水のコラム

お風呂場のしつこい汚れを自力でなんとかしたい!黒ずみ・ヌメリ・カビ対策

2021年05月14日  お風呂のメンテナンス

いつの間にかどんどん汚れが貯まっていくのがお風呂場です。水回りに多い、水垢・ピンクヌメリ・黒カビなど、掃除していてもなかなか解消しません。そんな頑固な汚れをしっかり落としたい方向けに、ここでは自分できるDIYな掃除方法をまとめました。

お風呂場の主な汚れは?

お風呂場に多い汚れは下記の3つです。どの汚れも雑菌やカビ、石鹸カスなどの洗い残し原因となります。汚れの原因を知って、悩み別に対処することがきれいの近道です。

・水垢
白い水垢は、水道水に含まれるミネラル分やミネラル分と結びついた石鹸カスが主な原因です。アルカリ性の汚れと酸性の汚れが入り混じっていますので、重曹やクエン酸などを使う際には単品でなく組み合わせて対処しましょう。

・ピンクヌメリ
タイルの溝などにあるピンク色のヌメリの原因は雑菌が繁殖したものです。湿気があるところ、水が残りやすいところに発生します。排水口やボディソープのボトル下、浴室の椅子や洗面器の裏などは特に発生しやすく注意が必要です。

・黒カビ
壁や風呂のドアのパッキン部分にできやすいのが黒カビによる黒ずみです。元々湿気の多いところにカビは生えやすいのですが、流せなかった皮脂や石鹸カスにより発生しやすい環境が整っています。さらに、前述の汚れより取りにくいのが黒カビでもあります。カビが床や壁、パッキンの材質にしっかり根を張ってしまうと何度も再発しますので、汚れが軽いうちにしっかり取り除くことが大事です。

水垢の掃除方法

水垢の掃除方法は、2つです。蛇口などに見られる白い水垢は、ミネラル分の結晶、つまりアルカリ性の汚れであるためクエン酸を使用しましょう。風呂桶内部についている、ザラっとした汚れは水道水内のミネラル分が皮脂や石鹸カスと結びついた酸性の汚れですので、重曹が有効です。

まず前者の掃除方法ですが、クエン酸を水に溶かし、スプレー容器に入れ水垢が付いている箇所に満遍なくスプレーします。1~2時間おいたら、スポンジでこすってください。このとき、ラップやキッチンペーパーでパックすると、より落としやすくなります。

後者の掃除方法は、こちらも重曹を水に溶かし、汚れにスプレーします。30分~1時間ほどおいたら、スポンジでこすり洗い流してください。このとき、メラミンスポンジなどを使うと、より楽にしっかり水垢を落とせます。

ピンクヌメリや赤カビの掃除方法

ピンクヌメリや赤カビなど、赤っぽい汚れを取り除くには重要が有効です。まずしっかり掃除した後に、ピンクヌメリや赤カビがある箇所に重曹を粉のまま振りかけましょう。ひどい汚れには、ペースト状にしてパックするように汚れを覆っていくと、さらにしっかり落とせます。こちらも30分~1時間ほどおいたら、スポンジでしっかりこすって汚れを落としましょう。

また、水垢掃除で使った重曹スプレーも便利です。毎日のお風呂の後にスプレーすると、ヌメリ予防となります。

黒カビや黒ずみの掃除方法

黒カビはかなり頑固な汚れですので、塩素系漂白剤がとても有効です。通常の塩素系漂白剤や塩素系洗剤で掃除するのも良いですが、壁やパッキンなど縦にカビが広がっている箇所は掃除が難しいでしょう。薬剤が流れてしまい浸透しにくく、根っこまでカビを取れません。そんな場合に便利なのが、片栗粉です。

まず手袋をして、片栗粉と塩素系漂白剤を1:1の割合で入れ、ペースト状になるまで練りましょう。そのペーストを黒カビが気になるところに、塗り込んでいき、その後10分ほど放置します。その後、スポンジでしっかりペーストや黒カビを洗い流してください。このとき気を付けていただきたいのは、換気をしっかりすること。窓を開けるか、換気扇をしっかり回した状態で掃除をし、掃除が終わった後もしばらくは換気扇を回して臭いがなくなるまで空気を入れ替えてください。

また、塩素系漂白剤が残っているまま、他の洗剤を使うと有毒ガスが発生する危険もあります。重曹やクエン酸など他の物を使って掃除する場合は、しっかり洗い流した後しばらく時間をおいてからか、日を改めて行ってください。

日頃からできる汚れの防止方法

・日々の掃除が一番大事
お風呂に入った後、シャワーでさっと全体を流すだけでも効果があります。また、入浴後は換気扇を回して十分湿気を逃すことも重要です。定期的に中性洗剤を使って、しっかり掃除しましょう。その際、見えるところだけでなく、排水口やドアの溝、洗面器やシャンプーボトルの容器の底など、細かなところもさっと洗っておくとより効果的です。重曹スプレーや除菌スプレーなどを小まめにするのも、水垢や雑菌の防止になります。

・数ヶ月に一度の防カビ剤でカビ対策は万全
しっかり黒カビを落としても、湿気がこもるところはどうしてもカビやヌメリが発生しやすい場所です。そのため大掃除の後には、汚れを防止する防カビ剤でひと手間かけることを忘れず行ってください。くん煙剤タイプの防カビ剤は、2ヶ月に1回、水を入れて放置するだけの使い方が簡単なものが多く、手間もかからずおすすめです。ただし、水垢やカビが原因でない汚れには効果がありませんので、毎日の掃除は変わらずしっかり行いましょう。

・プロの技で見えないところもしっかり掃除する
それでも汚れが貯まるのは、排水管や配管などの見えないところ。掃除しても生ゴミのような臭いがするという場合は、配管に問題がある可能性が高いでしょう。見える部分だけでなく、見えないところも定期的に掃除すると、詰まりや排水管の劣化などによる水漏れなどのトラブルを予防できます。

忘れてはいけない排水管や見えないところの大掃除はあいち水道職人へ

あいち水道職人は名古屋市、豊田市、岡崎市、一宮市、春日井市、安城市、豊橋市など愛知県全般で水回りのトラブルを解決している水回りのプロです。トイレや浴室や洗面所、キッチンでのつまりをはじめ、水回りのトラブルでお困りの際には、ぜひ気軽にあいち水道職人にお問い合わせください。

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