水のコラム

不快な悪臭を防ぐ!キッチンの下水のような匂いを予防する方法とは?

2021年11月24日  キッチンのお掃除


毎日清潔に保っているキッチンなのに、ふと下水のような悪臭を感じてゾッとした経験はありませんか?食べ物を扱うキッチンだからこそ、不快な悪臭を防ぎたいと思っている方は多いです。

キッチンの悪臭が気になる場合には、掃除の方法を見直す必要があるかもしれません。そこで、今回はキッチンの下水のような臭いの原因と改善方法、予防する方法についてお伝えします。

キッチンの嫌な匂いの原因とは?

キッチンが臭うのには、さまざまな原因が考えられます。キッチンで悪臭を感じる場合には、まずは原因を知りそれらがあなたのキッチンに当てはまるのかを確認することが大切です。

生ごみの処理が適切ではない

調理時に出る生ごみを捨てるために三角コーナーを設置している場合は、そのまま放置していることが原因になります。少しの量だから、まとめて捨てようと放置していると水や食べかすによって、雑菌が急激に増殖してしまうのです。

壁などに付着した油

炒め物や天ぷらなどで油を使うと、換気扇をつけていても壁や周辺に油が飛び散っています。油の飛び跳ねは意外にも広い範囲に見られそれらを拭き取らないでいると、油汚れが酸化し悪臭の原因となるのです。

排水口や排水管からの臭い

排水口には、食べ物のカスが溜まりやすいです。この食べ物のカスは、雑菌のエサとなり水分が豊富にあることで増殖する場所になります。こまめに掃除していない場合には、臭いの原因となります。

ただ、排水口は毎日綺麗にしているのに臭いが気になる場合は、排水管からの臭いの可能性があります。排水管からの臭いの場合は、カビが原因かもしれません。

シンク下からの臭い

キッチンのシンク下は、通気性が悪く湿気が溜まりやすい場所です。調理器具を洗ったあと拭かずにしまうことで、湿気が溜まりやすくなります。カビや雑菌が繁殖するとカビ臭い状態になるのです。

キッチン用品からの臭い

キッチンには、食器を洗うために使うスポンジや洗った食器を拭くための布巾、コンロ周りをきれいにするための手袋などさまざまなキッチン用品があります。とくにスポンジには、目に見えない雑菌が繁殖することがあります。スポンジは、汚れを落とし濡れたままにせずしっかり乾かす必要があるのです。

キッチンの嫌な匂いの改善方法

キッチンで嫌な臭いを感じる多くの原因は、雑菌の繁殖です。つまり雑菌が繁殖しない環境を、キッチンで実践することが大切になります。目に見える生ごみや汚れは、すぐに対策できるかと思いますが、目に見えない排水管についてはどうしたら良いのでしょうか。

排水管からの臭いをシャットアウトするには

臭いの原因と思われる排水管の汚れは、重曹とクエン酸で排水管の掃除を行うことで解消することができます。食べ物を扱う場所になるので、口に入れても安心なもので掃除ができるのは嬉しいですよね。

重曹100g、クエン酸50g、ブラシ(歯ブラシでも可)、ゴム手袋を用意します。排水口の蓋を取り排水管に直接重曹を入れその上からクエン酸をふりかけます。コップ1杯程度の量のぬるま湯かけ、5分放置します。

この時、熱湯を使用すると排水管の破損の原因となるので注意が必要です。外した蓋などのパーツを洗います。重曹とクエン酸を水で洗い流して部品を元に戻します。重曹とクエン酸さえあれば、ふりかけてしばらく放置し、洗い流すだけです。これを定期的に行うことで臭いが軽減すれば、臭いの原因は排水管だったことになります。

キッチンの下水のような匂いを予防する方法

キッチンで嫌な臭いの原因は、雑菌の繁殖によるものです。つまり、キッチンから下水のような悪臭を改善したあとは、雑菌の繁殖できない環境をキープすることが予防方法になります。

汚れは放置せずその日の内に掃除する

揚げ物をしたあとのコンロ周りは、油が飛び散り掃除するもの億劫になります。また、気づいていながら換気扇の汚れをきれいに出来ないでいる方もいるのではないでしょうか?汚れたら時間を置かずに掃除することは、時間も労力もかかりません。気づいた時にこまめに掃除することが大切です。

排水口や排水管をきれいに保つには

雑菌のエサとなる食べかすを排水管に流さないために、排水口に水きりネットを設置することも一つの方法です。また、雑菌によってヌメリが気になる場合には、ネットの中にアルミホイルを丸めて入れるだけでヌメリも改善できます。

ラーメンや鍋の汁をそのまま排水に流している場合も出来るだけ止めた方が良いでしょう。油は、冷やされると固まる性質があるため排水管の中に油分が溜まってしまう可能性があるのです。鍋は〆で汁を残さないように工夫し、ラーメンもはじめから汁を少なめに作るなどしてみましょう。

キッチンには水分と汚れを溜めないことが大切

キッチンから悪臭がでないようにするためには、こまめな掃除と水分や食べかすを残さないことが大切です。下水のような臭いは、雑菌やカビによるものが主な原因だと分かれば、予防策を実践して、清潔なキッチンを保ちましょう。

あらゆる対策をしても解決しない場合には、プロに任せてみるのも最終手段になります。

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