水のコラム

トイレのリフォームで注意したいポイントとは?

2019年07月30日  水のトラブル


ご自宅のトイレは、いつでも清潔に保っておきたい場所ですよね。便器が老朽化してきたり、汚れやニオイが気になるようになったりしたら、そろそろリフォームに取り組んでみてはいかがでしょうか?

今回は、トイレのリフォームで注意したいポイントについてご紹介します。トイレのリフォームを検討している方は、ご紹介した内容をぜひ参考にしてみてください。

便器選びのポイント

トイレのリフォームで特に重要なのが、便器の選び方です。まずは、ご自宅のトイレの床面積に合わせて、便器のサイズをご確認ください。便器の規格には、通常のレギュラーサイズと、大型のエロンゲートサイズの2種類があります。

近年では、コンパクトでかつ高性能な便器が販売されています。小型の便器は、設置したときトイレの空間に余裕が生まれやすく、床周りの掃除もしやすくなります。個室を広々と利用できるように、適切なサイズの便器を選びましょう。

また、便器の機能も重視するべきポイントです。ウォシュレットの機能はもちろん、便器の自動洗浄や自動リフトアップなどの機能もあると利便性が高まります。トイレ掃除の手間を省くことにもつながるため、ぜひ検討してみてください。

さらには、リフォームを機にタンクレストイレに変更するという選択肢もあります。タンクレストイレとは、水を溜めるタンクがない、通常よりもコンパクトなタイプの便器のこと。従来の便座と異なり手洗いがなくなりますが、高機能でスタイリッシュな点が魅力です。

最終的には、費用の面で比較検討を行います。高機能な便器ほどより高額になりますが、長く使い続けることが前提であれば、価格に納得できるかもしれません。その一方で、必要のない機能はできるだけ省くなど、予算に応じて調整をすると良いでしょう。

床材・壁材選びのポイント

トイレをリフォームするときは、床材と壁材のデザインを変えることで、雰囲気を一新できます。清潔感のあるトイレになるよう、お好みのものをお選びください。このとき、床材や壁材の見た目だけでなく、機能性も重視することをおすすめします。

トイレはご自宅の中でも臭気がこもりやすく、湿度が高くなりやすい部分です。床材を選ぶときは、汚れやニオイに強い素材を選びましょう。汚れ対策におすすめなのが、耐水性能のある床材です。床が水分を吸収して変色するのを防ぎ、かつ掃除をしやすくなります。また、耐アンモニア性能のある床材は、トイレのニオイ対策におすすめです。その反対に、水分に弱いフローリングはトイレの床材には適していません。

トイレの壁材についても、床材と同様に機能性で比較検討しましょう。一般的に、トイレの壁材にはビニールクロスが用いられることがほとんどです。水に強く、カラーバリエーションが豊富であるため、デザインにこだわりたい方にも向いています。また、水回りの壁材の定番であるタイルも、トイレの壁材としてよく選ばれています。近年では、防カビや消臭などの機能があるタイルも発売されており、お手入れも簡単にできるのが特徴です。

床材と壁材は、トイレの雰囲気を左右する重要な部分です。理想の雰囲気を演出でき、かつトイレの空間に必要な機能を備えた素材をお選びください。

費用や工事日数はどれくらい?

トイレのリフォームにかかる費用は、20~60万円が目安です。ただし、便座の交換程度の簡単なリフォームであれば、20万円以下でも施工が可能な場合があります。たとえば、従来の便座をより高機能なものに変えるのであれば、便座本体と設置工事を含めて5~10万円で対応できるかもしれません。

これに対して、一般的なトイレのリフォームでは、便器交換と内装工事を行います。便器本体の価格に幅があるだけでなく、オプションで手洗いカウンターの設置をはじめとした工事を行えば、費用に大きな差が出るでしょう。特に、タンクレストイレに変更する予定の方は、手洗いカウンターの設置が必要となる場合があります。

そんなトイレのリフォームに必要な日数についてですが、簡単なリフォームであれば半日~1日で作業が完了します。便器がリフォームに対応していない場合には、配管工事を行う関係で、工事日数が延びることもあるようです。ご自宅のリフォームにかかる具体的な日数については、専門業者に現地調査を依頼したうえでご確認ください。

工事中はご自宅のトイレを使用できなくなります。工事の内容にもよりますが、最短1日で工事が完了することもあるため、それほどご心配いただく必要はございません。まずは専門業者にお問い合わせいただくことをおすすめします。

まとめ

トイレのリフォームで注意したいポイントについてお伝えしました。リフォームをするときは、まず便器の選び方が大切です。また、トイレの内装を一新するのであれば、床材や壁材の機能性にも着目しましょう。新しいトイレをキレイに長く使い続けるためにも、ご紹介したポイントを押さえつつ、リフォームで理想のトイレに仕上げましょう。

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あいち水道職人(愛知水道職人) 0120-492-315

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