水のコラム
水道修理を行って蛇口の水漏れを直す方法!
蛇口を閉めてもポタポタと水漏れが発生している場合、見た目に大きな影響はないかもしれませんが、月単位・年単位で考えると水道代が高くついてしまいます。
蛇口の水漏れは放置せずに、早急に水道修理を行うことがコスト面で重要です。
しかし、どのような方法で蛇口の水漏れを直せば良いのでしょうか。
蛇口の種類と構造を理解する
水道修理をセルフで行なう方法をご紹介します。
蛇口からの水漏れを直すためには、まずは蛇口の種類と構造を理解しておくことが重要です。修理するためには、分解する必要があるため、構造を把握していないと交換する部品がわからなくなってしまうからです。
蛇口の種類としては主に2種類あり、「ハンドルタイプ」と「レバータイプ」が主流です。ハンドルタイプは築年数が古い建物に使用されていることが多く、単純な構造で壊れにくいのが特徴です。
最近建てられた建物は、レバータイプが活用されていることがほとんどで、ハンドルタイプが付けられることは多くありません。レバータイプの特徴は、上下左右で水量と温度調節が可能な2つの点があります。
ハンドルタイプの構造は、ハンドルを回すことでスピンドルが上昇して、水栓コマが水圧によって押し開けられます。その空いたスペースから水が流れるのがハンドルタイプの仕組みです。
レバータイプの構造は、バルブによって水量や温度調節が行われるようになっています。構造的にはレバータイプの方が複雑なので、分解・組み立てるのは初心者の方だけでは難しいでしょう。
蛇口の水漏れ原因を把握する
蛇口を閉めているのにポタポタと水漏れが発生している原因は、蛇口の種類によって異なります。ハンドルタイプの場合は、ハンドル下から水漏れが発生しているケースが多く、原因はスピンドル部分の破損やパッキンの破損が原因です。新しい部品に交換することで水漏れを解消することができます。
レバータイプは、レバー下から水漏れが発生することが多く、原因の多くは内部のバルブカートリッジが消耗して破損していることが原因です。バルブカートリッジを新しい物に交換することで、水漏れを改善することが可能です。
蛇口修理の方法
蛇口修理の方法も種類によって異なります。ご自身の蛇口の種類がどちらなのか、事前に確認しておきましょう。共通しているのが、蛇口を修理する前に水が噴き出してしまわないように、止水栓を締めておく必要があります。
・ハンドルタイプの修理方法
水漏れがどの部品の破損が原因なのか確認するために、まずはハンドル部分をスパナやドライバーを用いて取り外していきましょう。
ハンドル部分を取り外すことが出来た後は、スパナを使って固定されているナットを取り外していきます。
ナットを外した後は、スピンドルを手で取って新しいスピンドルに交換してください。新しい部品はホームセンターで購入することができるので、事前にご自身の蛇口のサイズを測って、同じ種類の部品を購入するようにしましょう。
・レバータイプの修理方法
レバータイプの蛇口で水漏れが発生している場合は、基本的にバルブカートリッジを交換すれば解消することができます。
まずはレバーハンドルを取り外していきましょう。レバーハンドルはプラスねじで固定されているので、ドライバーで外してください。プラスねじは小さいため、力を入れすぎてねじ穴を壊してしまわないように注意しましょう。
その後に、カートリッジの押さえがあるので、スパナで外して古いバルブカートリッジを引き抜いてください。
古いカートリッジを引き抜いた後に、新しいバルブカートリッジを交換すれば修理は完了です。新しいカートリッジを取り付ける必要があるので、事前にご自身の型番を調べてから購入しておきましょう。
修理が終わったら水漏れ確認
ハンドルタイプもレバータイプも修理が完了した後は、ゆっくり止水栓を開いていき、水漏れが解消しているか確認しましょう。
上手く修理出来ている場合は、水漏れせずに通常通り使用することが可能です。
しかし、修理段階で組み立て工程を間違えている場合は、修理以前よりも水漏れを引き起こしてしまう恐れがあります。
無理にご自身で蛇口を修理すると、さらなる水トラブルの原因になることもあります。
修理が困難な場合は、水道業者に依頼しましょう。
まとめ
蛇口から水漏れが発生している場合、ご自身で水道修理を行うのであれば、事前に蛇口の種類と構造を理解しておくことが重要です。種類はハンドルタイプとレバータイプがありますが、最近建築された建物であれば、レバータイプが使用されていることがほとんどです。
構造を理解していないまま修理をしてしまうと、水漏れ被害を拡大させてしまう恐れがあるので、気をつけましょう。
水道職人では、ハンドルタイプとレバータイプ、どちらの蛇口の交換も対応しています。蛇口からの水漏れでお困りの際はご連絡ください。迅速に問題解決に努めさせて頂きます。