水のコラム

シンクの破損?それとも排水関係?キッチンで水漏れしたら調べること

2021年03月25日  キッチンのトラブル

シンクの破損?それとも排水関係?キッチンで水漏れしたら調べること
キッチンの水漏れの多くは排水関係です。排水口をはじめ、排水トラップや排水ホースに不具合が出ているかもしれません。
まずはその原因を考えるものですが、どちらでもなければシンクの破損を疑ってみましょう。

排水関連のパーツ劣化・破損があったら交換修理を

排水関連の水漏れで多く見られるのは、排水ホースや排水トラップ、排水口の接続部分に生じる問題です。
接続部分に使われているナットのゆるみをはじめ、繋ぎ目を塞ぐゴムパッキンが劣化して隙間を作ってしまっています。
これらの原因は経年劣化です。

しっかりしめたナットもぴったりくっついていたゴムパッキンも、一定の年数が過ぎると劣化を起こしてしまいます。
ナットのゆるみはほとんどの場合、工具でもう一度締め直せば問題が解決します。DIYでもきちんと直せますので、工具があるならトライしてみてください。
ゴムパッキンは新しいものにすれば大丈夫です。
ホームセンターで同じ大きさのゴムパッキンを購入し、付け替えます。ゴムパッキンの耐用年数は7年程度、長くても10年程度です。長く使っているご家庭なら、水漏れが起きる前に取り替えてしまっても良いかもしれません。
今後に起こり得る水漏れ防止になります。

排水トラップも劣化や破損があれば交換が必要です。
少し手間がかかりますが、DIYで対応できる人も多い作業です。
排水トラップはナットで取り付けられています。まずはナットを外し、それから排水トラップを取り外しにかかりましょう。
ただ、排水トラップを外すのはコツと力が必要です。手が痛くなる人もいます。
DIYでは無理だな、と感じたら、無理をせずに業者への依頼を検討しましょう。
排水トラップを外したとき、もしかすると排水トラップとシンクの接続部分に小さな穴を見つけるかもしれません。
ステンレス製のシンクに穴が空くの?と驚きそうですが、ステンレスも経年劣化や衝撃で傷み、破損してしまうことがあるのです。

シンクが破損していることも

キッチンの水漏れの原因がシンクの破損であるケースも少なくありません。
経年劣化をはじめ、衝撃で傷めば破損を起こしたり、裂けて穴が空いたりして水漏れに繋がります。
経年劣化以外でシンクの破損が唐突に起こることは滅多になく、サビや腐食、熱湯によるダメージが積み重なって破損します。
ステンレスはサビにくい性質ですが、ものを上に置きっぱなしにすると酸素が行き渡らず、そこからサビが発生します。
小まめな掃除をして、できるだけいつもスペースを開けておくだけでサビ防止になります。
サビを放置すると腐食が始まることもあります。腐食が進めば穴が空いてしまうため、やはりサビは大敵です。
万一サビを見つけたらサビ除去剤を使い、早めにサビを排除しましょう。

熱湯によるダメージは、料理中に沸かしたお湯を捨てたりすることで生まれます。
熱湯を流したとき、「ベコッ!」という音がしますが、あれはステンレスシンクがダメージを受けている音です。
また、排水トラップや排水ホースも熱湯でダメージを受けます。
排水トラップなどの耐熱温度は60℃~70℃前後になっており、ステンレスシンクが音を立てるような温度の熱湯では確実にダメージを受けています。
このようなダメージが積み重なるとステンレスシンクの劣化が進み、結果として穴が空くような破損が起きてしまうのです。
シンクに穴が空けば、蛇口から出た水は一直線に床の下へ落ちていき、大規模な水漏れに繋がってしまいます。

シンクや排水関連のパーツを長持ちさせるコツ

ステンレスシンクや排水関連のパーツは、正しい使い方をすれば長期間、使える優れたものです。できれば長持ちするよう、日常生活の中で少し気を付けてみましょう。
前述の通り、熱湯はNGです。
掃除のときに除菌効果を求めて敢えて熱湯を流す人もいるかもしれませんが、逆に排水関連のパーツやステンレスシンクの排水口付近を傷めてしまいます。
除菌をしたければパイプクリーナーをおすすめします。

また、料理中にどうしても熱湯を流したくなるときがあります。
茹でたものをザルに上げる、インスタント食品の湯切りをするなど、普段当たり前のようにやっている人も多いでしょう。
そのたびに聞こえる「ベコッ!」はむしろ美味しそうな音かもしれません。
しかし水漏れ防止を考えるなら、その音とはお別れするべきです。
といっても、お湯を流してはいけないというわけではありません。
下に半分水を入れたボウルを置いたり、蛇口から水を出しながらお湯を流したりするだけです。ちょっとした手間で水回りの環境が守れます。

キッチンの水漏れも専門業者ならすぐ対応

最近は水回りのトラブルもDIYで対応する人が増えていますが、難しい部分は専門業者を手配するとスムーズな修理が可能です。
あいち水道職人は豊田市、春日井市、豊川市、津島市、稲沢市、江南市など愛知県で広く出張対応が可能な水道修理業者です。
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