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水のコラム

お湯が出ない!?給湯器が故障する原因や対処法を知っておこう

2021年09月01日  給湯器のトラブル

突然お湯が出なくなったり、お湯の温度が安定しなかったりした場合、
給湯器が故障している可能性があります。
そんなときに慌てず対処するためにも、対処法は知っておきましょう。

今回は、給湯器が故障する原因や対処法について紹介します。

給湯器が故障する原因

給湯器は、給湯器本体の劣化や使用する環境の影響によって、故障したり一時的に不具合が生じたりすることがあります。
ここでは、給湯器の故障を招く4つの主な原因について見ていきましょう。

・経年劣化
給湯器の耐用年数は8~10年程度です。
給湯器が製造から8年以上経って古くなっている場合、経年劣化により腐食や破損などが起こって故障することがあります。

古い給湯器は修理の際に必要な部品を調達するのが難しく、仮に修理できたとしても、再び不具合が生じる可能性があります。

そのため、8年以上使用している給湯器が故障した際は、修理ではなく新しい給湯器への交換がおすすめです。
給湯器本体に記載されている製造年月日を確認して業者に相談し、修理または交換のどちらが必要かを判断しましょう。
 
 
・過度な負担
給湯器は種類によってお湯を出せる量が異なるため、過度な負担の使用を続けると、劣化や故障を招きます。
過度な負担とは、たとえば家庭用の給湯器を業務用に使用したり単身世帯向けの給湯器を家族で使用したりといった、用途を超えた使い方などです。

給湯器のお湯を出す能力は、「号数」で表されます。家庭用給湯器では、水温+25℃のお湯が1分間に出る量(L)をとし、単身世帯で16号、2~3人世帯で20号、3~5人世帯で24号の給湯器が使われることが一般的です。

古い給湯器ではないのに不具合が生じやすい場合は、生活様式やお湯の使用量に合った号数の給湯器であるかを確認してみましょう。
 
 
・雨の影響
給湯器は、雨水が内部に浸入しないような構造に設計されています。
そのため、屋外に設置されていても、大抵の場合は雨の日でも影響はありません。

しかし、経年劣化などにより給湯器が腐食や破損を起こしていると、その部分から雨水が入り込む恐れがあります。
また豪雨や台風などの場合は、新しい給湯器であっても浸水が起こる可能性もあるでしょう。

給湯器内にほこりなどがある場合、雨水が入るとほこりが水分を含んで給湯器内の湿度を上げ、点火不良などのトラブルを引き起こすことも考えられます。
雨の日だけ給湯器の調子が悪くなる場合は、浸水の疑いがないかを確認してみましょう。
 
 
・凍結
配管に溜まった水が凍結した場合、給湯器が一時的に使えなくなることがあります。
この場合、自然に解凍されるのを待ち、氷が溶けて元通り使えるようになれば故障の心配はありません。

しかし、配管内の水が氷になると膨張してしまい、配管の破損を引き起こす恐れがあります。
配管が破損すると水漏れの原因になるため、早急に修理が必要です。

また、凍結した際の応急処置として、配管に熱湯をかけるなどの誤った対処法は配管を破損させてしまう可能性もあります。
凍結を起こしたあとに給湯器の調子が悪くなった場合は、配管にひび割れや破損などの異変がないかを確認しましょう。

給湯器が故障しているかもしれないときの症状

給湯器に不調や異変を感じた場合、劣化や浸水、凍結による配管へのダメージなどが原因で故障している可能性があります。

以下のような症状が見られる場合は、給湯器が故障しているかもしれません。
そのまま使用を続けると、事故につながる危険な状態も想定されるため、症状ごとに適切な対処ができるよう確認しておきましょう。

・お湯が出ない
給湯器が故障すると、熱いお湯が出なくなったりぬるいお湯しか出なくなったりすることが考えられます。
すべての水栓でこのような症状が見られる場合は、給湯器本体の故障を疑いましょう。

