水のコラム

風呂場の徹底掃除をDIY(自力)で!水回りトラブルを予防する方法とは?

2021年03月28日  お風呂

黒カビやヌメリはDIY(自力)で取れる?

風呂場には菌が大好きな環境が整っているため、黒カビやヌメリ(ピンク汚れ)などが発生しやすいのが悩みです。
床や壁、天井に黒いシミのようなものがあれば、それは繁殖している真っ最中の黒カビです。
風呂場はお湯を使って身体の汚れを落とす場所なので、どうしても皮脂汚れや水垢が溜まりやすいのは致し方ありません。

ただこの黒いシミはそうした汚れとは異なる菌の一種であり、条件がすべてそろってしまうとあっという間に大繁殖する恐れがあります。
その条件というのは、湿度が高く常に20~30℃程度の温度があることです。
そこに皮脂汚れがあればそれがエサとなり、急激に成長する環境が整ってしまいます。
菌類の繁殖力はとても強いため、見つけたらすぐに除去することが大切です。

一方でピンク汚れとも言われるヌメリは酵母菌などです。
ロドトルラやメチロバクテリウムという菌であり、こちらも皮脂汚れなどをエサに濡れた場所で増殖します。
人体への害がほとんどないのが幸いではありますが、ヌメリは非常に不愉快であり繁殖力の強さも強大です。
こちらは中性洗剤をかけ、浴槽用スポンジやバスブラシなどでこすればすぐに掃除できますので、毎日しっかりチェックして見つけ次第こまめに除去しましょう。

化学洗剤を避けたい人は、重曹とクエン酸をかけてこすっても、比較的簡単に取り除けます。
問題は黒カビのほうで、こちらは非常に頑固で取れにくく、ゴムパッキンなどの深くまで根のような菌糸を張るとかなり困難です。
重曹とクエン酸はほとんど効きませんし、中性洗剤では表面が多少取れても根本原因を取り除くことはできないことがほとんどです。

しつこい黒カビを取る方法

DIY(自力)で風呂場の黒カビを退治したい場合は、菌の根までしっかり除菌する塩素系カビ取り剤を使用する必要があります。
ただし塩素系の薬剤は人体への刺激も強いので、しっかり身体を防護してから掃除をおこなうことが大切です。
肌が出ないように長袖長ズボンでビニール手袋などをつけ、呼吸で吸い込まないようマスクもつけましょう。
できれば目に入る危険を避けるためゴーグルがあると安心です。

また塩素系洗剤が衣服などにつくと色が抜け落ちるので、脱色してまだらになってしまってもかまわない作業着や古着を着るのがおすすめです。

風呂場の掃除は乾燥させてからおこなうことが重要なので、前もって十分に換気して水分を乾かしておきましょう。
乾いた風呂場で塩素系カビ取り剤を直接黒カビにかけ、黒カビの根まで薬剤が浸透するまで15分から30分放置することも重要です。
せっかくかけた薬剤が流れてしまわないよう、キッチンペーパーの上からスプレーするのもよい方法です。
こうするとちょうど湿布のように薬剤がとどまり、黒カビに密着します。

さらに蒸発させないよう上からキッチンラップなどを貼るとなおよいでしょう。
時間が経ったら水でしっかり洗い流し、残った黒カビがあればバスブラシや浴槽用スポンジでこすれば落とせるはずです。

黒カビは天井にも

風呂場の天井には目が行きにくいですが、壁や床以上にカビの温床になりやすい場所です。
天井を掃除するには、柄のついたバススポンジを使うと便利です。
スポンジに塩素系カビ取り剤をしっかりつけ、天井に塗ったら15分から30分放置しましょう。
水でしっかり洗い流せばきれいになります。

薬剤をつけるときや水で流すときに自分にかからないようにすることが重要です。
洗ったあと落ちてくる水は乾いたキッチンペーパーなどを柄のついた掃除用具に巻き付け、全体的にふき取るのがおすすめです。

汚れを発生させないポイントとは

DIY(自力)で黒カビやヌメリを取り除く方法を紹介しましたが、せっかくきれいにしたならその状態をできる限りキープすることが大切です。
特に黒カビは発生すると大変面倒な掃除が必要となりますので、まず発生させないようにしましょう。
黒カビやヌメリを極力抑えるためには、日ごろから少しずつ気を付けるのが一番です。
カビの好む水分を早くなくすために換気扇を随時回したり、水気を拭き取ったりしておくとかなり違います。

またボトル類はなるべく置かず、底にヌメリが発生しないよう毎日ふき取りましょう。
DIYで吊せるようにするのもよい方法です。
原因菌が浮遊していることもわかっていますので、市販の防カビ剤で予防することも検討しましょう。

風呂場を清潔に保つことで水回りトラブルなしに

風呂場を常に清潔に保っておく意識を持つと、汚れが溜まりにくく排水のつまりなどの水回りトラブルを抑制することにもつながります。
ただもちろん毎日使う設備ですので、きちんと掃除をしていても何らかの不具合が出てくることはありますし、どうしても経年劣化は避けられません。

あいち水道職人は豊田市、岡崎市、一宮市、豊橋市、春日井市、名古屋市、安城市など愛知県全般で水回りのトラブルを解決している水回りのプロです。

お風呂はもちろんトイレや洗面所、キッチンの排水つまりや水回りトラブルでお困りの際には、ぜひ気軽にあいち水道職人にお問い合わせください。

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あいち水道職人(愛知水道職人) 0120-492-315

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