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水のコラム

再生紙のトイレットペーパーは詰まりやすいって本当?

2019年05月29日  つまりのトラブル


環境意識の高まりから、最近では再生紙トイレットペーパーも多く出回るようになりました。「再生紙はパルプより詰まりやすい?」ともいわれますが、実際はそんなことはありません。このタイプにはほかの点で注意すべきことがあります。

こちらでは、再生紙トイレットペーパーの特徴、水に溶けにくいタイプの特徴などについてご説明します。

再生紙トイレットペーパーの特徴

一般的に使用されているトイレットペーパーの原料はパルプです。これは草木や竹などから抽出された食物繊維でつくられるもので、自然素材に極めて近いといえるでしょう。

対して再生紙は、不要な紙を素材につくられます。具体的には、牛乳パック、余った雑誌や広告チラシなどをリサイクルしたものです。家庭やオフィスから回収された雑誌や新聞などは対象外で、未使用の古紙の再利用が大原則です。リサイクルや資源、環境対策の観点からつくられるトイレットペーパーと考えてよいでしょう。

再生紙トイレットペーパーは素材や硬さに問題はなく、再生紙だから「詰まりやすい」「水に溶けにくい」ということはありません。また、「再生紙は臭いやすい」というイメージもありますが、無臭のタイプも多く出回っています。再生紙が登場したての頃は、消毒剤のような薬品臭もしましたが、改善されてきました。たとえ臭いがしても無香料の消臭剤や消臭スプレーで対応できるほどの微々たるレベルですので、必要以上に気にすることはないでしょう。

再生紙トイレットペーパーで問題があるとすれば、「硬さ」かもしれません。手に触れるとゴワゴワとして、パルプタイプにある手触りの柔らかさを感じない感触です。これは製造過程で安全性と衛生面を重視して、何度も殺菌・消毒が繰り返されているためです。

硬い材質のトイレットペーパーは、肌に擦れやすく痛いと感じる方もいるでしょう。その場合は柔らかいタイプの再生紙トイレットペーパーがおすすめです。製造コストがかかっている分、費用も高めですが、使いやすさと快適性の面では優れています。

安価で厚手なトイレットペーパーには注意

厳密にいうと、トイレットペーパーは水に溶けるのではなく、「溶けやすい素材」です。トイレットペーパーには、「溶けやすいもの」と「溶けにくいもの」があり、素材や種類、つくり方で分かれます。一般的に前者は詰まりにくく、後者は使い方次第で詰まる可能性が高まる点に注意が必要です。

・ダブルタイプは溶けにくい?
2枚重ねになったダブルタイプ、または3枚重ねのトリプルタイプのトイレットペーパーは、かさばる分シングルタイプより溶けるのに時間がかかります。シングルからダブルに切り替えた後に水の流れの調子が悪くなるのは、流す紙の量が増えたためです。この場合はシングルに戻すことで改善されることもあります。

・海外製のものは水に溶けやすくない?
海外製の安価なトイレットペーパーは家計にはやさしいですが、水に溶けにくいタイプもあります。というのも、トイレットペーパーを流す・流さないは国によって分かれ、流さない国で製造するものは水に溶けにくくても問題ないわけです。水溶性が考慮されずにつくられた輸入ペーパーを購入すると、一般製品より詰まりやすくなる感は否めません。

国産でも、水に溶けにくいタイプがあります。たとえばシャワートイレ用のトイレットペーパーです。吸水性を重視してつくられており、一般タイプより厚手になる製法です。イメージとしては、吸水性のあるキッチンペーパーを流すようなものとお考えください。一般タイプを使うように流してしまうと、簡単に詰まる恐れがあるため注意が必要です。

水に溶けやすいか、溶けにくいかを見極める基準が、JIS(日本工業)規格を満たしているかどうかです。JIS規格に準じたトイレットペーパーは、水に浸して100秒以内に溶ける品質が保証されています。どうしても手ごろな価格のトイレットペーパーを購入したい場合は、JIS規格を満たす製品だと安心です。

材質より量が問題

トイレ詰まりの原因を考えるうえで、流すものがどれだけ水に溶けやすいかは大切なポイントです。しかし、それ以上に考慮が必要なのが流す量です。水に溶けやすいシングルタイプのトイレットペーパーでも、1回の使用で大量に流せば詰まりやすくなるのです。ダブルタイプや厚手のペーパーであれば、なおさらトラブルを招く確率が上がります。

また、シングルはダブルよりも、トイレットペーパー1枚あたり分厚い構造です。適量以上の使用は詰まりを引き起こします。トイレを大切に使い続けるためにも、常識の範囲内でトイレットペーパーを流すことが重要です。

パルプや再生紙、シングルタイプにダブルタイプと、さまざまな種類があるトイレットペーパー。製造方法や1枚あたりの厚さ、製造国によっては水に溶けにくいものもあり、詰まりへの配慮が求められます。厚手タイプや海外製の安価なものを使用する場合は、流す量を極力抑えてください。もし詰まってしまったら、一般的な対策を試すか、専門業者に依頼するか、いずれにしてもはやめに対処しましょう。

水道職人では、トイレのトラブルに対応しております。24時間365日年中無休で電話受付をしておりますので、急な水トラブルにお困りの際はお気軽にご相談ください。

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