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水のコラム

水道管の凍結を防ぐ!凍結防止ヒーターについて

2020年01月07日  水のトラブル


冬、寒さから水道管を守ってくれる凍結防止ヒーター。水道管にヒーター線を巻きつけておくと、凍結防止に役立ちます。ただ、器具を用意する際には配水管の規格に合った種類を選ぶ必要があります。ヒーター線の取り付け方にも、注意しなければいけません。そこで今回は、凍結防止ヒーターの種類や選び方、取り付け時の注意点、電気代に関わる問題点などをご説明します。

凍結防止ヒーターとは?

凍結防止ヒーターは、水道管の凍結防止を目的に、寒冷地などで用いられるアイテムのひとつです。

・凍結防止ヒーターの種類と選び方
凍結防止ヒーターの種類はさまざまです。配水管の材質や長さに応じて使い分けます。

配水管の材質は、かつて鋼や銅の金属製が主流でした。その後に登場するのが、樹脂製の塩ビ管や架橋ポリエチレン管です。当初、ヒーターには軟質塩ビで被覆され配水管への巻きつけやすさを実現しますが、樹脂パイプを弱めると分かり外層に金属メッシュやフッ素を施す対策が取られました。

現在は、大まかに金属配管用と樹脂配管用の2種類が販売されています。凍結防止ヒーターを重ねて巻くことは基本的に禁じられており、配水管の長さもふまえ設置場所に適したものを選ぶことが重要です。

・運転の仕方によるタイプの違い
凍結防止ヒーターは、運転の仕方によりニクロム線ヒーター型と自己温度制御型に分けられます。

ニクロム線ヒーター型は、サーモスタットが検知した配管温度や外気温にしたがい運転と停止を繰り返します。配管温度検知式は、配管が温まれば稼働しません。外気温検知式は外気温が低いと配管が温かくても稼働するため、配管温度検知式より無駄に電力消費する可能性が高いと指摘されています。

自己温度制御型は配管と外気を問わず周囲が冷えると発熱量を増やし、周囲の温度が上がれば発熱量を減らすタイプです。連続的に通電していますが、専用のサーモスタットを取り付けると温度変化で運転が止まり通電時間を抑えられます。

取り付け時の注意点
以下では、凍結防止ヒーターの巻き方や、商品購入時の注意点をご説明します。

・商品購入での注意点
凍結防止ヒーターを購入するときには、事前に水道管の仕様をきちんと確認しておいてください。

上述した通り、パイプの材質と長さのチェックは重要です。樹脂パイプに金属配管用の商品を使うと、軟質塩ビに含まれる成分がパイプ本体を傷める恐れがあります。実際に見られる症状は、パイプの軟化や亀裂の発生です。また、長さが足りず余分に買うことになれば、お金の無駄使いになります。

同時に、水道管の径もチェックしてください。一般家庭の水道管の径は、JIS規格により13(1/2)ミリか20(3/4)ミリに定められています。パイプの材質、長さ、径のサイズのいずれも、間違えると作業に支障が出る可能性もあるので十分に気をつけましょう。

・巻き方の注意点
ヒーター線本体は、ゆるく一様な間隔で巻いていきます。できるだけ密集させないことがポイントです。また、自己温度制御型をのぞき、重ねての使用は認められません。巻きつける範囲は凍結深度まで、土中は最低10センチ以上です。

サーモスタットがある部分は、全体のほぼ中央に配置します。無理に巻かず、配水管に添わせる程度で十分です。他の熱源に近いと影響を受けるので、影響されない位置まで遠ざけます。一通り巻き終えたら、ヒーター線とサーモスタット部ともにビニタイかビニルテープで配水管に固定してください。

最後に、保温テープを取り付けます。配水管の下から上に向かい、テープの半分ほどを重ねながら巻いてください。

電気代には要注意!

冬場の水道凍結に備え凍結防止ヒーターを設置している場合、月々にかかる電気代には要注意です。

・凍結防止ヒーターの消費電力
凍結防止ヒーターの消費電力は、通常、1メートルあたり約13ワットに及びます。寒冷地で使用する場合、巻きつける長さは平均すると水道管の1.5倍です。2メートルの水道管に巻くと、2×1.5×13=39ワットを消費する計算になります。

多くの家庭で凍結防止ヒーターを使う水道管は、10本前後です。1本あたり39ワットであれば、10本で390ワットに達します。使用状況については、11~4月の約半年ほぼ1日中にわたり通電していると見なされています。

・月々の電気代に換算すると
消費電力が凍結防止ヒーター10本に近いのは、約400ワットといわれるエアコンです。使用状況を置き換えると、半年間、毎日のようにエアコンを24時間休みなく動かしていることになります。

冬の寒さが厳しい新潟や長野に電力供給している中部電力の利用料金は、1kwh約22円です。半年間エアコンを止めずに使い、この料金設定で電気代を算出すると約45,450円かかります。冬場の電気代が著しく高くなったら、凍結防止ヒーターが大きな原因と考えられます。気になるときには、どんな使い方になっているか調べてみるとよいでしょう。

なお、あいち水道職人はさまざまな水回りのご相談をお伺いしています。対応地域は、豊川市、津島市、碧南市など愛知県全体です。凍結防止ヒーターに関するお悩みでも、遠慮なくお電話ください。

まとめ

凍結防止ヒーターは、配水管の素材や長さによって対応する種類が異なります。器具を設置する際は、配水管に適したタイプを選びましょう。月々の電気代が気になる場合、運転方式の違うものを検討してみてよいかもしれません。ご自宅の配水管や凍結防止ヒーターについて疑問や不明点があれば、いつでもあいち水道職人にお聞きください。

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あいち水道職人(愛知水道職人) 0120-492-315

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