水のコラム
エアコンからの水漏れは事故につながることも?3つの原因に合わせて対処しよう
エアコンで発生する代表的なトラブルのひとつが水漏れです。放置していると部屋が水浸しになってしまいますし、エアコンが故障する可能性もあります。今回は、エアコンから水漏れが発生する3つの原因や、それぞれの対処方法をご紹介します。
エアコンで水漏れしたときにまず行うべきこと
エアコンから水漏れが発生した場合、まずは原因を調査する必要があります。原因を調べる前に行うべきなのが、以下の2点です。
・コンセントを抜く
水漏れが発生した状態を放置していると、漏電する可能性があります。人体に対する影響はもちろん、火災の危険もあるため、まずはエアコンや周辺の電化製品のコンセントを抜きましょう。
・床にバケツを置く
エアコンからの水漏れを放置していると、アパートやマンションなどの集合住宅では階下へ水漏れする可能性があります。また、床材や他の家財へ浸水することも考えられるため、バケツを置いて被害を最小限に抑えましょう。バケツで被害を食い止めるのが難しい場合は、ビニールシートを敷くなどして対応してください。
エアコンの水漏れで考えられる原因
エアコンから水漏れが発生した場合、主に考えられる原因は3つです。どのような過程で水漏れするのか解説します。
・ドレンホースのつまり
エアコンから水漏れが生じたとき、まずは部屋の外に設置された室外機を確認します。室外機から伸びているドレンホースから水がきちんと排水されているかチェックしましょう。ドレンホースとは、エアコンの室内機で生じた水を室外に排出させる蛇腹状のホースのことです。
エアコンの水漏れの原因は、多くがドレンホースのつまりにあります。室外機は外に設置されているため、ほこりや落ち葉などがつまってしまい、本来排出されるべき水が室内へ逆流してしまうのです。
・フィンの結露
フィンとはエアコンのフィルターの奥に設置されたパーツで、エアコン内の空気の温度を調整する役割を担っています。通常の使用方法でもフィンには結露が生じますが、極端に冷えると大量に結露が発生し、ドレンホースの排水が間に合わなくなり水漏れが生じてしまうのです。
・ドレンパンの汚れの蓄積
ドレンパンとは、フィンで発生した結露などの水分を排出するまで溜めておくためのパーツです。エアコン内で発生した水はドレンパンに溜まり、ドレンホースを通って外に排出されます。ただ、ドレンパンが汚れてしまうと、溜まった水が上手に排出されず、水漏れしてしまうのです。
エアコンから水漏れした場合の解消方法
エアコンから水漏れが生じた場合は、原因に応じた対処方法が必要です。以下では、3つの原因別に水漏れの解消方法をご紹介します。
・ドレンホースのつまりの解消
ドレンホースが原因となっている場合は、つまりを解消することが大切です。ほこりやゴミなどのつまりは、掃除機を使用して吸い出す方法が効果的です。ただし、ホース内に水が残っている可能性があるため、掃除機内に水が入って故障の原因とならないよう注意してください。
・フィンをきれいにする
水漏れの原因がフィンにある場合は、フィンをきれいに掃除しましょう。エアコンカバーとフィルターを取り外してから、掃除機でフィン全体のほこりを吸います。その後、エアコンのフィン専用クリーナーを吹きつけ、10分ほど放置してきれいにしましょう。フィンに残ったほこりも結露の原因となるため、隅々までお手入れすることが大切です。
・ドレンパンの汚れを落とす
水漏れの原因がドレンパンにある場合は、汚れを落とすことで解消できます。しかし、基本的にドレンパンの掃除を自分で行うのは簡単ではありません。エアコンのクリーニング業者に依頼してきれいにしてもらうのが効果的です。ドレンパンを適切な手順で分解して掃除してくれます。
自分で対処できない場合は水道修理業者に連絡を
エアコンの水漏れは、原因がわかっていれば自分で対応できるケースもあります。しかし、ドレンパンに原因がある場合や、水漏れしている箇所がわからない場合などは、自分で対応するとかえって事態を悪化させる可能性があります。
自分で対処するのが難しいと感じたら、水道修理業者に任せるのが安心です。原因の追究はもちろん、部品の交換や掃除まで行ってくれます。迅速に対応することで二次的な被害を最小限に抑え、かえって修理費用を安く抑えられる可能性もあります。
まとめ
水漏れといえばキッチンやトイレなどで発生するイメージですが、夏場や冬場に使用機会が増えるエアコンも水漏れする可能性があります。万が一に備えて対処方法を理解しておくと安心です。
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