キッチンで大量発生するコバエにはこまめな掃除が必要不可欠！

水のコラム

2020年07月29日キッチンのトラブル

夏場になり気温が上がってくると、コバエを見かける機会が増えます。とくに、食材を扱うことが多く、ごみ箱もあるキッチンでは大量のコバエに悩まされている方も多いでしょう。
今回は、キッチンで発生するコバエ対策についてご紹介します。

1 コバエの発生を防ぐにはキッチン回りを清潔にすることが大切！
2 発生したコバエを駆除するアイテム
3 あまりに大量発生するようならプロに相談も
4 まとめ

コバエの発生を防ぐにはキッチン回りを清潔にすることが大切！

キッチン回りは、食材を扱うことも多く水分も豊富なため、コバエには絶好の環境といえます。コバエを防ぐためには、キッチン回りを清潔に保つことが大切です。こちらでは、コバエ対策となる水回りの掃除のポイントを解説します。

・窓を閉めて外からコバエが侵入するのを防ぐ
コバエの侵入経路のひとつが自宅の窓です。キッチンは、換気のために窓が設置されていることも多く、家の外からコバエが侵入している可能性も考えられます。

万が一家の外に繁殖場所がある場合、家の中のコバエを駆除しても再び外から侵入され、新たな卵を産みつけてしまうかもしれません。バエの駆除作業を行う際は、キッチンの窓を閉めてから行ってください。また、家の外でコバエを頻繁に目撃する場合は、業者などへ連絡して完全に駆除してもらうまでキッチンの窓は開けないほうが良いでしょう。

・排水口の掃除を徹底する
コバエは水分や栄養分のある場所を好むため、キッチンの排水口回りは絶好の繁殖場所といえます。そこで、コバエの発生を防ぐには排水口の掃除を徹底することが大切です。キッチンの排水口は、市販の洗剤だけでなく、重曹とお酢でもきれいにできます。具体的には、以下の手順を参考にしてください。

1.排水口のカバーとごみ受けを外し、重曹と歯ブラシで丁寧に掃除する
2.排水溝内に重曹を振りかけ、上からお酢をかける
3.30分ほど放置し、お湯をかけて重曹とお酢を洗い流す

排水口の掃除は、週に2、3度行うのがおすすめです。頻度が高いように感じるかもしれませんが、水回りは使用する機会も多く、汚れやすいため週に2、3度行うのが良いでしょう。

・排水管の中を掃除する際は止水栓を閉じて作業する
キッチンでコバエが大量発生している場合、排水口回りではなく、排水管の奥で繁殖している可能性も考えられます。排水管を分解して中を洗浄することでコバエの発生を防げますが、水漏れなどが発生する可能性があるため、必ず止水栓を閉じた状態で作業を行いましょう。また、排水管の内部を自力で掃除するのが難しい場合は、水道修理業者へ任せるのが安心です。

・防虫シートや虫よけを設置するのも効果的
排水口を掃除してもコバエの発生がおさまらない場合、トイレ、洗面所などが侵入経路となっている可能性があります。思いあたる場所に防虫シートや虫よけを設置するのも効果的です。コバエが繁殖する原因となる卵まで駆除できるアイテムを選ぶのがおすすめです。

発生したコバエを駆除するアイテム

キッチンで発生したコバエを手っ取り早く駆除するには、市販のアイテムを駆使するのがおすすめです。ただし、商品のタイプごとに使用する場面が異なるため、適切に使い分ける必要があります。こちらでは、コバエの駆除アイテムを4つに分類したうえで、活躍するシーンをご紹介します。

・手軽にコバエを駆除するならスプレータイプ
コバエの駆除剤のなかでも、もっとも手っ取り早く効果が表れるのがスプレータイプです。トリガーを引くとスプレーが噴射され、薬剤が広範囲に散布されます。ホームセンターやスーパーなどで簡単に手に入り、価格も比較的安価に抑えられているため使用しやすいアイテムです。毎年必ずコバエを見かけるのであれば、自宅に1本は常備しておきましょう。

・最後のコバエを一網打尽する際は粘着タイプ
スプレータイプの駆除剤を使用し、コバエをほとんど見かけなくなったら、粘着タイプで最後の1匹まで一網打尽にするのがおすすめです。コバエが好む成分を使用しており、設置するだけで効果が期待できます。商品を丸ごと捨てるだけのため、コバエの死骸などを見る必要もありません。

・コバエの発生源がわかっているならムースや顆粒タイプ
キッチンの排水口や通気口など、コバエの発生源がわかっているのであれば、ムースや顆粒タイプも高い効果が期待できます。ムースタイプであれば、入り組んだ排水溝の奥まで駆除剤を浸透させることができます。

・コバエが大量発生しているなら煙タイプ
コバエの発生源がわからない場合や、大量発生しているケースでは、煙タイプの駆除剤が有効です。煙が広範囲に広がり、家中のコバエを退治できます。ただし、使用後はにおいが残るため、換気などが必要です。