水のコラム
トイレで使用する水道料金を節水したいときは
目次
トイレで使用する水道量はわかりにくい?
毎日使用するトイレで、水道使用量を節水させたいと思ったことがある人は多いのではないでしょうか。
とくに世帯人数が多く、毎月の光熱費を見直したいと考えたとき、水道代が節約したいものです。
トイレは節水の仕方がわかりにくく、一度にどのくらいの使用量なのかを考えると、自分では直接節水しにくい場所であるとも言えます。
必要な使用量を知り、節水することで水道料金も節約していきましょう。
ご家庭でできる節水の方法や、DIYもできるところもあるでしょう。
また、その際にトイレのタンクに破損や水漏れなど修理が必要なところがないかなども確認していくと、余分な水道料金を節約していくことが可能となります。
一回の使用でどのくらい水道は使われている?
まずは水道料金の計算方法をみてみましょう。
水道料金は、使用している水道メーターの口径に応じて決まる基本料金に、使用量に応じた従量料金を加え、消費税を加算したものとなります。
(基本料金+使用料金)×消費税=水道料金
円未満は切り捨てになり、また、下水道使用料についてはお住まいの地域によって異なりますので、市役所、町役場の下水道課してください。
従来一般的なトイレタンクでは、1回あたり水道使用量は約6L~8Lです。
しかし最近では、節水機能に優れたトイレタンクも多く販売されていますので、ご家庭のトイレ水道使用量を一度確認してみてください。
世帯人数が多いと、一日の使用料も増えていきます。
そのため、節約すると上下水道料金に大きく影響してくる可能性があり、ちょっとしたことで毎月の水道料金を大幅に節約できるかもしれません。
自分でできる節水方法は?
・まずは、レバーを使い分けてみましょう
トイレ使用の際に「大」「小」のレバーがあるのがわかります。
「大」と「小」は約2~3L水道量に差があるため、レバーを使い分けるだけでも、ずいぶん節制ができるのです。
メーカーにとって異なるものの、「小」レバーでもトイレットペーパーが約2~3mは流れるものが多く、小用であれば十分「小」レバーで使用可能であることも分かっています。
・何度も流したりしないようにしましょう
トイレを使用するときに、音が気になって余分に水を流すことはありませんか。
流す量の倍以上の水が、一度で必要以上に流れていることもありますので、音姫などを使用し、できるだけ無駄に水を流さないようにしてみましょう。
・トイレタンクにペットボトルを置き、流す水の量を減らすこともできます
これはタンクに水を入れたペットボトルを置き、タンク内の水の量を多くすることで節水する効果があるというものです。
一時期、テレビなどでトイレの節水方法として紹介されていましたので、ご存じの方多いかもしれません。
しかし、この方法にはいくつかの注意点があります。
ペットボトルをタンク内に設置すると、流す水の量が少なくなるため、排泄物が十分に流れていかず、つまりの原因になることがあります。
さらに、タンク内の部品にペットボトルがぶつかり、部品が正常に作動しなくなる恐れもあるのです。
上記の故障が発生すると、専門家による修理が必要になる可能性もありますので、注意しましょう。
どうしても設置を望む場合は、ペットボトルの量を小さなものにしておくか、きちんと固定させて部品に影響させないようにするなど、故障の原因にならないかを確認したうえで行われることをおすすめいたします。
・最後に、水漏れなどの故障箇所がないかどうか確認してみましょう
あまり使用していないのになぜか水道料金が高い気がする、もしくは使っていないときにトイレから水の流れるような音がする場合は、破損箇所があり、故障している可能性があります。
その部分を確認して、水が正しく流れているかを見てみましょう。
トイレを最新のものに変えることも検討してみてもよいかもしれません。
トイレの機能は日々進化しており、節水機能が非常に向上したトイレもたくさん販売されています。
ご自宅のトイレが従来のもので、水道量が気になるのであれば、新しいものに変えられることで、トイレの節水を実現できることもあります。
自宅でできるDIYは?
ホームセンターなどに行くと、トイレの節水グッズを見つけられます。
中でも、どのメーカーのタンクでも使用できて取り付けが比較的簡単にできる節水リングがあります。
これは、タンク内フロートバブルと呼ばれる部分にステンレス製のリングを乗せて使い、フロートバブルを元の位置に戻す作用があります。
フロートバブルが上がったままになると、何時間も水が流れっぱなしになるため、それを防ぐ働きがあります。
毎日使うところだからこそ、水の節約を
トイレは毎日使用するところですが、あまり節水に関心が行き届きにくい場所でもあります。
ですが、ほんの少し気を付けることで、節約の効果は大きく、水道代を見るのが楽しみになるかもしれませんので、気になったところがあれば、ぜひ試してみてください。
それでも節水できないときはあいち水道職人まで
自分でDIYするのは不安、または相談したいけどどうしたらよいかわからない場合は、あいち水道職人までお気軽にご連絡ください。
あいち水道職人では、名古屋市、豊田市、稲沢市、瀬戸市、半田市、東海市をはじめ、愛知県内全域でご相談を承っています。
トイレをはじめ、お風呂、キッチンや洗面所などの水回りのご相談がありましたら、ぜひお気軽にぜひご連絡ください。