水のコラム

洗濯機の排水口が汚れる原因と掃除方法を解説

2022年03月03日  洗濯機


洗濯機の排水口を、こまめに掃除している方は少ないかもしれません。
普段あまり目の届かない場所ですが、糸くずや髪の毛、洗剤カスなどの汚れが溜まりやすく、放置すると悪臭やつまりといったトラブルにつながる可能性があります。

本記事では、洗濯機の排水口が汚れる原因から掃除方法、キレイな状態を保つコツまで詳しく解説します。

目次

洗濯機の排水口が汚れる原因

洗濯機の排水口が汚れる原因として、衣類の汚れや糸くず、流れ込んだ髪の毛や洗剤カスなどが挙げられます。
これらが蓄積すると、ぬめりやつまりだけでなく、悪臭の原因にもなります。
排水口を効率的に掃除するためにも、まずは汚れの種類を以下で確認しておきましょう。

洗濯機の排水口が汚れる原因
・糸くずやホコリなどのごみ
・皮脂や髪の毛
・洗剤カス

糸くずやホコリなどのごみ

洗濯のたびに衣類から出る糸くずやホコリは、洗濯機の排水口が汚れる原因となります。

これらは通常、排水トラップやごみ取りフィルターで回収されますが、小さなごみは除去しきれずに排水口に流れてしまいます。
細かなごみが蓄積すると、そこに皮脂汚れや洗剤成分が付着し、ぬめりが発生してさらに排水口が汚れてしまうのです。

皮脂や髪の毛

肌に触れた衣類には皮脂汚れが付着しており、洗濯中に溶け出して排水口へ流れます。
皮脂は冷えると固まりやすく、排水口の内側に膜のように付着してぬめりを発生させます。
そこへ髪の毛が絡むと、ヘドロ状の汚れとなり、排水口が汚れるというわけです。

特に人数が多いご家庭や、長髪の方がいる場合は排水口に皮脂や髪の毛が溜まりやすくなります。

洗剤カス

使用方法や水質によっては、洗剤や柔軟剤の成分が完全に溶けずに残ってしまうことがあります。
溶け残った成分は、皮脂汚れや水道水に含まれるミネラルと結びついて白い洗剤カスとなり、排水口やホースの内側にこびりつきます。

洗剤カスは単体でも排水口が汚れる原因になりますが、糸くずや髪の毛を絡め取って塊を作ってしまうため、注意が必要です。

洗濯機の排水口汚れを放置しておくとどうなる?

洗濯機の排水口の汚れが原因で、いくつかのトラブルを引き起こすことがあります。
以下では、起こりうるトラブルを4つ紹介します。

洗濯機の排水口汚れを放置した場合に起こりうるトラブル
・洗濯機が排水エラーになる
・水漏れの原因になる
・悪臭の原因になる
・排水が逆流する

洗濯機が排水エラーになる

洗濯機の排水口には髪の毛や衣類のホコリ、水垢、洗剤カスなどが徐々に蓄積されます。

ある程度は排水口の仕切筒でキャッチできるものの、汚れすべてをせき止めることはできません。
そのため、排水口に汚れが溜まってくると水の流れが悪くなり、“排水エラー”になってしまう可能性があります。

もちろん、排水口を掃除したばかりなのに排水エラーとなった場合は、洗濯機本体の不具合もありえるでしょう。
しかし、排水エラーは排水口の汚れが原因で起こることが多々あります。

水漏れの原因になる

洗濯機の排水口に糸くずや髪の毛がつまったまま放置していると、水漏れの原因にもなりかねません。
水漏れの場合は、ほかにも洗濯機と排水ホースの接続部分の緩みや排水ホースの破損なども考えられます。

しかし、排水口の汚れが原因で排水ホースの劣化につながり、結果水漏れの原因となる場合も少なくないのです。

また、マンションやアパートなどの共同住宅の場合、水漏れは下の階にも影響を及ぼす可能性があるので、特に注意が必要です。

悪臭の原因になる

洗濯機本体の掃除をしたにもかかわらず、どこからともなく悪臭がするときは、排水口が原因である場合がほとんどです。
通常は、排水トラップ内の水が悪臭の原因を防いでくれています。

しかし、排水口に汚れが溜まってくると排水トラップ内の水が減り、悪臭が逆流してしまうのです。
水回りはどうしてもカビが繁殖しやすくなっており、放置しておくとカビのニオイもひどくなってきます。

排水が逆流する

排水口の汚れが蓄積すると、洗濯後の水の流れが悪くなり、結果として逆流することがあります。
防水パンから水が溢れたり、排水ホースの接続部から水漏れしたりするケースもあるため注意が必要です。

