水のコラム

屋外排水で発生した水漏れの原因と修理方法

2020年12月27日  水漏れトラブル

水漏れはキッチンやトイレ、浴室など室内で発生するイメージが強いですが、水道設備は屋外にも設置されています。なかでも、屋外に設置された配管で水漏れが生じた場合は、発見が遅くなることも多く厄介です。今回は、屋外排水の水漏れの前兆や原因、水漏れが発生した場合の修理方法をご紹介します。

屋外排水の水漏れには前兆がある?

屋外の配管(給水管や排水管)は地中や壁の中に設置されていて目に見えないため、水漏れしていても発見が遅くなる傾向にあります。そのまま放置していると、水道料金が上がるのはもちろん、カビや害虫の繁殖、漏電火災などにつながる可能性もあり危険です。

屋外排水の水漏れには、いくつか前兆があります。以下のような症状を発見したら、できるだけ早く水道修理業者などに点検を依頼しましょう。

・壁や地面から水漏れしている
屋外の給水管や排水管は、地中や壁の中、住宅の床下などさまざまな場所に設置されています。そして、給水管や排水管から水漏れが発生し長期間が経過すると、壁や地中から水が漏れ出すことがあります。水が流れているはずのない場所から流れ出ている場合は、配管からの水漏れを疑いましょう。

・地面がいつも濡れている
地中に設置された給水管や排水管から水漏れが発生すると、土が常に濡れた状態になります。夏の晴れた日や晴天が続いているにもかかわらず、地面がいつも濡れている場合は、地中の配管の水漏れを疑いましょう。

屋外排水の水漏れの原因

屋外排水の水漏れは、主に以下の4つの原因で発生します。

・給水管や排水管の劣化、破損
水漏れの原因としてもっとも多いのが、給水管や排水管の劣化、破損です。近年の配管は塩ビ管が主流ですが、耐用年数は30年前後といわれており、それを大きく超えて使用していると経年劣化による破損の可能性があります。塩ビ管以外にも寿鉄管の配管も普及していますが、こちらの耐用年数は40~50年程度です。

日々の水道の使用量や使い方によって劣化のスピードは変わりますが、何十年も点検をしていない場合は、一度専門業者に依頼するのがおすすめです。

・排水枡のつまり
配管の先端部分や合流部分には、「排水桝」と呼ばれるパーツが取り付けられています。排水枡は排水管内部の状態を確認するために設けられた機構ですが、キッチンで油や食材の残りカスをそのまま流していたり、髪の毛やほこりなどが蓄積したりすると排水枡自体がつまってしまうことも。排水枡がつまると配管から汚水があふれ出し、悪臭や害虫の発生原因になる可能性があります。

・排水管パイプの施工ミス
排水管パイプの接続は接着剤を塗り込んだうえで行いますが、接着剤の量が不十分で排水管パイプが抜けてしまうことがあります。そこから汚水があふれ出し、悪臭や害虫の発生原因となります。これは施工業者のミスであり、被害が大きく拡大する可能性があるため厄介です。

・冬場の凍結
水が凍る温度はマイナス4度前後で、地中を通る配管が凍るケースはほとんどありません。しかし、屋外配管のなかには地表に露出したものもあり、対策を施していないといつの間にか凍ってしまう可能性があります。配管内部の水が膨張し、配管が損傷すると水漏れにつながります。

屋外排水から水漏れした場合の修理方法

屋外排水から水漏れした場合は、基本的に水道修理業者に任せるのが安心です。地中や壁の中に埋め込まれている配管の水漏れは、一般の方が対処するのは簡単ではありません。

ただ、水漏れの原因は配管のつまりにあり、家庭用の高圧洗浄機をお持ちであれば修理できる可能性があります。配管つまりが疑われる箇所に高圧洗浄機を使用しましょう。

ただし、目に見えない部分の洗浄は難しく、無理に作業すると配管の損傷原因にもなります。少しでも難しいと感じたら自分では行わず、水道修理業者に任せるのが安心です。

自分で直せない場合は修理業者に任せるのが安心

屋外排水で生じた水漏れは、目視することが難しく、自分で修理するのはあまり現実的ではありません。ガムテープや補修テープを使用した方法もありますが、あくまで応急処置であり、配管の劣化が進んでいる場合はどこかのタイミングで修理が必要です。

水漏れの前兆や異変を感じたら、できるだけ早く水道修理業者に任せるのが安心です。屋外排水で生じた水漏れにも、業務用の高圧洗浄機などプロにしか扱えない道具を用いて対応してもらえます。自分で対処する場合と比べて短時間でトラブルを解決できるため、悪臭や害虫の発生といった二次被害も最小限に抑えられます。

まとめ

弊社では、室内で発生した水道トラブルはもちろん、屋外で生じた水漏れにも対応しています。小牧市や江南市など、愛知県内全域に熟練のスタッフが出張いたします。お電話から駆けつけ、お見積もりまでは無料で行っていますので、費用面が心配という方もまずは当社までお問い合わせください。

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あいち水道職人(愛知水道職人) 0120-492-315

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