水のコラム

豪雨の影響でトイレが流れない?逆流も?水害時の対処方法

2019年08月29日  トイレ


豪雨に見舞われた際、トイレでトラブルが起きる可能性は低くありません。なかでも、トイレつまりや逆流には注意が必要です。なぜ豪雨によりトイレで問題が発生するのか、どんな対策が望ましいか理解しておけば、万一のとき慌てなくて済むでしょう。そこで今回は、大雨でトイレつまり・逆流が起きる仕組みや水害時の対処方法をご説明します。

大雨でトイレつまりが起こる理由

大雨が降ったときトイレつまりが起こる理由は、トイレからつながる下水管の水量が許容範囲を超えてしまうためです。

・下水管のサイズは通常時の最大排水量に対応
下水管のサイズ(管径)は、通常時の最大排水量をもとに計算されています。普段は、各家庭の水回りで次々に排水しても下水管はあふれません。平日の朝、家族がトイレだけでなく洗面所やキッチンで同時に水道を使っても水はスムーズに流れていきます。

大雨の場合、家庭からの排水に加えて大量の雨水が下水管に流れ込みます。最大排水量の範囲を超え、雨水だけでパンクする場合も。そんな状態ではトイレの排水も機能せず、つまりトラブルが起きるわけです。

・最初にトイレがつまる理由
豪雨で最初に影響を受ける水回り設備はトイレです。その理由は、それぞれの水回りから伸びる排水管の位置と関係しています。一般家庭の多くは、キッチンが排水管のスタート地点(上側)、トイレが最終地点(下側)という設計です。トイレの排水管の先にあるのは、公共の下水道ということになります。

このような位置関係にあるため、下水管があふれたとき真っ先に影響が出るのはトイレです。水は上から下へと流れるので、キッチンや洗面所で流した水もトイレの排水管に流れます。大量の雨が下水管に満ちた状態では、家庭排水は逃げ場を失い、トイレであふれてしまうのです。

トイレの逆流にも要注意!

下水管の水量が大幅に増えると、流せなくなったトイレの排水が逆流してくることもあるので要注意です。

・豪雨でトイレが逆流する仕組み
豪雨でトイレが逆流する場合、大まかにふたつのケースが考えられます。ひとつは、各家庭の排水管の先にある汚水桝が雨水でいっぱいになるパターンです。汚水桝の手前まで流れてきた排水は行き場を失い、排水管内にたまっていきます。この状態が長く続くと、やがて排水管も満水になりトイレで流した水は押し戻され逆流します。

もうひとつは、下水管内の空気の圧力により起きるパターンです。普段、下水管は満水状態でなく空気も混ざっています。豪雨で水量が増えると、空気は雨水に押し出され、トイレの排水管へ流れ込んできます。排水管内の空気圧は上昇し、場合によっては空気の圧迫を受けた排水管の水がトイレまで逆流してきます。

・逆流現象が起きたときの対処法
逆流現象が起きたとき、根本的には雨が弱まるのを待たなければいけませんが、応急処置は可能です。逆流の影響により便器の排水口付近に異物がつまった場合、ラバーカップや重曹を使って異物をうまく取り除けることがあります。

排水管の空気圧が上昇しているケースでは、汚水桝のフタを開けると効果的です。この処置により空気が抜ければ、排水管内の圧力が下がり逆流の解消を見込めます。排水口に水のうを置く方法も、逆流防止に役立ちます。水のうは二重のビニール袋に水を入れればつくれますが、通販などでも販売しています。

トイレトラブルはあいち水道職人が解決!

大雨に見舞われた際にトイレトラブルが起きたときは、あいち水道職人までご相談ください。

・あいち水道職人はさまざまな悩みをサポート
あいち水道職人は、地域密着型の業者です。地元で発生した水回りのトラブルであれば、トイレのつまりにとどまらずお悩みをうかがいます。年中無休で営業しておりますので、夜間・早朝や休日・祝日に問題が起きても、心配いりません。

ご依頼があれば、担当スタッフが速やかに駆けつけます。現場の状況を確認したうえで見積りを用意しますので、請求金額がいくらになるか気にする必要もありません。これまで多くの実績があり水道局から指定を受けているので、スタッフの知識や技術を含めた品質面でも安心です。

・まずはお気軽にご連絡ください
お問い合わせは、365日24時間体制で受け付けております。現場訪問から、現状確認、見積り作成まで無料。いつでも担当スタッフが丁寧に対応いたしますので、お気軽にご連絡ください。

受付から修理完了までの流れは以下のとおりです。

1. 受付
2. 現場訪問
3. 見積り作成
4. 修理作業
5. お支払い

担当スタッフは地元に常駐しているので、30分~1時間ほどで現場に到着できます。見積りには、修理内容や費用が明記されます。お客様が見積りを確認・了承してから作業開始になるので、疑問や不明点は残りません。実際に作業するのは経験豊富なスタッフであり、最後まで安心して修理を任せられます。

まとめ

豪雨で下水管の水量が許容範囲を超えると、トイレつまりや逆流の原因になります。トイレから下水につながる排水管や汚水桝が満水になっていたら、雨水が引くまで待つ必要があります。それでも、場合によっては応急的に対処できるかもしれません。トイレトラブルで何か困ったことがあれば、いつでもあいち水道職人にご相談ください。

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あいち水道職人(愛知水道職人) 0120-492-315

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