また、逆流した排水には汚れや雑菌が含まれており、悪臭やぬめりが発生する原因にもなります。
排水の勢いが弱い、また「ゴボゴボ」と音がするなどの兆候があれば、早めに排水口や排水トラップ、排水ホースの周辺を点検しましょう。

洗濯機の排水口を掃除する前に準備する物

実際に、洗濯機の排水口を掃除する前に準備する物を以下に紹介します。

洗濯機の排水口の掃除に必要な物
・カビキラー
・液体パイプクリーナー
・マスクと手袋
・雑巾
・ビニール手袋
・金属のヘラ(排水口の蓋を外す際に便利)
・歯ブラシ
・ネット(汚れを排水口に流す際にごみくずなどをキャッチします)

排水口の掃除用具は、自宅にある物で揃うことがほとんどです。
カビキラーが苦手な方は重曹とクエン酸で代用できるので、臨機応変に対応してください。

洗濯機の排水口を掃除する方法

洗濯機の排水口を掃除する方法を、誰でも簡単に試せる範囲内で紹介します。
排水口の掃除は難しいと思われがちですが、試してみると比較的簡単にできます。

洗濯機の排水口を掃除する方法
・洗濯機の電源を切り、蛇口も完全に締める
・排水ホースを外す
・排水口の部品を外す
・外した部品を袋に入れ掃除する
・排水エルボ以外の部品を元に戻す
・排水口に液体パイプクリーナーを注入する
・排水ホースを確認する

洗濯機の電源を切り、蛇口も完全に締める

洗濯機の電源を切らなかったり、蛇口を締め忘れたりすると、思わぬトラブルにつながります。

必ず排水口の掃除を始める前に洗濯機の電源を切り、蛇口も完全に締めましょう。

排水ホースを外す

排水口を掃除する前に、排水ホースを外して作業スペースを確保します。
床が濡れて汚れやすくなるため、洗濯機の周辺にビニールシートや新聞紙、不要なタオルなどを敷いて床を養生しておきましょう。

排水ホースや排水トラップには水が残っていることが多いので、外す際はバケツや洗面器を下に置き、こぼれてもすぐに拭けるように雑巾を手元に用意します。
排水ホースをゆっくりと持ち上げて中の水を抜いてから、固定している留め具を緩めて取り外すのがポイントです。
勢いよく外すと水が跳ねやすいため、残った水に注意しながら慎重に作業してください。

排水口の部品を外す

排水口はいくつかのパーツが重なっており、以下をすべて外します。
・排水エルボ(排水ホースの先端に付いている部品)
・目皿
・パッキン
・仕切筒
・封水筒

外した部品を袋に入れ掃除する

外した部品をビニール袋に入れて、カビキラーを吹きかけます。
このとき、汚れを歯ブラシでゴシゴシ擦るのが素早く落とすコツです。

ナチュラル洗剤を好む方は、重曹とクエン酸(重曹の半量程度)を、外した部品にまんべんなくふりかけます。
そこにコップ1杯の水を注ぐと5分ほどで発泡してくるので、その後歯ブラシで擦りましょう。

排水エルボ以外の部品を元に戻す

洗浄が完了したら、排水エルボ以外の部品を取り外したときと逆の手順で元に戻します。
特にパッキンの向きやはまり具合、仕切筒・封水筒の差し込み不足がないかを丁寧に確認しましょう。

排水トラップを外したままにすると、室内と下水を隔てるものがなくなり、下水のニオイが室内に上がってくることがあるので要注意です。

排水口に液体パイプクリーナーを注入する

排水エルボ以外の部品を元に戻し、すき間がないことを確認できたら、液体パイプクリーナーを注入して30分~1時間ほど放置します。
このとき、部品が外れてすき間ができていると、液体パイプクリーナーの刺激臭が広がりやすいほか、薬剤がこぼれて皮膚に付着するリスクが高まります。
使用時は必ず換気を徹底し、ゴム手袋や眼鏡などの保護具を着用してください。

また、ほかの洗剤と混ぜないようにするとともに、放置後は十分な量の水でしっかりと洗い流しましょう。
排水口に液体パイプクリーナーが残っていないことを確認し、排水エルボと排水ホースを元に戻して掃除は完了です。

排水ホースを確認する

洗濯機をずらして作業した場合は、元の位置に戻したあと、排水ホースが洗濯機の下で折れていないか、また潰れていないかを必ず確認することが重要です。
排水ホースが正しく設置されていないと、排水不良や逆流の原因になります。
なお、設置後に短い時間で脱水と排水を試し、水漏れが起きていないかどうかを点検しておくと安心です。

また、近年のドラム式洗濯機は重量が70~80kgになる製品も多く、1人で無理に動かすと床の破損や腰の負傷、洗濯機の破損につながるおそれがあります。
動かすのが無理だと感じたらすぐに作業を中止し、2人以上で持ち上げるようにしてください。

