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水のコラム

トイレの水洗化はなぜ必要?工事費用は助成される?

2019年06月27日  水道修理


トイレの水洗化には各種のメリットがあり、下水道が使える地域では法律により下水道への接続が義務づけられています。とはいえ、なぜトイレを水洗化する必要があるか疑問に感じる人は少なくないかもしれません。そこで今回はトイレ水洗化の主なメリットを具体的にご説明し、工事費用を助成する自治体の制度もいくつかご紹介します。

トイレ水洗化が済んでいない場合は工事が必要

トイレが水洗式になると下水道を有効活用できるだけでなく、さまざまなメリットをもたらします。現在、トイレの水洗化を訴える自治体は少なくありません。

・トイレの水洗化によるメリット
トイレの水洗化による大きなメリットは、生活環境が衛生的になるところです。トイレの使用後、排泄物はいつでも便器から洗い流されるので不快な臭いを残しません。トイレ掃除やメンテナンスではいろいろな手間が減り、くみ取りも不要です。蚊やハエが寄ってくる心配はなくなり、一般の成人より免疫力の弱い幼児やお年寄りも安心してトイレを使えます。浄化槽も必要ないので、設備の維持管理にかかっていた費用も節約可能です。トイレが清潔になれば、それだけ生活全体も快適になります。居住地域に下水道が設置されたら、トイレをはやめに水洗化工事しておく価値は低くありません。

・下水道への接続義務
下水道が使えるようになると、各家庭には設備への接続義務が発生します。まず下水道法の第10条によれば、台所・風呂場・トイレなどから排出される汚水を下水道管に流し入れる排水設備の設置が必須義務です。同じく第11条3では、くみ取り式トイレの水洗トイレへの改造を建物の所有者に課しています。こちらの期限は、下水道が使用可能になってから3年以内です。浄化槽を使用していても例外ではなく、下水道に接続する必要があります。あまり工事を遅らせると法律に抵触する恐れがあり、多額の資金を投入して設置した下水道も無駄になるので速やかに水洗化したほうが賢明でしょう。

水洗化工事の流れ

下水道を使うための水洗化工事には、一定の手続きが欠かせません。大まかには、工事の申し込み、着工、工事完了の届出、完了検査、検査済証の交付という流れです。

・工事の申し込みから着工まで
トイレの水洗化工事は、普段の水道修理と異なり専門業者に連絡しても即日で着工されるわけではありません。工事は指定工事店に依頼する必要があり、見積もりと契約が済んだら自治体の管轄部署に工事関連の申請書を提出しなければいけません。排水設備などの工事計画について確認を受けてから、ようやく工事開始です。

・着工から検査済証の交付まで
実際の工事が終了しても、それで終わりではありません。工事の完成後には、完了届の提出を求められます。必要書類を出したら、担当者による完了検査が待っています。無事に検査を通り、最後に検査済証を受け取ったら一連の手続きは完了です。きちんと水洗化していることを示すため、証票は玄関先など見やすい場所に貼っておきます。

・なぜ指定工事店に依頼するか?
下水工事は、適切に施工されないと各種のトラブルを招きます。下水管に汚物やゴミがたまり異臭の逆流といった問題を引き起こせば,快適な生活は送れません。一定レベルの技術力をもつ業者が工事を引き受ければ、トラブルの防止につながります。粗悪な工事を避けるには、指定工事店に業務を依頼することが不可欠になるわけです。

なお、申請書を提出しないまま工事を実施すると自治体によっては罰則対象になるので注意してください。

水洗トイレの設置工事には補助金が出る

多くの自治体では、トイレ水洗化にともなう工事費用を助成しています。以下は、愛知県の岡崎市、豊橋市、一宮市、豊田市が導入している助成金制度です。

・岡崎市の助成金制度が
岡崎市は、下水道に接続する工事費を無利子で貸し付ける制度を用意しています。貸付対象は、トイレの改造と排水設備の設置にともなう工事です。それぞれ40万円が上限であり、ふたつ合わせて80万円まで借りられます。申請手続きは、着工する前に済ませるのが条件です。

・豊橋市の助成金制度
豊橋市では、「水洗便所改造資金融資あっせん制度」を利用するとトイレの水洗化工事を助成してもらえます。利用者は水洗トイレ1組につき60万円まで融資を受けられ、利息分は豊橋市水道局の負担です。申請手続きは工事を実施する工事店が処理してくれるので、面倒がありません。

・一宮市の助成金制度
一宮市も、下水道接続にかかる工事資金の融資をあっせんする制度が設けられています。くみ取り式から水洗式へ改造すると、上限額は1カ所につき60万円です。そのうえで浄化槽も廃止すれば、1カ所につき4万円の融資も追加されます。利息に関しても、一宮市の支援を受けられます。

・豊田市の助成金制度
豊田市には「浄化槽雨水貯留施設転用補助制度」があり、その名のとおり浄化槽を雨水貯留施設に転用する工事費用を補助してくれます。支給割合は基本的に工事費の2分の1、上限は6万円です。雨水貯留施設は雨水の有効活用につながるので、豊田市に限らず不要な浄化槽の転用を歓迎する声は少なくありません。

まとめ

トイレを水洗化するメリットは、利用環境の改善からメンテナンスの負担軽減まで多岐にわたります。また下水道が整備された地域では、法律にもとづく接続義務も発生します。家屋の新築・リフォーム時には、トイレの水洗化を忘れずに済ませてください。

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あいち水道職人(愛知水道職人) 0120-492-315

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