水のコラム

風呂場のリフォームにかかる費用は?部分ごとに解説

2022年05月31日  お風呂


風呂場をリフォームしようと考えるきっかけは、風呂場が経年劣化にて傷んできた場合が最も多いです。

5年や6年でなく少なくても15年、20年ほどでバスタブも傷んでくるので、水漏れや故障などトラブルが度々発生して、新しい風呂に変えたいとリフォームに踏み切ります。

そんな風呂場のリフォームには、どれだけ費用が必要なのでしょう。今回は、風呂場のリフォームの費用について解説します。

風呂場のリフォームでできること

せっかくの風呂場のリフォームですから、風呂に入るのが楽しくなる風呂場にリフォームしたいですよね。

ここでは、風呂場のリフォームを行なう際に、あると便利で風呂が楽しくなる機能を紹介します。

追い焚き機能
古い風呂場には、追い焚き機能がないケースが多いですが、新しくリフォームするなら、追い焚き機能は付けておきましょう。

特に家族の入浴時間がバラバラの場合は、この追い焚き機能が活躍してくれます。各人が入る度にお湯を適温に温めることができて経済的なので、追い焚き機能を付けるのは忘れないようにしましょう。

浴室暖房乾燥機
浴室暖房乾燥機は衣類を乾かすだけでなく、風呂場全体を乾かして湿気から守ってくれる役目もあります。

冬には暖房もできて、ヒートショックを防ぐこともできるので、浴室暖房乾燥機も外せません。

冬場の一番風呂は、冷えた風呂場に入るのが嫌な人もたくさんいますが、浴室暖房乾燥機があれば風呂場を温めてから入れるので、一番風呂でも寒くありません。

浴室用テレビ
風呂場にテレビがあると、「テレビが面白いから風呂は後でいいや」といって、番組後に家族でお風呂の順番争いが起きてしまうこともあります。

そんな時に風呂場にテレビがあれば、いつでも入れますしバスタブに浸かって見るテレビは、一味違うモノを感じてしまいます。予算に余裕があれば、テレビの設置も検討してみてはいかがでしょう。

ジェットバス
冷え性の方や、マッサージが好きな方はジェットバスを付けるのをおススメします。ジェットバスはマッサージ効果があり、血流やリンパの流れを整える効果が期待できます。

温浴効果があるので、温泉の元を入れたりしないで、ジェットバスで身体をポカポカにできます。特にマッサージが好きな方には、ジェットバスの水流を身体のツボに当てることで、リラクゼーション効果を得ることも可能です。

毎月マッサージに通っている方なら、そのマッサージ代でジェットバスを付けることができます。

握りバー
バスタブへの入り方は人それぞれですが、家族に高齢の方がいるなら、各所に手すりや握りバーを設置しておくと、安全にバスタブに入ることができますし、洗い場での転倒防止に役立ちます。

高齢でなくても、握りバーがあるだけで入浴が楽になるので、必要な場所に設置したい装置です。

風呂場のリフォーム費用目安

ここでは、風呂場のリフォーム費用について解説しましょう。あくまでも目安となってしまいますが、参考としてご覧ください。

リフォームの費用目安一覧(参考)
・ユニットバス全体の交換:50万円~150万円〔工期:4日前後〕
・在来工法からユニットバスへの変更:65万円~150万円〔工期:7日前後〕
・在来工法から在来工法の風呂場に変更:50万円~200万円〔工期:2週間~1ヵ月〕
・風呂場の移動・拡張:75万円~250万円〔工期:拡張1週間~1ヶ月・移動2週間~1ヶ月〕

部分的なリフォームの費用目安
風呂場全体でなく、部分的なリフォームを行なうこともあるでしょう。その際に参考となる部分的なリフォームの費用目安も、お伝えしておきましょう。

・手すりの設置:3万円~5万円〔工期:約1時間〕
・ドア交換:5万円~16万円〔工期:1日〕
・壁、天井、床など内装:10万円~30万円〔工期:1~2日〕
・バスタブの交換:10万円~55万円〔工期:1日〕
・給湯器の交換:10万円~40万円〔工期:1日〕

風呂場のリフォーム見積もりの内訳金額の目安
ではここで、風呂場のリフォーム全体の工事代金を含む、内訳の費用目安を紹介しておきましょう。

・ユニットバス料金:25万円~120万円
※グレードで費用の差が出ますが、中グレードで50万円前後、高いグレードでも80万円前後が目安となります。
・既存の風呂場の解体&撤去:3万円~13万円
・仮設(搬入出・養生)工事:1万円~3万円
・基礎工事:2万円~7万円
・給排水管工事:3万円~10万円
・電気工事:3万円~6万円
・ユニットバス組立:8万円~10万円
・入口ドア、袖壁などの修復:5万円~10万円
・補修費(不要な場合もある):2万円~15万円
・産廃処分費:2万円~3万円
・諸経費など:5万円~10万円
※工事費の5~15%が相場

