水のコラム

自分でもできる!洗濯機のお掃除方法を紹介

2020年02月04日  水のトラブル


衣服や布団類をきれいに洗濯するためには、使用する洗剤や柔軟剤に注目しがちですが、洗濯機本体を清潔な状態に保つことも重要です。洗濯機内部にカビが発生していると、衣服にもカビが付着してしまうかもしれません。今回は、ご家庭でも簡単にできる洗濯機のお掃除方法をご紹介します。

気づきにくい洗濯機の汚れ

「常に洗剤や水を使用しているし、洗濯機が汚れているようには感じない」という方も多いのではないでしょうか。気づきにくい洗濯機の汚れですが、主に以下の5つに大別されます。

1.衣服に付着した汚れ
私たちが普段着ている衣服には、汗や皮脂だけでなく、食べこぼしや毛玉・糸くずなどさまざまなゴミや汚れが付着しています。多くの汚れが洗剤によって分解されますが、分解されずに残ったゴミや汚れが洗濯槽に残っているのです。

2.石鹸カス
粉末タイプ・液体タイプを問わず、洗濯の際に使用した洗剤が溶け切らずに残ることがあります。それが固まると石鹸カスとして洗濯槽を汚してしまうのです。洗剤だけでなく柔軟剤も同様です。

3.ほこり
洗濯機の周囲や洗濯機を乗せている防水パンは、掃除しにくくちりやほこりが溜まりやすい傾向にあります。乾いた状態であれば掃除機で吸い取れますが、水を含むとさらに掃除しにくくなります。こまめな掃除が欠かせません。

4.水あか
洗濯には水道水を使用することが多いため、そこに含まれるミネラル成分が乾燥して水あかになります。洗濯物への直接的な影響は考えにくいですが、あまり大量に蓄積すると専門業者でも取り除くのが難しくなってしまうため、日ごろから気をつける必要があります。

5.カビ
洗剤が残ってできる石鹸カスやほこり、水あかなどはすべてカビのエサになります。洗濯槽の周りは水分が付着しており、湿度も確保されているためさらにカビの温床になりやすい場所です。

洗濯槽は洗剤を使って除菌しよう

洗濯機の内部でもっとも汚れているのが洗濯槽です。水あかや石鹸カスがこびりついてしまうと、専門業者に依頼しなければなりませんが、軽度の汚れであれば洗剤で落ちる可能性もあります。

市販の洗濯機用洗剤には、塩素系と酸素系があります。それぞれの特徴は以下の通りです。

 塩素系洗剤……簡単に掃除ができ、除菌・殺菌効果も高いが刺激が強い
 酸素系洗剤……掃除の手間がかかるものの、衣類へのダメージが少ない

どちらも十分な効果を見込めますが、洗濯機の掃除を簡単に済ませたい場合は塩素系洗剤がおすすめです。強い殺菌効果もあるため、目に見えないカビも除去可能です。その分、「混ぜるな危険」などの注意書きがあり、酸性のものと混ぜると有毒ガスを発します。使用の際は注意しましょう。

安価と安全性を求めるなら、重曹を使用する方法もあります。ただし、殺菌効果は弱いため、こまめに掃除する必要があります。

糸くずフィルターもきれいにお手入れ

洗濯機の掃除で見落としがちなのが「糸くずフィルター」です。洗濯機内部に設けられた機構で、フィルターのネットに衣類などに付着した糸くずが溜まっていく仕組みになっています。糸くずフィルターの具体的な掃除の手順は以下の通りです。

1.パーツを取り外す
まずは、洗濯槽内部に取り付けられている糸くずフィルターを取り外します。手で簡単に外せるようになっているため、特別な工具は必要ありません。

2.糸くずを取り出す
次に、ネットに付着した糸くずを取り出します。同時にネットを水洗いしておくと、目つまりを防ぐことができ、より高い効果が期待できます。

3.機構を歯ブラシでこすり洗いする
水洗いでは汚れが落ちづらい場合、台所用洗剤を使用して歯ブラシでこすりましょう。ネットが古くなり、フィルターとしての役割を果たせなくなったら、新しいフィルターに交換するのもひとつの方法です。

カビは予防で退治!

洗濯機の汚れでもっとも気をつけなければならないのが、「カビの繁殖」です。カビが繁殖すると、洗濯機が汚れるだけでなく、私たちの衣類に付着する可能性もあります。カビは発生する前に予防するのがおすすめです。以下では洗濯機のカビ予防法をご紹介します。

・洗濯機のフタは開けっ放しにしておく
洗濯機の内部は、常に水分で濡れた状態になっており、カビが繁殖しやすい湿度が保たれています。洗濯機のフタは、使用中以外は開けておき、乾燥させることでカビが繁殖しにくくなります。

・洗濯機に衣類を入れたままにしない
洗濯機を脱いだ衣類を入れる「洗濯かご」のように使用している方も少なくありません。しかし、衣類を洗濯機に放置してしまうと、衣類に付着した汗や皮脂が洗濯槽に溜まるだけでなく、湿度の上昇でカビが繁殖しやすくなります。脱いだ衣類は、洗濯機ではなく洗濯かごに入れるようにしましょう。

まとめ

洗濯機の汚れを何年も放置していると、家庭でできる掃除ではきれいにならないかもしれません。そんなときは、犬山市・常滑市・江南市で水回りのトラブルを解決しているあいち水道職人までご連絡ください。お電話1本で駆け付けます。

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あいち水道職人(愛知水道職人) 0120-492-315

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