しかし、一部の水栓だけでお湯が出ない場合は、給湯器ではなく水栓金具などの部品の状態に問題があるかもしれません。

また、お湯だけではなく水も出なくなってしまった場合は、水漏れや断水などの疑いがあります。
給湯器が古くなって劣化している場合や給湯器を長期間使っていなかった場合、水漏れが起こる可能性があります。
水漏れを放置すると水道代やガス代が高くなるだけでなく、不完全燃焼などの大きなトラブルにつながる恐れがあるため、早めに対処しましょう。

断水の場合も、事前に通知がなかったのであれば、水道管に何らかのトラブルが起きていることが考えられます。
水が出ない原因が不明な場合は、早急に業者に相談してください。
 
 
・熱くなったり冷たくなったりする
給湯器が故障すると、急に熱湯が出たり冷水が出たりと、お湯の温度を一定に保てなくなることがあります。
すべての水栓でお湯の温度が安定せず、お湯をしばらく出し続けてもなかなか設定温度にならない場合は、給湯器が故障している可能性が考えられるでしょう。

ただし、古い給湯器の場合は、給湯器の構造上お湯が熱くなったり冷たくなったりする症状が多く見られます。
そのため、しばらくお湯を出し続けて解消されるのであれば、給湯器自体に異常はないと言えます。

また、一部の水栓のみでお湯の温度が保てない場合は、給湯器本体ではなく水栓金具などの不具合が原因かもしれません。
 
 
・異音がする
給湯器を使う際は、モーターやファンなどの作動音が出るため、多少の音が聞こえるのは異常ではありません。
しかし、普段とは異なる音が鳴っている際は注意が必要です。

「ピーッ」という笛の音のような高音が聞こえる場合、ファンモーターに異常があったり酸素量とガス量のバランスが取れていなかったりする可能性があります。

また、給湯器を作動させた際に「ボンッ」という着火音が聞こえる場合は、不完全燃焼やガス漏れの恐れがあり、非常に危険です。

給湯器の故障だけでなく、一酸化炭素中毒や爆発の危険性もあるため、着火音のような異音が気になったら直ちに使用をやめ、業者に相談しましょう。
 
 
・煙が出たり、ガスの臭いがしたりする
給湯器から黒い煙が出ている場合、給湯器が不完全燃焼を起こしているかもしれません。
そのまま使用を続けると一酸化炭素中毒になる危険性があるため、すぐに使用をやめて給湯器の修理や交換を行いましょう。

排気口から白い煙が出ている場合は、排出ガス内の水蒸気が白く見えている可能性が高いので、異常ではないと考えられます。
ただし、同時に異音や異臭がある場合などは業者に相談しましょう。

また、LPガスとも呼ばれるプロパンガスを使用している場合、ガスの残量が少なくなるにつれてガス臭が強くなることがあります。

この場合のガス臭は問題ありませんが、強いガス臭が続くときは、給湯器内でガス漏れを起こしている可能性もあるため要注意です。

ガス漏れが生じている場合、異常着火を引き起こして給湯器が変形することもあるので、1度給湯器の様子を目で確認してみましょう。

ガス漏れは爆発や火災を招く危険性があるため、ガスの強い臭いが気になった場合は直ちに使用をやめて、点検を依頼することをおすすめします。

給湯器が故障しているかもしれないときの対処法

給湯器の異音や異臭、発煙など明らかに故障していると見られる場合を除き、給湯器の不調は自分で対処して解消できる場合もあります。
ここでは、給湯器に不具合が生じた際の正しい対処法について紹介します。
 
・お湯が出ない、追い焚きができない場合

〈お湯が出ない場合〉
1.電源を確認
お湯が出ないときは、まず給湯器の電源が切れていないかを確認しましょう。
電源が入っているのにお湯が出ない場合は、一旦給湯器の電源を切って再起動することで正常に作動することもあるので、電源を入れ直してみてください。

2.水が出るかを確認
電源の確認や再起動を行なってもお湯が出ない場合は、水が出るかを確認します。
水が出ない場合は、給水バルブが閉じていたり給水配管が凍結していたりする可能性があります。
凍結した場合は、自然に解凍されるのを待つのが望ましいでしょう。
お湯をすぐに使いたいときは凍結した部分にタオルを巻き、ぬるま湯をかけて溶かせば使用できます。
給水バルブが開いていて、凍結も起きていないにもかかわらず水が出ない場合は、断水や水漏れの恐れがあるため早急に確認や修理が必要です。

