水のコラム

蛇口に付着する青サビとは?発生の原因や落とし方を紹介

2022年04月02日  水回り

蛇口に青サビが付着して、「どのように落とせばよいのかわからない」とお困りではないでしょうか。
青サビによる汚れは見た目が悪くなるほか、放置すると青サビが広がり、蛇口から水が出にくくなるといったトラブルに発展しかねないため、早めに対処することが大切です。

そこで本記事では、青サビが発生する原因や落とし方をお伝えします。
記事後半では、青サビの付着を予防する方法も解説していますので、あわせてご覧ください。

青サビとは?

青サビとは、銅や真ちゅうなどの金属が、空気中の水分と塩分に反応して発生するサビのことで、“緑青(ろくしょう)”ともよばれています。
放置した場合、金属の腐食が進んでもろくなり、蛇口から水が出にくくなるほか、金具が変色するおそれがあるため、早めの対処が重要です。

青サビは、かつて人体にとって有毒であると考えられていましたが、現在では長年の研究によって、通常使用の範囲では無害とされています。
よって、青サビが人体に悪影響を及ぼす可能性は低いでしょう。

青サビが発生する原因

青サビはほとんどの場合、洗面所や浴室といった“水分と湿気が多い環境”で発生します。

主な原因は金属の劣化ですが、水道水に含まれる塩素も関係しています。
しかし、塩素単体で青サビが発生するわけではありません。
水に溶けた塩素が酸化力の強い次亜塩素酸となり、蛇口の金属を少しずつ酸化させることで発生するのです。

また、水回りには青サビ以外のサビも見られる場合があります。

水回りに発生するほかの種類のサビ

キッチンや洗面所、浴室といった水回りには青サビ以外にも、“黒サビ”や“赤サビ”が発生します。

青サビ以外のサビの種類

  • 黒サビ:塩素系漂白剤の使用やサビの発生を抑える保護膜が剥がれることが原因で、一般的にキッチンのシンクに発生する
  • 赤サビ:水分と空気中の酸素が金属に反応することが原因で、蛇口やシンクにできやすい

どちらのサビもそのまま放置すると腐食が進行し、雑菌の繁殖や蛇口からの水漏れといったトラブルを引き起こす可能性があるため、すぐに対処しましょう。
黒サビは重曹、赤サビはクエン酸を使用することでキレイに落としやすくなります。

蛇口の青サビは放っておいてもよい?

蛇口の青サビ自体は人体には無害といわれています。そのため、無理に除去する必要はないと思う方もいるでしょう。しかし、放置してしまうと青サビはどんどん広がってしまいます。

広がった青サビが蛇口を次第に覆ってしまうと、水が出にくくなったり、水の通り道が細くなって水が勢いよく出てしまったりなどのトラブルにつながる恐れがあります。金具そのものが変色してしまうケースもあるので、きちんと除去した方がよいです。

蛇口の青サビを落とすには?

蛇口に付着した青サビは、次の道具を使用することで比較的簡単に落とせます。
程度によって青サビの落とし方は異なるので、ご自宅の青サビの状況を見て、適切に判断しましょう。
作業時には、メッキや塗装が剥がれるリスクを避けるため、やさしい力で行うことが重要です。
それでは、以下で蛇口の青サビを除去する方法を確認していきましょう。蛇口の青サビを除去する方法

  • 塩と酢を使用する
  • 重曹を使用する
  • クエン酸を使用する
  • 青サビ専用洗剤を使用する
  • 研磨剤を使用する

塩と酢を使用する

蛇口に点状の青サビが付着している場合は、ご自宅にある塩と酢を使用すると効果的に落とせます。
必要な道具を準備したら、次の手順で作業しましょう。

用意するもの

  • 塩と酢
  • 歯ブラシ
  • タオル(2枚)
  • 中性洗剤

手順

  • ①塩と酢を1:1の割合で混ぜる
  • ②歯ブラシに①をつけ、青サビが付着している部分をやさしく磨く
  • ③磨き終わったら、蛇口をタオルで水拭きする
  • ④酢のニオイが気になる場合は中性洗剤で洗い流す
  • ⑤青サビが落ちたら、蛇口に水分が残らないように、乾いたタオルでしっかりと拭く

もし一度で青サビが落ちなかった場合は、②と③を繰り返し行います。
歯ブラシを使用する際は、メッキや塗装が剥がれないようにやさしく擦ることを心がけましょう。
また、酢に含まれているクエン酸が蛇口に残っていると白く変色するため、しっかりと拭き取ることが大切です。

重曹を使用する

軽度の青サビには、重曹を使用する方法も効果的です。
以下のものを用意し、手順に従うことで簡単にキレイにできます。

用意するもの

  • 重曹
  • 歯ブラシ
  • タオル(2枚)

手順

  • ①水と重曹を1:2の割合で混ぜる
  • ②歯ブラシに①をつけ、青サビが付着している部分をやさしく磨く
  • ③磨き終わったら、蛇口をタオルで水拭きする
  • ④青サビが落ちたら、蛇口に水分が残らないように、乾いたタオルでしっかりと拭く

一度で落ちない場合は、②と③を繰り返してください。
また、長時間ブラッシングしつづけると、蛇口のメッキや塗装を傷めてしまう可能性があるので、時間は2分程度に留めましょう。

クエン酸を使用する

研磨による傷を避けるためには、クエン酸がおすすめです。
クエン酸を用いて軽度の青サビを落とす場合は、以下の道具を用意し、適切な手順で作業しましょう。

用意するもの

  • クエン酸
  • キッチンペーパー
  • ラップ
  • タオル(2枚)

