水のコラム

台所のしつこい黒ずみや汚れを撃退!自力でできる掃除方法

2021年05月14日  キッチンのメンテナンス

毎日使うキッチンには汚れがたくさんたまりがちです。白く残って取りにくい水垢、ヌメリや臭い、隙間の黒ずみなどなど、ほうっておくとなかなか取れない汚れになってしまいます。ここでは、気になる汚れの集中掃除から毎日の掃除方法、汚れの予防方法まで、自力でできるDIYを中心にまとめました。

キッチンに多く発生する汚れとその原因

キッチンの汚れは主に酸性の汚れとアルカリ性の汚れが、さまざまに混ざっています。酸性の汚れにはアルカリ性の洗剤、アルカリ性の汚れには酸性の洗剤を使用すると、効率よくきれいにできます。まずはそれぞれの汚れの原因を知り、それに合った対処法を考えましょう。

・水垢
キッチンのシンク周りに白くこびり付いている水垢の原因は、水道水に含まれているミネラル分が洗剤の石鹸カスと結びついたものになります。ミネラル分はアルカリ性の性質を持つためクエン酸の入った洗剤が有効ですが、石鹸カスは酸性の汚れとなりますので重曹を使用しましょう。両方の性質を持つ汚れが混ざっていますので、

・ヌメリ
キッチンの排水口に多く発生するヌメリの原因は、カビや雑菌です。特に湿気が増える梅雨や気温が上がる夏の前に、しっかり掃除したいものです。カビや雑菌が原因ですので、ハイターなどの塩素系漂白剤できれいになります。

・黒ずみ
排水口の溝やゴミ受け・トラップに発生する黒ずみの原因は、カビです。こちらもヌメリと同じで、湿気があるとどんどん増えていきます。ヌメリと一緒に塩素系洗剤で一気に掃除してしまうことをお勧めします。

白い水垢をしっかり取る掃除方法

水道水に含まれるミネラル分と、石鹸カス、両方に効果的な洗剤を使って掃除しましょう。まず水道水に含まれるミネラル分による汚れを落とす方法ですが、酢やクエン酸を使用します。酢と水を1:2の割合で混ぜるか、水100mlとクエン酸小さじ2分の1杯を混ぜ、それぞれ水垢にスプレーします。1~2時間程度時間をおいてから、スポンジでこするとすっきり落とせるでしょう。

石鹸カスによる白い水垢には、重曹を使用します。重曹をそのままスポンジにまぶすか、水に溶かしたものをスポンジにつけ、こすり洗いをします。これでどちらの水垢でもすっきりきれいに落とせるでしょう。

しつこいヌメリをすっきりする掃除方法

ヌメリは、三角コーナーや排水口のゴミ受けなど、ゴミが溜まりやすく風通しの悪いところに発生します。まず中性洗剤で排水口からゴミ受け、トラップまできれいに洗いましょう。そして、塩素系漂白剤を満遍なくスプレーしてください。5分ほど放置したら、しっかり水ですすぎ残った汚れをスポンジで落として完了です。

食品を扱うところに塩素系漂白剤を使いたくない、小さい子どもがいて心配という方は、重要とクエン酸を使ってみましょう。重曹200mlとクエン酸100mlをそれぞれ準備し、まず排水口に重曹を振り入れてください。1時間ほどおいてから水を流し、次にクエン酸をゆっくり流します。さらに30分ほどおき、水を流して完了です。

なかなか落ちない黒ずみを消す掃除方法

ヌメリ汚れもカビもしっかり落とすためには、塩素系洗剤が有効です。頑固な黒ずみであればあるほど、塩素系漂白剤でカビの元から根こそぎ除去したほうがよいでしょう。掃除方法としては前述のヌメリとほぼ同じです。中性洗剤でシンクや排水口までしっかり洗った後に、塩素系洗剤を満遍なくスプレーしていき、5分ほどおいたらしっかり洗い流します。もし汚れが頑固なときは、10分ほど長めにおいてから流してください。

また、ヌメリ対策で重曹とクエン酸を使った後に、仕上げに塩素系洗剤を使おうという場合には注意してください。重曹とクエン酸が残ったまま塩素系洗剤を使用してしまうと、有毒ガスが発生し大変危険です。しっかり水を流して洗い流すか、日を改めて塩素系洗剤での掃除をやりましょう。

きれいな状態を長持ちさせるためには?簡単予防法

大掃除で汚れをごっそり取るのも気持ちが良いですが、やはり日頃から汚れを予防することが一番です。そのためには、ゴミを溜めない・雑菌を増やさないなどの毎日の掃除が大切です。また、シンク周りをきれいにしていても、さらに奥の排水管の汚れも詰まりの原因になります。毎日少しずつできることや、定期的にやっておくべきお掃除をまとめました。

・除菌スプレー仕上げで、雑菌を増やさない
毎日小まめに掃除し清潔に保つことが、水回りトラブルの回避になります。一日の最後にゴミや油汚れを取り、さっと掃除をしましょう。特に油汚れなどが残っているとそこから雑菌が繁殖し汚れの原因になります。

そんなしつこい油汚れにはセスキ炭酸ソーダが有効です。主に油分を溶かしてくれるため、水回りだけでなく、コンロやレンジまわりの像時にもピッタリです。使い方は、セスキ炭酸ソーダを水に溶かし、スプレーボトルに入れキッチン周りにスプレーします。しばらくたつと油が浮いてきますので、しっかり洗い流すかキッチンペーパーで拭き取りましょう。油汚れを落とし雑菌が繁殖を抑えてくれるため、きれいが長持ちします。

・定期的にパイプクリーナーで掃除する
排水口より先の排水管の汚れまでは、なかなか掃除できません。そんなときは、パイプクリーナーを使用しましょう。定期的に行うことで、排水管にたまった汚れまですっきり落とし、詰まりなどの水回りトラブルの予防ができます。市販の薬剤でもOKですが、しっかり掃除したいときには水回りの専門家によるクリーニングをおすすめします。

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