3.ガスに問題ないかを確認
水は問題なく出るのにお湯だけが出ない場合は、ガスの元栓が開いているか、ガスメーターが止まっていないかを確認してください。
ガスメーターは、少しの衝撃でも安全装置が作動して止まってしまうことがあり、再びガスを使うには復旧作業が必要になります。
また、プロパンガスの場合はガスが切れている可能性もあるため、ガスの残量を確認しましょう。

〈追い焚きができない場合〉
1.浴槽内の水の量を確認
お風呂の追い焚きができない場合、まずは浴槽内の水が少量すぎないかを確認してください。
水位が循環口よりも少ない場合、空焚き防止のため追い焚き機能が作動しないことがあります。

2.循環フィルターを確認
水位に問題がない場合は、循環フィルターに問題があるかもしれません。
フィルターに髪の毛やゴミなどが詰まって汚れていると、追い焚き機能が使えなかったり設定温度まで上がらなかったりすることがあります。

反対に、設定温度よりも熱く感じる場合、フィルターがしっかりはまっていないことが原因です。
追い焚きの不具合は、フィルターの掃除や正しい取り付けで対処してみましょう。
 
 
・お湯の温度が安定しない場合

〈冷水サンドイッチ現象〉
給湯器の構造上、熱いお湯が出たあとに冷たい水、適温のお湯の順に出てくる現象はよく起こります。
この現象を「冷水サンドイッチ現象」と呼び、お湯を沸かす際の余熱や、もともと配管に残っていた水の温度などが関係しているので給湯器の故障ではありません。

お湯を出し続ければ徐々に温度が安定してきますが、気になる場合は、「Q機能」という温度変化を抑える機能が搭載された新しい給湯器に交換することをおすすめします。

〈ガスや循環フィルターの問題〉
冷水サンドイッチ現象の他に、お湯の温度が安定しない原因として考えられるのは、ガスや循環フィルターの問題です。
ガス栓が全開になっていない場合、温度を一定に保てなくなるため、まずはガス栓が完全に開いているかを確認しましょう。

また、浴槽のお湯の温度が安定しない場合は、循環フィルターの状態をチェックしてみてください。
フィルターは、浴槽のお湯の温度調節を行う装置なので、汚れていると正常に機能せずに設定温度を保てなくなることがあります。

さらにフィルターが外れているなど、正しく取り付けられていない場合にも温度調節に支障が出るため、フィルターの手入れをしたあとの取り付けにも注意が必要です。

他にも、同時に複数箇所で水を使用したことで、水圧が変化してお湯の温度に影響することも考えられます。
お湯を使いたい場合は、水を複数箇所で同時に使うことは避けましょう。
 
 
・リモコンにエラーコードが表示された場合
リモコン付きの給湯器であれば、不具合が起きた際はリモコンに英数字でエラーコードが表示されます。
エラーコードとは、給湯器に異常などが起きた際に、どの部分にどのような問題点があるのかを知らせてくれるものです。

エラーの内容や対処法は、給湯器の取扱説明書や各メーカーのホームページで確認できるので、指示に沿って対処しましょう。

エラーコードの内容には、電源を入れ直して再操作を要するもの、ガス栓や水栓などの状態の確認を要するもの、専門の業者による点検や修理を要するものなどがあります。

点検や修理を要するエラーコードが出た際は、給湯器の故障だけでなくさまざまなトラブルの原因にもなり得るため、速やかに使用を停止して業者やメーカーに相談しましょう。

まとめ

給湯器が故障した可能性がある場合、そのまま使用すると光熱費の余計な出費や水漏れなどのトラブルに発展する恐れがあります。
最悪の場合は、一酸化炭素中毒や爆発、火災などの危険な事故につながるかもしれません。

給湯器に異変を感じたら、状況に応じて適切な対処をすることが大切です。
自分で対処できない状況であれば、必ず業者に相談して点検や修理、交換などの適切な措置を取りましょう。

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