水のコラム

古い水道管は水漏れの原因に。交換するならどんな種類がおすすめ?

2020年01月07日  水のトラブル


いつ発生するか分からない水漏れ。床下や壁内部の水道管からの水漏れであれば、まったく気づかないことも。老朽化した水道管は水漏れリスクを高めるため、築年数の古い住宅にお住まいの方は、水道管の耐用年数や素材を一度確認したほうがよいかもしれません。こちらでは、古い水道管の特徴と、交換時に役立てたい水道管の種類に関する情報、水漏れの確認方法や減免制度に関する情報をお届けします。

古い水道管は水漏れしやすい

水道管には耐用年数があり、およそ15年といわれます。材質や種類によっては20年以上持つケースもありますが、いずれにしても使用年数が経過した水道管は適宜交換が求められます。

古い水道管はところどころで表面が剥げたり、腐食が進んだりして劣化が著しくなります。内側にサビが溜まるようにもなり、家庭に送られる水道水にも味や匂いの面で影響を及ぼすでしょう。健康被害はなくても、味や匂いに異常を感じる水道水を使用するのは好ましくないはず。万が一家庭水を使用して何らかの異変を覚えたら、とりあえず水道局への連絡をおすすめします。

さて、そのようにトラブルがつきものの老朽水道管ですが、もっとも注意すべきは水漏れリスクです。サビや腐食が進むとボディがもろくなり、最悪穴が開いて水漏れが起こります。地中や壁の内部に配されている水道管であれば、異常に気づくことなく無駄に水を流し続けることにもなります。床下や壁の損傷にもつながり、二次被害によって損害も拡大する可能性があるのです。

水道料金の領収書をみていつもと様子が違っていたら、水漏れを疑い、水道メーターなどの確認をしたほうがよいでしょう。そして、水道修理業者、マンションにお住まいなら管理会社に連絡して対応してもらいましょう。

交換するなら、耐久性やサビにくさをチェック

水漏れを起こしている配管は交換するしかありません。その際、業者にお任せでもよいですが、ご自身でもどんな種類の水道管があってどんなタイプだと水漏れを起こしにくいか知っておくと何かと安心です。以下では、配管選びのチェックポイントをご説明します。

・耐久性が高くサビにくい種類は樹脂製
むかしの水道管といえば金属製が主流でした。鉄や銅などは耐久性にすぐれる反面、サビやすい弱点を抱えます。また、古くから家庭で使用されてきた鉛製は鉛溶出の恐れもあるため、近年急速に姿を消しつつあります。

近年、サビに強く耐久度も問題なしとして普及しているのが、樹脂製水道管です。一口に樹脂製といっても、硬質塩化ビニールやポリエチレン、ポリブデンなどさまざまな素材があります。なかでも使用頻度が高い「HIVP管」は、プラスチックと樹脂のハイブリッドで生まれた特殊素材。サビにくく、加工や施工に柔軟に対応できるメリットがあることから、多くの住宅で使用されるタイプです。加工しやすいため、費用がお得なところも大きな魅力といえるでしょう。サビにくくて耐久性が高いということで長持ちも期待できるため、住宅の仕様に合うのでしたら選択肢に入れてもよいでしょう。

ただし、樹脂製であっても耐用年数が過ぎれば交換が必要です。大切に使い続けなければならない点は他の素材と同じと理解してください。

水漏れ確認方法や減免制度について知っておこう

水漏れでは、確認方法や、水道料金が割引される減免制度について知っておくことも重要です。
・メーターパイロットの動きで水漏れしているかどうかが分かる
水漏れが起きているのかどうか確認するうえで有効な方法が、メーターパイロットの様子を見るというものです。いつも以上に水道の使用量が認められる場合は、この方法で水漏れの有無を確認しましょう。

手順としては、まずすべての蛇口が閉まった状態にします。そのように水が出ていない状態を確認のうえ、メーターボックスを開けて中のメーターパイロットの様子を確認します。上部に水量を表示する部分があり、その左下にある銀色の丸い部分がパイロットです。ここが回転しているようであれば、どこかで水漏れが発生していると考えてよいでしょう。アパート・マンションにお住まいの方は管理会社へ、戸建てにお住まいの方は、市指定の水道修理業者に連絡しましょう。

・減免制度で水道料金が安くなる
気づきにくい水漏れによって発生した高額の水道料金は、修理後に減免されることがあります。減免制度の有無や、申請方法や条件などについては、自治体ごとに異なるため、確認しましょう。減免に関する情報は地元の水道業者も詳しく、相談すれば教えてもらえるかもしれません。ただし、指定業者への依頼が大前提で、仮に指定外の業者に頼むと受けられるはずの減免も受けられなくなる点に注意してください。

まとめ

古い水道管は水漏れを起こしやすくなります。破裂や損傷した水道管はそのままでは使用できませんので、早急に交換しましょう。種類を選ぶ際は、耐久性やサビにくさ、交換しやすさがポイントです。

水漏れなどの水道トラブルにお困りの際は、あいち水道職人にお任せください。大府市や知多市、知立市など、愛知県全域をくまなくカバーしてお客様に寄り添うサービスの提供に努めております。技術の高さと実績、スピード対応、保証制度などが当社の強みです。

関連記事

あいち水道職人(愛知水道職人) 0120-492-315

あいち水道職人(愛知水道職人) 0120-492-315