水のコラム

パテを使用して水漏れ補修を行おう!

2020年09月30日  水漏れ修理

家庭内での水漏れは、専用のパテを使用して補修することがあります。使用上の注意点やパテの種類に気をつければ、一般の方でも補修が可能です。
今回は、水漏れ補修を行う際に使用するパテの種類や手順、注意点などをご紹介します。

パテの種類

パテとは、ひびや穴のあいた部分に塗ることで補修するものであり、家庭内での水漏れに使用されます。パテには2種類あり、それぞれ使用用途が異なるため、この機会に確認しておきましょう。

・防水粘土パテ
防水粘土パテは、練りやすく手に付着しにくい手軽さが特徴的なパテで、プラスチックや金属、タイルなど幅広い場所に使用できます。価格も500~1000円と比較的抑えられており、軽度の水漏れであれば防水粘土パテを使用するのがおすすめです。

・金属用パテ
ふたつの材料を粘土のように混ぜ合わせて使用するのが金属用パテです。ドアやフェンス、電化製品など金属製のものにしか使用できませんが、防水粘土パテと比較して耐久性が高く、水漏れ箇所を強く補修してくれます。価格は700~2,000円と少し高めに設定されています。

パテを使用して水漏れ補修を行う手順

パテを使用して補修を行おうと考えても、使用方法がわからないという方も多いでしょう。こちらでは、パテを使用して水漏れ補修をする際の手順を解説します。

・水漏れ箇所を確認する
作業を始める前に、水漏れがどこで発生しているか確認しましょう。水漏れは複数箇所で起きている可能性もあり、見落とすと再び水漏れするおそれがあります。

また、作業前には必ず止水栓を閉めましょう。止水栓を開けたまま作業を行うと、水があふれ出してしまい、パテがうまく機能しません。

・水漏れ箇所の汚れを取り除く
パテを塗る場所は、必ず汚れを取り除きましょう。汚れがついたままの状態でパテを塗ると、パテがうまくなじまず、水漏れを補修できません。また、同様に水分が残っているとパテがうまく機能しないことがあるため、汚れや水分はきれいに拭き取りましょう。

・パテを練り込む
パテを使用する際は、補修箇所に合った分量のパテを練り込んでおきます。練り込む時間は2分前後が目安です。また、パテは一度手に付着すると、においが移る可能性があります。練り込む際は手袋などを用意するのが良いでしょう。

・水漏れ箇所にパテを塗り込む
練り込んだパテを水漏れ箇所に塗り込んでいきます。パテと補修部分にすき間ができないように注意しましょう。塗り終えた後は、1時間ほど放置して固めてから水を流してください。

パテを使用する際の注意点

パテは使用上の注意点を守らないと、うまく水漏れ部分を補修できない可能性があります。こちらでは、水漏れ補修にパテを使用する際の注意点について解説します。

・湿気や寒さに注意する
パテは湿気や寒さに弱い特徴をもっています。パテが乾きにくくなってしまうため、湿気の多い日や気温の低い日に補修作業を行うのはおすすめしません。作業を行う場合は、当日の気温や湿度を確認したうえで行いましょう。

・固まる前に塗る必要がある
パテは、塗っている途中でも徐々に固まっています。固まりすぎると、補修部分にうまく塗り込めなくなってしまうため、作業は手早く行いましょう。隙間が生まれないよう丁寧に塗ることも大切ですが、時間もかけすぎないように注意が必要です。

・パテで補修しないほうがいい場合もある
パテを使用した水漏れ補修には限界があります。とくに、水漏れが激しい場所や水漏れ箇所が多い場合は、パテの使用は適していません。パテは固まる際にわずかに縮みます。塗る面積が広くなったり厚みが増したりすると、縮みが原因となってひび割れが発生してしまうためです。大きな穴や広範囲を補修する場合は、パテを使用するのは控えましょう。

パテでは水漏れを補修できない場合は水道修理業者に任せよう

上記の通り、パテでの補修は、水漏れが激しい場所や複数の穴をふさぐにはあまり適していません。一度補修をしても、再度水漏れが発生してしまうと、二次的なトラブルを招く可能性があります。パテで補修できるのは、あくまで軽微な水漏れに限ると覚えておきましょう。

パテを使用して補修できない場合は、水道修理業者に依頼すると安心です。パテだけでなくさまざま工具を使用して、水漏れを的確に補修してくれます。最初から修理業者に依頼したほうが、時間も費用もかからないケースも多いため、迷ったら連絡してみるのがおすすめです。

まとめ

水漏れ補修用のパテは、ひとつ用意しておくと軽微な水漏れを直すことができ便利です。修理業者が到着するまでの応急処置としても使用できるため、この機会に購入してみてはいかがでしょうか。

あいち水道職人は、軽微な水漏れから重度の水漏れまで、あらゆる場所での水漏れ修理を行っています。お電話いただいたら、熟練のスタッフが迅速に駆けつけますので、まずはご連絡ください。あま市や碧南市、高浜市、知多市など、愛知県内全域に24時間365日出張可能です。

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