水のコラム

キッチンの排水管がつまったときの対処法

2018年11月29日  つまりのトラブル


料理しているとき、「排水口の臭いが気になる・・・」と思った経験はないでしょうか? 
水回りトラブルや臭いを防ぐ構造を持つキッチンパイプも、お手入れを怠ればたまった油汚れでつまりの原因になることも。

毎日気持ちよくキッチンを使うためにも、以下でご紹介するつまりの原因と対策を知り、便利なグッズを使いながらお掃除してください。

キッチンの排水管がつまる主な原因

多くのご家庭の排水口は、固形物を入り口でとめる「カバー」、なかの「ゴミ受け皿」、排水管から立ち込める嫌な臭いをシャットアウトする「排水トラップ」で構成されています。
この構造があったとしても、食材や油が排水管に入り込まないとも限らないため注意が必要です。

・食材などがつまる
食材などの固形物をブロックするのは、カバー下のゴミ受け皿の役目です。
じゃがいもやニンジンの皮があやまって排水口に落ちたとしても受け皿があれば基本、なかに流れ込むことはありません。しかし、受け皿が正しい位置にセットされていないなどイレギュラーなケースでゴミが流れ込み、つまりの原因になることがあります。
また、キッチンシンクを洗う際にゴミ受け皿や排水トラップを取り外すと、口をふさぐものがなくなるためゴミが落ちやすくなります。キッチンを使っていてゴミ受けの部分が臭う場合は、排水管に食材カスなどがたまってカビが発生している証拠かもしれません。

・油が詰まる
食後の皿や鍋道具、フライパンには微量ながら油が染みついています。
キッチンで食器を洗えば、汚れと一緒に油も排水管に流しているわけです。つまり、日常的に排水管の内側に油成分が浸透する状態。徐々に固くなってそのまま放置すると、頑固な油汚れに化けてしまいます。

排水官にまとわりついた油成分は、急激に堆積されるものではありません。少しずつ比重を占めるようになり、いつのまにか「水の流れが悪くなっていた」という事態に。いつもと違うコンディションを感じたら、はやめの対処が大切です。

基本的な排水管のメンテナンス方法

こまめにお手入れさえしていれば、いきなりのつまりで困ることもありません。できるだけ掃除の負担を軽くするためにも、排水口ネットなどの便利な道具をうまく活用しましょう。

・排水回りをきれいにお掃除
排水口に入り込んだ食べカスや排水トラップに付着した油を取り除くためにも、定期的に掃除しましょう。その際はカバー、ゴミ受け皿、ワントラップまですべて外します。洗う際はスポンジを使い、ヌルヌルした部分がなくなるまで磨きましょう。
カゴの目は、歯ブラシなどを使うと細かい汚れまで落とせます。その際、歯ブラシを排水管のなかに落とさないように気をつけることも大切です。

また、重曹クリーナーとお酢を排水管のなかへかけると、汚れが比較的落ちやすくなります。最後に、仕上げとしてお湯を注ぎましょう。お湯といっても熱すぎるお湯は、排水管を破損する原因になってしまいます。適温は60℃と言われているので、温度を調整してから排水管に流すようにしてください。

・取り外し簡単なネットを活用
排水口のお手入れは、頑固な汚れと嫌な臭いとの戦いです。できれば手軽にさらっとすませたいところでしょう。それを可能にしてくれるのが、ゴミ受け皿に取り付ける排水口ネット。これひとつで、カゴの目を通り抜けやすい小さなゴミや食材のカスなどもブロックしてくれます。たまったゴミを取り除く際も、ネットにかかったものをまとめて捨てるだけです。

この製品は100円ショップやホームセンターなどで手軽に購入できます。ただし、ゴミ受け皿の大きさと形状に合うタイプを選ばないと使えないため、サイズの確認は忘れないでください。

頑固なつまりに効果的な便利グッズ

以下でご紹介するグッズは、排水管つまりのリスクをさらに軽減してくれるのでおすすめです。

・パイプクリーナー
つまりを解消してくれる心強いアイテムが、おなじみパイプクリーナーです。
「水の流れが悪くなったな」と思ったら黄色いジャケットの製品を思い浮かべる人も多いでしょう。塩素と水酸化ナトリウム配合の強力な成分で、排水管の内側にはびこる頑固な油汚れを洗い落とします。

1週間に1回程度流すと、臭いもつきにくくなり、お手入れも楽になるでしょう。

・ワイヤー式パイプクリーナー
ハンドルとワイヤー、らせん状のヘッドを使って排水管の内側にこびりついた汚れ・ゴミなどを除去するアイテムです。

パイプの奥まで進入して細かい汚れを落としたいときに便利なアイテムです。排水管のなかにワイヤーを奥まで突っ込み、ハンドルを回して引き上げます。その際、ぞうきんをワイヤーに巻き付けておくと、引き上げると同時に汚れが簡単に落ちていきます。

ワイヤー式パイプクリーナーにはブラシ付きのものや収納式タイプのものもあります。ハンドルの形状も販売元により異なるものの、使用方法に大きな違いはありません。

シンクの内部は目にみえないだけに、汚れがたまっても気づきにくいものです。
付着した油をそのままにすると排水管つまりの原因になるため、気がついたら掃除しましょう。排水口ネットの取りつけ、またはパイプクリーナーを使うとお手入れ時の苦労を半減できます。

ワイヤーやブラシを使ってパイプ内の汚れを取り除くグッズも市販されています。定期的な掃除を行なって水回りのトラブルを防ぎましょう。

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あいち水道職人(愛知水道職人) 0120-492-315

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