水のコラム

【トイレのつまり】自力で解決VS業者依頼 費用のシミュレーション

2020年01月07日  トイレのトラブル


気になるトイレつまりの修理費用。もちろん自力での解決は専門業者に頼むより安く済みます。ただし、重度のつまりを自力で解決しようと思っても困難ですし、二次被害を招く可能性も高まります。そうなると余計コストがかかってしまうので、自信のない方はすみやかに業者へ連絡を。今回は、トイレつまりを自分で解決する場合と業者に頼む場合、どれくらい費用がかかるのかケース別にご紹介します。トイレつまりで対応に迫られた際の参考にしてください。

DIYでも費用はかかる?

トイレつまり修理をDIYでするメリットといえば、コストがかからない点がもっとも大きいでしょう。ただし、すべてのケースで無料というわけではなく、つまりの症状レベルや道具などの持ち合わせ状況によって費用がかかることもあります。以下、それぞれのケースでいくらかかるかみていきましょう。

・トイレットペーパーや排泄物が原因でつまった
トイレットペーパーや排泄物など、いつも流しているものが原因でトイレがつまるケースもあります。「いつもより流れが悪い」と感じる程度なら、50℃程度のお湯を流すと解消することもあります。お湯だけで解決できる事案で業者を呼んでお金を払うのももったいないかと思われますので、流れが悪い程度ならとりあえずお湯を流して様子をみましょう。

<費用>
0円

・お湯を流しただけでは解決しない場合
トイレットペーパーや排泄物などの量が多くてつまり過ぎると、お湯を流すだけでは溶けないこともあります。その場合、役立つのが重曹とお酢です。適量の重曹とお酢を便器に注ぎ、最後にお湯を流すだけです。その後、1時間程度放置します。流れるようになったら解消したとみてよいでしょう。

重曹は100円ショップなどでも販売されています。お酢はスーパーに行けば500円程度で購入できるでしょう。重曹とお酢で解決できる場合は、1,000円かからないくらいの費用で済みます。

<費用>
600~1,000円未満

・固形物を落としてつまらせた
便器内に落としたスマホやアクセサリーなどの固形物を取り出そうと思ったら、専用の道具が必要です。まず候補として挙げられるのが、ラバーカップ。先端部分のゴムを便器内の奥に吸着させ、勢いよく引っ張ってなかの異物を取り出すというものです。この道具は安価なものだと100円程度で購入できます。

また、ポンプの仕組みを使って異物を取り出す「真空式パイプクリーナー」も有効です。容量はラバーカップと同じながら、吸引力はそれ以上。取り出しの成功率も上がります。しかも、ラバーカップのように引っ張るのではなく、レバーを引くだけなので使い方はよりシンプルです。真空式パイプクリーナーの値段は性能や種類によって異なり、高いもので2,000円程度です。

<費用>
ラバーカップ:100円~
真空式パイプクリーナー:1,000~2,000円

業者依頼の場合、トータルでいくら?
トイレつまりの修理費用は業者によって異なるため、事前の見積もりが欠かせません。相場は軽度のつまりで作業料金5,000円程度。これとは別に出張費用や、深夜早朝料金がかかるケースもあります。

・大量のトイレットペーパーが原因でつまった
普段使用する以上にトイレットペーパーを流すと、ペーパーのカスが配管などにつまって流れを悪くします。この場合は薬品などを使って溶かす方法が一般的です。薬品洗浄による作業料金は5,000円くらいです。

<費用>
出張料金:地域による
作業料金:5,000円~

・異物を流してつまった
トイレにあやまって異物を流した場合、簡単作業で済むこともあれば、便器を取り外す大がかりな作業が必要なケースもあります。なかに手を入れただけでは取り出せない場合、便器の脱着もしくは高圧洗浄などの専用道具による解決が試みられます。

比較的浅い場所に落ちている場合は、便器を取り外してなかの様子をみます。異物が排水管の奥にまで流れてしまった状況では、高圧洗浄機やワイヤーブラシといった特殊器具が用いられるでしょう。費用は配管の長さや作業の難易度などに左右されます。

<費用>
出張料金:地域による
便器の脱着:45,000~50,000円
高圧洗浄:15,000~20,000円

失敗すれば二次被害、余計なコストも…。

費用だけ比較すればDIYのほうがお得です。自分で解決できるものならそれに越したことはありませんが、業者に頼んだほうが無難なケースもあります。自力作業に失敗して二次被害でも発生させれば余計コストがかさむため、DIYでよいか業者に任せるかは慎重に判断したいところです。

次のような二次被害に注意してください。

・ 取り外しに失敗して便器が破損した
・ 水漏れを起こして階下の住居の家具を汚した
・ 異物を無理に取り出そうとしたけど、余計奥のほうへつまらせてしまった
・ 異物を取り出そうと道具を奥に突っ込んで、便器内部を傷つけた

作業に失敗して便器本体の故障を招いたら交換費用が発生するため、難しいと感じたら迷わず業者への依頼をおすすめします。

まとめ

自力でのトイレつまり解決に要する費用は、高くても2,000円程度といったところ。ただし、症状が重いようなケースでは業者への依頼が望まれます。軽度のつまりなら作業料金5,000円程度で済みますが、重度のつまり解消や排水管に流れ込んだ異物の取り出しを要する場合は15,000~20,000円程度かかるでしょう。修理費用は症状レベルや現場の状況によって異なるため、事前に見積もりを取ってもらうことを忘れないでください。

あいち水道職人は、西尾市、蒲郡市、犬山市など愛知県全域をカバーする水道修理専門の指定業者です。軽度のトイレつまり解消に要する費用は、出張費込みで8,000円程度です。お見積もりやキャンセル料は無料ですので、お困りの際はお気軽にご相談ください。

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あいち水道職人(愛知水道職人) 0120-492-315

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