手順

  • ①水100mLにクエン酸(粉末)小さじ1/2を混ぜる
  • ②青サビが発生している部分に、①で作ったものを含ませたキッチンペーパーを貼りつける
  • ③貼りつけたキッチンペーパーの上から、ラップを巻いて30分程度放置する
  • ④30分程度経過したら、キッチンペーパーとラップを外し、タオルで水拭きする
  • ⑤青サビが落ちたら、蛇口に水分が残らないように、乾いたタオルでしっかりと拭く

キッチンペーパーとラップを長時間貼りつけた状態で放置すると、メッキや塗装が剥がれる可能性があるので、30分程度で外すことが大切です。
また、クエン酸も先ほどの酢と同じく、蛇口に残ると白く変色するおそれがあるため、しっかりと拭き取ってください。

青サビ専用洗剤を使用する

ここまでの方法を試しても青サビを落とせない場合は、青サビ専用洗剤が効果的です。
次のものを用意し、手順通りに作業することで青サビを落としやすくなります。

用意するもの

  • 青サビ専用洗剤
  • やわらかいスポンジまたは歯ブラシ
  • タオル(2枚)

手順

  • ①スポンジに青サビ専用洗剤をつけ、青サビが付着している箇所をやさしく磨く
  • ②磨き終わったら、蛇口をタオルで水拭きする
  • ③青サビが落ちたら、蛇口に水分が残らないように、乾いたタオルでしっかりと拭く

青サビ専用洗剤は、強力な薬剤を使用していることがあるため、必ずゴム手袋を装着して作業しましょう。
また、作業する前に、パッケージラベルに記載された“使用上の注意”に目を通すことも重要です。
青サビ専用洗剤で作業する場合も、スポンジで強く擦るとメッキや塗装が剥がれるおそれがあるため、力を入れ過ぎないようにご注意ください。

青サビ専用洗剤はドラッグストアやホームセンター、オンラインストアで手軽に購入できます。

研磨剤を使用する

頑固な青サビには、研磨剤を使用しましょう。
なお、研磨剤で作業すると蛇口のメッキが剥がれる可能性があるため、この方法は最終手段と捉えてください。
研磨剤を用いて青サビを落とす際に必要なものと、手順は以下の通りです。

用意するもの

  • 研磨剤
  • やわらかいスポンジ
  • タオル(2枚)

手順

  • ①スポンジに研磨剤をつけ、青サビが付着している部分をやさしく磨く
  • ②磨き終わったら、蛇口をタオルで水拭きする
  • ③青サビが落ちたら、蛇口に水分が残らないように、乾いたタオルでしっかりと拭く

研磨剤を選ぶ際は、蛇口が傷つきにくいクリームタイプがおすすめです。
蛇口を磨く際はやわらかいスポンジを使用し、力を入れ過ぎないように意識することで、傷がつくのを抑えられます。

蛇口の青サビ予防法

蛇口回りには常に水分があるため、青サビの発生を防ぐのは容易ではありません。しかし日頃のちょっとしたことで、予防につながります。できることから始めてみてはいかがでしょうか。
蛇口の青サビを予防する方法

  • こまめに手入れする
  • 蛇口の使用後は周りを乾燥させる

こまめに手入れする

こまめなお手入れはさまざまな場面で効果を発揮します。青サビ予防も同様で、こまめなお手入れは、青サビ予防に欠かすことはできません。青サビは水分がある部分にできやすくなります。そのためできる限り水分を除去することが、青サビ予防につながります。
蛇口を使った後はできるだけ、蛇口回りの水分をタオルなどで拭き取るようにしましょう。最初は負担になるかもしれませんが、習慣になってしまえば、負担に感じることなく自然な流れで行えるようになることでしょう。

またひとつの方法として、水回り用の撥水コーティング剤を利用するのもおすすめです。撥水コーティング剤を塗っておくことで、水をはじいて素早く乾く効果が期待できます。乾いた状態が維持できれば、青サビは付きにくくなります。

蛇口の使用後は周りを乾燥させる

蛇口から水を出したあとは、ティッシュやタオルで、蛇口に付着した水滴をしっかりと拭き取ることが大切です。
なぜなら、青サビは水気がある部分に発生しやすいためです。

特に洗面所や浴室など湿気が多い場所は、蛇口の水滴をこまめに拭き、乾燥させるために換気しましょう。
こうすることで、蛇口に青サビが発生するのを長期的に防げます。

蛇口を交換するのはアリ?

上記の作業を一通り試しても青サビを除去できない場合は、蛇口の交換をご検討ください。

青サビが除去できない理由には、蛇口の経年劣化が考えられます。
蛇口の寿命は一般的に10~15年程度といわれており、このまま放置すると水漏れを引き起こす可能性があります。

そのため、現在の蛇口を10年以上使用している場合は、蛇口本体の交換も視野に入れておきましょう。

蛇口の青サビでお困りならあいち水道職人にお任せ!

青サビを放置すると、蛇口から水が出にくくなるほかに、金具が変色するおそれがあるため、早めの対処が重要です。
蛇口に付着した青サビは、重曹やクエン酸、青サビ専用洗剤などを使用することでキレイに落とせます。
なお、青サビが落ちない場合は蛇口を交換するのも一つの方法です。
しかし蛇口の交換は難しく、慣れない方が行うと思わぬトラブルにつながる可能性があるため、水道修理業者に依頼するのが安心です。

青サビを落とせずにお困りの方は、あいち水道職人にお問い合わせください。
経験豊富なスタッフが、迅速かつ丁寧な作業でトラブルを解決します。

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あいち水道職人(愛知水道職人) 0120-492-315

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