水のコラム

ウォシュレットは自分で交換できる?交換する際のポイントや注意点を解説!

2022年08月24日  トイレ

トイレのウォシュレットを自力で取り付けて交換できたら手軽で便利ですよね。トイレにウォシュレットを取り付ける際には、自宅のトイレ環境や機能面を考慮して交換する必要があります。

また、取り付けが難しい場合は、業者に交換を依頼することとなりますが、その判断は簡単ではありません。

では、具体的に自分でウォシュレットを交換する際に気をつけるべき点はどのあたりなのでしょうか?そこで今回は、ウォシュレットを自分で交換する際のポイントや注意点について解説します。

ウォシュレットはいつ頃交換を検討するべき?

現在では、各家庭へのウォシュレットの普及率が上がり、公共施設などでも積極的に導入されています。

しかし、ウォシュレットを交換する際には、そのタイミングが重要になります。ウォシュレットの交換を検討したいポイントとして、設置してからの年月と劣化具合を押さえておきましょう。

では、新しいウォシュレットに交換するべきタイミングやサインは、どのような状況なのでしょうか?ここでは、ウォシュレットはいつ頃交換を検討するべきかについて解説します。

ウォシュレットの設置から年月が経過しているタイミング
ウォシュレットの性能や使用頻度によって左右されますが、一般的なウォシュレットの寿命は約10年前後とされています。

もし、この期間を超えて使用している場合は、特に異常が発生してなくても交換するタイミングとしては適切です。

水漏れを発見したタイミング
ウォシュレットで水漏れを発見した際には、まずナットを始めとした、接続部分の緩みを確認しましょう。締め直して対処することで、水漏れが解消されるケースがあります。

接続部分を確認しても解消されない場合は、部品の劣化が考えられます。早期発見できれば部品の交換のみで済みますが、放置しすぎていると、被害が拡大してしまう恐れがあるので注意しましょう。

また、むやみに自力で対処することで、状態をさらに悪化させてしまう可能性もあります。作業が苦手で不安な人は、業者に修理の相談を検討しましょう。

温水が出なくなったタイミング
ウォシュレットの機能の一つとして、温水機能があります。温水が出ない時は、まずコンセントを差し直して再起動させてみましょう。

エラーがモニターに表示されている場合や漏電保護ボタンの操作が必要な場合は、この方法で解消できる可能性があります。

この操作を行っても温水が出てこない場合は、電源プラグの断線が考えられます。一度、業者に断線の有無を確認してもらい、適切な対応をとってもらうことが大切です。

ノズルが出てこなくなったタイミング
ウォシュレットにはノズルが搭載されていますが、ノズルにホコリなどが付着している場合、正常に作動しなくなるケースがあります。

手動でノズルを引き出して掃除することでスムーズに作動するようになりますが、掃除してもうまく作動しない場合は、交換を検討するようにしましょう。

また、ノズルから水が出てこない場合も同様に、ゴミによるつまりの可能性が考えられるので、手動で掃除することで解消されるかもしれません。

ウォシュレット本体が動かなくなったタイミング
ウォシュレット本体が動かなくなった際には、まずリセットボタンの作動やコンセントを一度差し直すといった対応を取りましょう。

ほとんどの場合、これらの操作によって再起動してまた使えるようになりますが、解消されない場合は、ウォシュレット本体の交換が必要になります。

ウォシュレットを取り付ける前に確認したいポイント

ウォシュレットの取り付けには、事前にチェックしておくべきポイントがいくつかあります。新品のウォシュレットを準備する前に、自宅のトイレ環境と比較しておくことが大切です。

では、主にどのような点に注意すれば良いのでしょうか?ここでは、ウォシュレットを取り付ける前に確認したいポイントについて解説します。

トイレにコンセントの差し込み口があるかを確認する
ウォシュレットは、電源によって機能を作動させるため、トイレにコンセントを差せる差し込み口がなければ使用することができません。

そのため、ウォシュレットの導入前に必ずコンセントの有無や場所を確認しておきましょう。場合によっては、ほかのスペースから延長コードを使用して電源を引き込まないといけません。

延長コードを使用することで、手軽に電源を確保できますが、ドア部分との干渉は避けられません。ドア部分と接触し続けてしまうと、断線や漏電の危険性が高まります。

この際、有効な手段の一つに電源付きの電球に照明を取り替える方法です。電源付きの照明にすることで、ドア部分との干渉が解消されるほか、漏電リスクも防ぐことができます。

ただし、スイッチで切り替える照明の場合、消灯してしまうとウォシュレットの電源も切れてしまうので、人感センサー付きの照明やスイッチが切り替え可能なものを取り付けることで解消されます。

便器のサイズ感を確認する
便器のサイズには、小型のレギュラータイプと大型のエロンゲートタイプの2種類があります。自宅の便器の穴のサイズを確認し、サイズ感をチェックしておきましょう。

レギュラータイプであれば縦320ミリメートルから350ミリメートル、エロンゲートタイプであれば縦355ミリメートルから380ミリメートルになります。

ウォシュレットを交換する方法

ウォシュレットを交換するには、正しい手順を理解しておく必要があります。主に、ウォシュレットの交換は7つの手順で交換することが可能です。

まず、水漏れ事故を防ぐために、止水栓を閉めて水の流れをストップさせましょう。その後、現在使用している給水管を工具を使用して取り外します。この際、少量の水が垂れる場合があるので、雑巾やタオルを準備しておくと汚れずに済みます。

給水管の取り外し後は、分岐金具とフレキシブル管を取り付けていきます。分岐金具はパッキンの間に挟むことで取り付けることができ、フレキシブル管は傾いた状態で取り付けてしまわぬように、しっかりナットで締めて固定します。

次に、便座を取り外して汚れがある際には拭き取っておきましょう。ここでベースプレートと新品のウォシュレットを取り付けてしっかり固定させます。

最後に、電源と給水ホースを接続して、実際に使用できるかを確認したら交換作業は完了です。ここで改めて、緩みがないかのチェックをしておくと安心です。

ウォシュレット交換の費用相場は?

ウォシュレット交換の費用相場ですが、自力で交換する場合と業者に交換を依頼した場合で異なります。自力で交換する場合、安いモデルで1万円台から購入でき、交換に必要な工具類が揃っていれば、実質本体代のみで済ませることができます。

業者に依頼する場合は、本体代や部品代に加えて、作業費や出張費だけで約1万円から1万5,000円かかるので、このような諸費用を考慮しながら検討するのがおすすめです。

場合によっては、購入した先で交換作業も依頼すれば割引が適用されるケースもあるので、まとめて依頼したい場合には、本体準備から交換作業まで一貫してできる業者を視野に入れましょう。

まとめ

この記事では、ウォシュレットを自分で交換する際のポイントや注意点について解説しました。

自宅にウォシュレットがある場合は、その使用年数や劣化具合を確認して、必要に応じて交換を検討しましょう。

判断に遅れてしまうと、水漏れや機器自体が故障してしまう恐れがあります。トラブルが重なってしまうと、さらに多くの費用がかかってしまうので気を付けておく必要があります。

自力でウォシュレットを交換する場合は、必ず作業手順を確認しながら行い、安全な交換作業を心がけましょう。

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あいち水道職人(愛知水道職人) 0120-492-315

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