さらにドラム式洗濯機は、輸送用固定ボルトを外した状態で本体を傾けすぎると、ドラムの軸が歪んで故障するリスクがあります。
移動や設置の際は必要以上に傾けず、取扱説明書の手順に従って慎重に作業しましょう。

洗濯機の排水口をキレイな状態に保つ方法

掃除の方法はわかったものの、キレイな状態をどのように保てばよいのでしょうか。
「できれば掃除を少しでも楽にしたい」という願いが叶うよう、洗濯機の排水口をキレイな状態に保つ方法を次に紹介します。

洗濯機の排水口をキレイな状態に保つ方法
・ごみ取りフィルターのこまめな掃除
・定期的な洗濯機の洗浄
・お風呂の残り湯は使用しない
・排水ホースの交換

ごみ取りフィルターのこまめな掃除

洗濯機の排水口は年に1度の大掃除となると、糸くずや髪の毛、洗剤カスが大量にこびりついている可能性があります。
そうなると、汚れが取れるまで時間がかかるため、できるだけこまめな掃除が必要です。

たとえば、ごみ取りフィルターに溜まった糸くずやごみは、縦型式洗濯機なら使用ごとに捨てる、ドラム式洗濯機なら最低でも2週間に1度は掃除するのが望ましいでしょう。
ごみ取りフィルターに汚れが溜まってくると、ごみが溢れだし排水口に流れてしまうので、こまめな掃除を心がけることが欠かせません。

定期的な洗濯機の洗浄

洗濯機の洗浄も、定期的に行うことが大切です。
洗濯槽の裏側には、目に見えない黒カビや汚れなどが発生している場合があります。
そのまま放置しておくと、排水と一緒に黒カビや汚れが流れてしまう可能性があるので注意が必要です。

洗濯機の洗浄剤は、一般的に“洗濯槽クリーナー”という名称で販売されています。
塩素系と酸素系に分かれているほか、除菌に優れた製品があり、バリエーションが豊富です。
使用方法も簡単で、洗濯槽クリーナーを洗濯機に投入して2時間程度放置したら、あとは標準コースで運転させるだけとなっています。
2か月に1回を目安に、洗濯機の洗浄を行うとキレイを保つのに効果的です。

お風呂の残り湯は使用しない

水道代を節約するために、お風呂の残り湯を洗濯に使用している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、お風呂の残り湯は人の皮脂汚れや髪の毛などで想像以上に汚れているため、洗濯機の排水口の汚れを倍増させます。

くわえて、洗濯機の故障にもつながりやすくなるので、できる限りお風呂の残り湯は使用しないようにしましょう。

排水ホースの交換

あまりにも汚れている排水ホースは、交換するのも一つの方法です。

汚れが溜まった排水ホースをカビキラーで掃除した場合、汚れが取れるまで通常よりも時間がかかることが予想されます。
放置時間が長くなると、排水ホースが劣化することも少なくありません。
長年放置した排水口の汚れは、除去するよりも排水ホースを交換するのが現実的です。

関連記事:洗濯機の排水ホース交換時期は?水漏れは早めに対処しよう

洗濯機の排水口をキレイに保ち快適に暮らしましょう!

洗濯機の排水口は、気づかないあいだに汚れが溜まっているだけでなく、思わぬトラブルにつながる可能性もあります。
たとえば、洗濯機の排水エラーや水漏れ、悪臭などできれば避けたいトラブルばかりです。

今回ご紹介した洗濯機の排水口の掃除方法は、比較的簡単で誰にでもできます。
掃除用具も自宅にある物で準備できるので、試してみてください。

洗濯機の排水口がつまった場合は水道修理業者に依頼しよう

ご自身で掃除してみたものの、排水口に溜まった汚れが除去できずにつまってしまった場合は、早めに水道修理業者に相談しましょう。
つまりを解消しようと洗濯機を無理に動かしたり、部品を分解したりすると、水漏れや破損を引き起こすこともあるため、注意が必要です。

なお、作業時間はつまりの状況によって異なり、軽度のつまり除去で30〜60分程度、重度のつまり除去では3時間程度かかるケースもあります。
つまりの状況次第では、さらに作業時間が長くなる場合もあるので、作業に入る前に水道修理業者に確認しておくことをおすすめします。

水道修理業者を選ぶ際のポイント

安心して任せられる水道修理業者を選ぶには、以下の5つのポイントを確認しておくとよいでしょう。

水道修理業者を選ぶ際のポイント
・水道局指定工事店であるかどうかを確認する
・施工実績を確認する
・公式ホームページを確認する
・相見積もりを取る
・アフターサポートの有無を確認する

