水のコラム
補修テープは水漏れに大活躍!使える水漏れと使えない水漏れ【矢野】
こんにちは、水道職人の矢野です。
水漏れの応急措置に防水補修テープは便利な存在です。
応急措置を施している間は水漏れを抑えられるため、水道修理業者などを落ち着いて呼ぶことができるでしょう。
ただし、防水補修テープですべての水漏れの応急措置ができるわけではありません。
今回は防水補修テープの使い方と、防水補修テープが使えない水漏れについて紹介をしていきます。
目次
防水補修テープでの応急措置の方法
勢いが弱く、ポタポタと落ちる程度の水漏れは、防水補修テープで応急措置を行うことができます。
水の勢いが強い水漏れや、防水補修テープで応急措置を行った後も水が落ちてくる場合は、水道修理業者などに依頼をするようにしましょう。
防水補修テープでの応急措置
ポリエチレン素材の防水補修テープで、隙間からの水漏れの応急措置に使えます。
カビが発生しにくい素材とも言われており、折り曲げて貼ることも可能です。
【防水補修テープの使い方】
- 水漏れ箇所周辺を掃除して汚れや油を乗り除き、水気を乾燥させる
- 防水補修テープを必要な長さに切る
- 角度や段差がある部分からゆっくりとテープを貼る
- 密着させるためにテープを押さえる
仮補修テープでの応急措置
ひび割れが原因の水漏れには、仮補修テープで応急措置ができます。
仮補修テープにはアクリル製の透明なタイプや、屋外の環境にも適した粘着力が強力なものもあるでしょう。
【仮補修テープの使い方】
- ひび割れ箇所の掃除をし、水気を乾燥させる
- 必要な長さに切る
- 押さえながらヒビの上に仮補修テープを貼る
- テープを押さえて密着させる
自己融着テープでの応急措置
給水管やパイプ状のものからの水漏れには、自己融着テープで応急措置ができるでしょう。
自己融着テープは耐久性をもち、耐寒性や耐熱性も兼ね備えています。
テープを引っ張りながら巻くことで、テープ同士が貼りつきます。
そのため、巻けないもので使うことには適しません。
【自己融着テープの使い方】
- 水漏れをしている部分から巻きはじめる
- テープ同士が重なるように、水漏れ部分は特に丁寧に自己癒着テープを巻く
- 巻き終わり部分もテープが重なるようにして、巻き終える
巻く部分の太さが異なる場合、太い方から巻きはじめてください。
愛知県岡崎市池金町字金山にある、株式会社前田シェルサービスでは「LLFAテープ(シリコーン自己融着テープ)」と「LLFAスムース(専用補助充填パテ)」の販売をしています。
どちらも使用期限がないため、1度の水漏れの応急措置で使い終わらなかった場合、保存して置いておくことができるのです。
参考:株式会社前田シェルサービス┃製品一覧
補修テープが使えない水漏れ
天井からの水漏れやエアコンからの水漏れ、給湯器からの水漏れには補修テープを使うことができません。
天井からの水漏れ
天井からの水漏れの主な原因は、天井の給水管の破損や、屋根が壊れていることです。
水漏れ箇所の特定は困難で、仮に見つけられた場合にも、給水管の補修は自分で行うことはできません。
落ちてくる水の対策を行い、水道修理業者などに連絡をしましょう。
また電化製品などが水漏れの近辺にある場合、水がかからないように位置を動かしたり、動かせない場合は感電防止のために電源を抜いてください。
エアコンからの水漏れ
エアコンには、エアコンの内部に溜まる水を外に逃がすためのドレンホースがついています。
ドレンホースにゴミが詰まったり虫が混入したりすると、ドレンホースから水が排水されなくなってしまい、エアコンの送風口から水が落ちるようになるのです。
エアコンから水漏れがある場合は、ドレンホースを掃除することで解決を図れるでしょう。
またエアコンのフィルターが汚れている時にも水が落ちてくることがあります。
ドレンホースに問題がない場合、フィルターも掃除しましょう。
ドレンホースやフィルターを掃除しても改善しないときは、エアコン本体の損傷が考えられるため、専門業者に連絡をした方が良いです。
給湯器からの水漏れ
エコキュートなど給湯器からの水漏れには、「配管の損傷」「寿命」「未使用期間が長い」といったことが考えられます。
給湯器は未使用期間が長いときに、再度使おうとすると水抜きを行います。
水抜きは一時の現象のため、続けて何度も起きる場合には、他の理由で水漏れを起こしていることが考えられるでしょう。
給湯器からの水漏れは自分で原因の特定や措置を行うことはできません。
水道修理業者などに依頼し、原因の特定と修理や交換を依頼しましょう。
給湯器には電気も使われています。
水漏れを起こしている場合は感電をする可能性があり、危険です。
補修テープで水漏れの応急措置を行わないようにしてください。
応急措置の後はあいち水道職人まで!
水漏れは応急措置を行った後、正式に修理を行うことが必要です。
水漏れの修理は水道修理業者に依頼することで、早急に対応を行うことができます!
あいち水道職人は、愛知県の給水工事事業者です。
水漏れの修理や交換について、高い知識と経験をもっております。
あいち水道職人は現地密着型のサービスです。
お客様からのご連絡後、最短30分で現場に駆けつけます。
応急措置をした後も、時間がたてば水漏れは再開します。
何度も応急措置を行うことはご負担になるため、弊社にご依頼を頂けましたら、お見積もりを出しご承諾をいただいた後、すぐに水漏れの修理や交換を開始いたします。
あいち水道職人では、応急措置ができない箇所の水漏れや、水漏れ原因の特定ができない場合にもご依頼をいただけます。
水まわり修理のプロ目線で原因を特定し、修理や交換のご提案をいたします。
電話でもWEBでも受付をしておりますので、お気軽にご相談くださいませ。
まとめ
補修テープを使った水漏れの対策は、応急措置として有効ですが、一次的な効果しかありません。
応急措置をしたからと安心して放置をしてしまうと、水漏れが再開します。
また、補修テープを使ったことで水漏れ箇所がダメージを受け、水漏れが再開したときには、水漏れが悪化してしまう可能性もあるのです。
水漏れの応急措置が終わった後は、水道修理業者などに連絡し、水漏れの修理や交換を行いましょう。