以上が、風呂場をユニットバスにリフォームする際の工事費用一覧となります。これに加えて、既存の風呂場を解体した時に白アリが発生していれば、駆除費が加わりますし、排水関係に問題がある場合は別途費用が発生します。

お風呂の水漏れ修理は業者に依頼するのがおすすめ

経年劣化によって風呂場全体をリフォームするなら、あまり気にしなくてもいいのですが、全体をリフォームするほどではないけれど、風呂場内で水漏れがする場合は、プロの水道業者に依頼するようにしましょう。

自分で修理はできないのか?
風呂場の水漏れは、色んな場所で起きます。バスタブ・床や壁・混合水栓・シャワーヘッドやホース・給湯器などで、水漏れが起きてしまいます。

どの場所で水漏れしていても、原因の特定をするには素人では難しいケースがほとんどです。水漏れを修理するには、原因を特定しないと対処できないので、プロの水道業者に依頼して原因を特定してもらうと同時に、修理も行なってもらえば早くて安全、確実に水漏れ修理が完了します。

バスタブの水漏れは大きな工事が必要
バスタブからの水漏れが、バスタブのひび割れや給湯器とつながっている穴に原因がある場合は、多くがバスタブを交換する必要があります。

ユニットバスなので、交換することは可能ですがドアを外して搬入路を確保するなど、大きな工事が必要となります。プロの水道業者なら慣れているので、手際よく交換が完了します。

ヘタに触ると傷口を広げる結果となる
DIYに自信がある人でも、風呂場の水漏れ修理には専門の知識が必要です。

「恐らくここが原因だろう」と、安易に触ってしまうと、本当は正常だった混合水栓を壊してしまったり、シャワーホースを破損させてしまったりと、故障の傷口を広げてしまい余分な修理費を支払う可能性があります。

DIYに自信があっても、原因が特定できない以上、プロの水道業者に依頼する方が安く修理できるのです。

水漏れ修理業者の選び方

風呂場の水漏れ修理なら、プロの水道業者に依頼するのが良いのですが、どのように業者を選べばよいのでしょう。ここでは、水漏れ修理を依頼する水道業者の選びからを解説します。

出張見積もり無料の業者を選ぶ
風呂場の水漏れは、現場を見なければ見積もりすることはできません。ですから、必ず自宅まで来て症状を確認して、現場で見積もりを提示します。

そこで、現場への出張見積もりが無料の業者を選ばないと、断った時に出張料金を請求されることになってしまいます。

今ではほとんどの水道業者が、出張見積もりを無料としていますが、そうでない業者もあるのでここは注意して業者を選びましょう。

自治体の水道局指定業者なら安心できる
風呂場に限らず、水漏れ修理のトラブルで多いのが、高額請求されるトラブルでしょう。特に飛び込みの修理業者には注意が必要で、一旦家に上げると居座ったり、分解したまま直さないで料金を請求したりします。

素人には、修理内容も相場も分からないので言い値で支払うしか、方法がないケースになってしまうこともあります。

飛び込みの業者には絶対に依頼しないことと、自治体の水道局指定の水道業者を選べば安心できます。

複数の水道業者に見積もり依頼する
ここまでの条件を踏まえて水漏れ修理は、複数の水道業者に依頼しましょう。

自宅に来て症状を見てからの見積もりとなるので、1社で決めたいところですが、そこはグッと我慢して複数の水道業者に依頼することで、修理費を安く抑えることが可能となります。

また、業者を確定する前に「見積もり以外の請求はない」ことを確認しておきましょう。そうすれば、納得した費用でしっかり修理してもらえるのでおトクで安心できます。

まとめ

今回は風呂場のリフォームと、水漏れ修理について詳しく解説してきました。風呂場を設置して経年劣化で色々とトラブルが発生している場合は、思い切って風呂場全体をリフォームした方が、気持ちよくお風呂でリラックスできます。

経年劣化が進んでいないのに、部分的に水漏れする場合はプロの水道業者に修理を依頼しましょう。自分で修理できると分解して、元に戻らくなったり、返って故障個所を増やしてしまったりすることもあります。

風呂場の水漏れは、プロの水道業者に任せた方が、安心で安価で確実に水漏れを直すことができるのです。

関連記事

あいち水道職人(愛知水道職人) 0120-492-315

あいち水道職人(愛知水道職人) 0120-492-315