水のコラム
水道工事を業者に依頼する時の費用や選び方は?
水道工事を行う業者はたくさんあり、どこの業者に依頼すればいいのかわからないという方も多いでしょう。実際ホームページを見ても、どこを比較すればいいのか悩んでしまいます。
今回は、そんな水道工事を行う業者の費用や選び方について詳しく解説していくので、参考にしてみてください。
水道工事はどんなことをするのか?
そもそも水道工事とは、どんなことをするのかというと、大きく分類すると給水管引込工事と屋内配管工事の2種類があります。
給水管引込工事は公道の排水管から敷地内、または屋内の水道メーターボックスまで工事するものです。
内配管工事はメーターボックス、または第1止水栓より蛇口に至るまでの工事を行うことを指しています。
第1止水栓とは、水が蛇口から出るための元栓のことで、これを開閉することで水道が開通したり、閉鎖したりする役割があるのです。
給水管引込から屋内配管まで一貫して工事を行うことを給水装置工事と呼び、建物の内外で使われる給水管、または給水の用具を給水装置と呼んでいます。水道工事で重要になるのは、給水方式です。
その給水方式には主に3種類あり、排水管から直接パイプに給水する直結式給水方式、受水槽から水を貯めて給水する方式を受水槽式給水方式、受水槽を経由せずにパイプで水圧を高めてから給水する方式を中高層直結式給水方式と言われています。
水道工事は、この給水方式を適切な建物に使用するように行われていて、家庭に送られる大切な生活用水を流すために重要な役割を持っているのが特徴です。
水道工事の種類
家庭に家庭用水を届けるための水道工事には、いくつか種類があり、公道の排水管から宅地や敷地のメーターボックスまで工事を行う公道工事もその一つです。
そこから新しく排水管からメーターボックスまでの給水装置を付ける工事を新設工事といい、水道管の種類を変更したり、給水装置の原型を変更することを改造工事といいます。
他にも破損箇所を修理する修繕工事、排水管や給水装置の分岐する部分を撤去する撤去工事などがあるので、分類は多岐にわたるのが特徴です。
こういった水道工事は「指定給水装置工事事業者」に依頼して行われるので、専門的な知識や技術を有している方が作業をすることから、安全な工事を実現してくれます。
水道工事の費用相場
水道工事は指定業者が作業を行うため、平均的な金額で行ってくれます。地方や環境によって微妙に費用相場は異なりますが、基本的には金額の差異はほとんどないのが特徴です。
水道工事の費用相場は、リフォーム会社のデータによると5千円~1万円が35%、1万円~3万円が15%、3万円~5万円が20%という結果になっています。
そのため、一般的な水道工事の費用相場は5千円~3万円前後と考えていいでしょう。
その中でも蛇口や水栓の交換についての相場は、浴槽水栓が1万5千円~3万5千円、洗面台水栓は2万円~4万円、キッチン水栓は2万円~4万円程度かかると言われています。
指定業者は平均的な金額を設定していることが多いので、全国的にこの相場を参考にしてもらえればいいでしょう。
水道工事の業者の選び方
水道工事の業者を選ぶのであれば、水道局から認定されている指定業者を選ぶようにしましょう。指定業者は講習会や資格試験を受けて、関係する官庁に申請を行った後に、一定以上の技量を有すると認められた業者だけが選ばれるため、それだけで十分な信頼がある証明になります。
また指定業者に選ばれる条件として、専属の水道設備責任技術者が在籍していて、水道設備工事を施工するために必要な機材を持っていることが前提なので、依頼しても安心して任せることができるでしょう。
水道工事のスペシャリストといえる指定業者は、どの業者でも認定される訳ではありません。実績や経験のある選ばれた業者だけが認められるので、水道工事を依頼する場合は、インターネットで指定業者であるかを確認してから決めましょう。
まとめ
水道工事には、様々な種類があり、信頼できる水道工事の業者を選択したいのであれば、指定業者を選ぶのがおすすめです。
また費用相場も、指定業者であれば平均的な金額で設定しているので、今回の相場額を確認してもらえれば、大体の目安は付けられるでしょう。
中には電話口で話をした見積もり金額よりも、高額な請求をしてくる業者もいますが、指定業者は水道局から認定されていることからも、信用できる業者であるといえます。
どこの業者に水道工事を依頼しようかと、迷っている方がいれば、ぜひ指定業者である水道職人にご連絡ください。
お電話で適切な見積もりを算出させて頂き、早期解決のために尽力させて頂きます。水道工事は専門的な知識や技術が必要な工事なので、依頼するのであれば信頼できる業者が一番です。
簡単なご相談のお電話でもいいので、水道工事について聞きたいことがあれば、水道職人に気軽にお声がけください。