水道局指定工事店であるかどうかを確認する

水道修理業者を選ぶ際にまず確認したいのが、水道局指定工事店であるかどうかです。

水道局指定工事店とは、施工に必要な技術や設備が一定の基準を満たしていると自治体から認められた業者を指します。
国家資格である“給水装置工事主任技術者”が在籍し、難易度の高い施工にも対応できる機材を揃えているため、安心して任せられます。

依頼前に、自治体の公式ホームページで公開されている“指定給水装置工事事業者名簿”や、水道修理業者の公式ホームページで確認しておきましょう。

水道局指定工事店であることは、信頼できる水道修理業者を選ぶうえでの重要なチェックポイントになります。

施工実績を確認する

修理を依頼する前に、ご自宅の排水トラブルと似た症状の施工実績があるかどうかを確認しておくことも大切です。
排水トラブルといっても、場所や原因によって修理内容はさまざまです。
たとえば、原因が家の中の配管なのか外の排水マスなのか、また高度な技術が必要な作業なのかによっても対応方法が異なります。

水道修理業者の公式ホームページを確認し、施工事例の紹介やこれまでの対応件数、扱える設備の種類などを確認してみてください。
施工実績を多数公開している水道修理業者は、技術や知識が豊富である可能性が高いため、状況に合わせた的確な対処が期待できます。

公式ホームページを確認する

公式ホームページで具体的な情報を公開していることも、水道修理業者の信用度を見極める重要なポイントの一つです。
所在地・代表者・連絡先などの会社情報にくわえ、料金形態の詳細やキャンセルの規定、支払い方法などが明記されているかどうかを確認しましょう。

基本的な情報だけでなく、追加費用が発生する条件や目安も細かく記載している水道修理業者は、信頼度が高いといえます。
特に水回りの修理は、料金形態が明確であるほどトラブルになりにくい傾向にあります。

詳細な情報を公式ホームページでしっかりと開示している水道修理業者を選ぶことが、納得のいく修理を行ううえで重要です。

相見積もりを取る

水道修理業者は2~3社から相見積もりを取り、作業内容と金額を比較して選びましょう。
その際、書面やメールで作業の内容や使用する機材、追加料金が発生する条件などが記載されているかも確認しておくと安心です。

また、緊急時であっても「今決めれば割引できる」「すぐに修理しないと危険」などと強く急かされる場合は、一度落ち着いて他社の見積もり内容と比較することが大切です。
判断材料が増えることで、不要な工事や想定外の請求を避けられます。

アフターサポートの有無を確認する

排水トラブルは修理しても再発することがあるため、作業後の保証があるかどうかも、事前に確認しておきたいところです。

ただし、アフターサポートがある水道修理業者であっても、適用条件が限られているケースがあります。
保証の対象となる期間や範囲、条件を事前に確認しておくことで、再度トラブルが起きた場合にも対処しやすくなります。

洗濯機の排水口のつまりを除去する際の作業費の目安

洗濯機周りの排水のつまり除去を水道修理業者に依頼した場合、作業費は原因や作業方法によって異なります。
作業費は5,000円程度から、つまりの程度によって30,000円を超えることもあります。
作業ごとの費用の目安は、以下を参考にしてみてください。

洗濯機周りのつまりの除去にかかる作業費の目安
・軽度つまり(薬品洗浄など):5,000円~
・中度つまり(トーラー作業など):9,000円~
・高度つまり(高圧洗浄作業など):14,000円~
・ドラム式洗濯機の移動:20,000円~
特に注意したいのが、ドラム式洗濯機の移動にかかる費用です。
人員を追加する必要がある場合、水道修理業者によっては追加の費用を請求されるケースがあるため、依頼する前に詳細を確認しておきましょう。

洗濯機の排水口のつまりはあいち水道職人にお任せ

洗濯機の排水口は、糸くずや髪の毛、洗剤カスなどが少しずつ溜まり、気づかないうちに排水のつまりにつながる可能性があります。

軽度のつまりであれば掃除で改善されるケースもありますが、重度のつまりでは部品の分解や洗濯機の移動が必要になることも考えられます。
ご自身で無理に対処しようとすると、故障や水漏れが起きる場合もあるため、早めに水道修理業者に相談することが大切です。

愛知県で洗濯機周りの排水トラブルにお困りの方は、あいち水道職人にご相談ください。
高い技術と豊富な経験を持ったプロのスタッフがご自宅にお伺いし、確かな実績と知識でお客さまのお困りごとを解決いたします。

※本記事でご紹介している方法は、一般的な対処法の例です。
作業を行う際は、ご自身の状況や設備を確認のうえ、無理のない範囲で行ってください。
記事内容を参考に作業を行った結果生じた不具合やトラブルについては、当社では責任を負いかねます。
少しでも不安がある場合や、作業に自信がない場合は、無理をせず専門業者へ相談することをおすすめします。

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