費用相場は左右されるため、あくまでも参考程度とし、見積もりを業者に取ってもらいように依頼することで、詳細の費用を知ることができます。

マンションやアパートなどの集合住宅の場合
マンションやアパートなどの集合住宅の場合、一軒家程大きな水道工事は必要ありません。主に、水回りの修繕、配管の改修になります。

水回りのつまりや水漏れの工事の場合、約4,000円から4万円程かかるでしょう。かなり費用の幅が広いですが、つまり具合の程度や、水漏れがほかの階下に影響していないかなどによって費用が変わっていきます。

水道設備の移動の場合は約40万円前後、配管の改修の場合は約70万円前後が費用相場になるでしょう。また、マンションやアパートなどの集合住宅の場合、専有部であることと、管理規約で工事が認められていることが条件で、この2つの条件を満たしていないと工事できません。

専有部は、住居者が単独で所有している部分を指し、古いマンションで多く見られる階下の天井に排水管が通っている場合は工事ができません。

集合住宅によっては、管理規約によって工事が禁止されているケースも少なくありません。水道工事をしたい場合は、まず管理会社と相談するようにしましょう。

後悔しない水道工事業者の選び方は?事前の確認が重要

水道工事を業者に依頼する際の業者選びは、水道工事を行う上でもかなり重要な要素になります。水道工事業者の中には、中途半端な工事を行い、高額な工事費用を請求してくる悪質な業者も存在します。

このような悪質な業者に依頼しないためにも、業者を選ぶ際の注意点がいくつかあります。
ここでは、後悔しない水道工事業者の選び方について解説します。

実績を確認してみる
水道工事業者は、ある一定の基準を満たしていれば、指定給水装置工事事業者という指定を受けることができます。しかし、工事実績に限らず条件次第で指定を受けられるため、必ず、工事実績に注目して業者を選ぶようにしましょう。

写真付きで工事実績などが掲載されてあると、より安心して依頼できますね。

水道工事の繁忙期を把握しておく
水道工事の繁忙期は、一般的に年末から3月とされています。緊急で水道工事が必要な場合は、仕方ありませんが、なるべく繁忙期は避けた方が懸命でしょう。繁忙期の依頼は、費用が割増になるケースがあります。

下水工事に対応しているか確認する
水道工事のほとんどは、上水道業者として扱われるケースがほとんどです。そのため、ほとんどの水道工事業者は、上水道の工事を専門に行っています。下水道の工事業者を探す場合は、下水道工事を専門に行っている業者か、両方を取り扱っている業者を選ぶようにしましょう。

下水道工事に対応していない業者の場合、出張費だけ請求されてしまう可能性があります。下水道の工事を依頼する際には、事前に工事範囲を確認してから依頼するようにしましょう。

水道工事業者を選ぶときのポイントは?

水道工事業者を選ぶ際には、なるべくトラブルが繰り返さぬように品質のよい工事を依頼したいですよね。

そのためには、水道工事業者を選ぶ際のポイントについて押さえておくことが大切です。では、具体的にどのような点を意識して選べばよいのでしょうか?

ここでは、水道工事業者を選ぶ際のポイントについて解説します。

水道工事の実績があるかどうか
水道工事の工事実績の多さや、長年工事を行っている業者は、比較的安心して依頼できるでしょう。専門的な知識やスキルはもちろん、手際のよさなどから短時間で工事が完了できる可能性もあります。

また、地元に密着した業者であれば、住まいの環境を熟知している業者が多い可能性もある上、依頼から到着までもスピーディーなのでおすすめです。

丁寧なカウンセリングをしてくれるか
じっくり時間を使って相談に対応してくれるかも業者を選ぶ際に大切なポイントです。専門用語をなるべく使わずに、初心者でもわかりやすい内容で説明してくれるところを選びましょう。

また、保証期間の有無やアフターサービスの充実さなどで検討するのもよいでしょう。

水道工事後の万が一のトラブル発生を想定して、工事後も面倒を見てくれる業者であれば安心です。

見積もりが詳細かどうか
見積もりの内容は、費用を把握する上で非常に大切なポイントです。

見積もりの費用の内訳が詳細になっていれば、思わぬ高額請求や追加料金を請求されることなく、安心して工事ができます。

もし、見積もりの内容を確認してもわからない部分がある場合は、気軽に相談して内容を把握しておきましょう。

必要な資格を保有しているか確認する
水道工事に関する資格は主に、給水装置工事主任技術者、水道技術管理者、管工事施工管理技士、下水道排水設備責任技術者の4つになります。

どの部分を工事するかによって、必要な資格も変わってきますが、自分が工事を依頼したい業者が、必要な資格を保有しているかチェックしておきましょう。ほとんどの場合、業者のホームページ内に記載されています。

また、工事内容によって必要な資格がわからない場合は、見つけにくい場合もありますが、すべての資格を保有している業者に依頼すれば安心です。

自力で水道の修理はできる?
自力で水道の修理ができれば、費用も抑えることができます。しかし、状況によっては自力でできない場合があります。
主に、修理内容が接続部分の締め直しや消耗品の交換程度であれば、自力で修理することもできますが、給水管の引き込みや配管工事は、専門の資格が必要で、それに伴った知識も必要です。

また、自力でできる範囲であっても、部品の入手や実際の修理時間が長くなると、修理に労力と時間がかかる場合があります。

交換部品がわからない場合や工具が揃わない時は、業者の力を借りるようにしましょう。

まとめ

この記事では、水道工事にかかる費用や業者の選び方のポイントについて解説しました。
水道工事は、内容によって工事時間や必要な資格が変わっていきます。数時間の間、水が使用できなくなるので、工事のスケジュールには、ある程度余裕を持って対応するようにしましょう。
また、依頼したい業者が、自分の住まいの水道工事に対応してくれるかも事前に確認しておきましょう。
このような業者選びのポイントを押さえておくことで、満足度の高い工事が実現できるでしょう。

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あいち水道職人(愛知水道職人) 0120-492-315

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