水のコラム

蝋を排水口に流すと詰まりの原因に!キャンドルの正しい捨て方をご紹介

2024年06月13日  その他


幻想的な光が人気のキャンドルは、市販品だけではなくハンドクラフトで自作する人も多いですが、蝋は熱に弱いため、気温が高くなってくると温度で溶けてしまい、使いたいときに使えず、捨てなければならないケースがあります。

また、使い終わった後のキャンドルの芯や溶け切らなかったキャンドルの余り、溶けだした蝋は処分する必要があるでしょう。

キャンドルの処分には注意すべき点があります。
排水口に流すという誤った捨て方をしてしまうと排水管が詰まってしまい、水まわりが大変なことになってしまうでしょう。

本記事では、キャンドルの正しい処分方法と、処分時の注意点をご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

キャンドル(ロウソク)の捨て方

キャンドルの捨て方は、キャンドルのどの部分を捨てるかによって異なります。

キャンドル本体

キャンドル本体は可燃ごみ(燃えるごみ)として捨てることができます。
香りがついているアロマキャンドルや、色がついているカラーキャンドルも可燃ごみとして捨てることが可能です。

キャンドルの中にはインテリア用のおしゃれなキャンドルや、ジェルでできたキャンドルもありますが、すべて可燃ごみとして捨てることができます。

ただし、キャンドルに使われている飾りによっては可燃ごみとして捨てることができないこともあるため、捨てる前に自治体のごみ捨てガイドラインを確認してください。

キャンドルを可燃ごみとして捨てる場合、自然発火が心配になることもあるでしょう。
キャンドルは400度以上で自然発火すると言われているため、ごみ捨て場などで自然発火してしまうことはありません。

またキャンドルは芯がないと燃えず、高温になったときには溶けだすため、自然発火が心配の場合、芯を抜くや他のごみと一緒に捨てないなどの対策を行うと良いでしょう。

キャンドル(ロウソク)の容器

キャンドルが入った容器は、材質によって捨て方が様々です。

プラスチックでできた容器

プラスチックは可燃ごみのため、キャンドル本体と同様に、可燃ごみとして捨てることが可能です。
キャンドル本体も捨てるときは、一緒に捨ててしまうと楽でしょう。

ガラス類でできた容器

ガラス類でできた容器は、不燃ごみ(燃えないごみ)として捨てるため、キャンドル本体はケースから抜き取る必要があります。

ガラス類は自治体によって捨て方が定められている場合があるので、自治体のガイドラインに従ってください。

金属でできた容器

キャンドルが入っているアルミカップの原料は、金属です。
金属もガラス類と同様に、不燃ごみとして、キャンドルを抜いてから捨ててください。

キャンドルが入っているアルミカップはリサイクルができませんので、アルミ缶などと一緒に、リサイクル回収品として出さないようにしましょう。

蝋(ロウ)の処分方法

溶けだした蝋や、キャンドルケースに付着して残った蝋は、捨てるためには取り除く必要があります。

冷えて固まった蝋は簡単に剥がすことができません。
少量の場合、先が少し尖ったものなどで削り取ることができますが、量が多い蝋を取り除くためには、湯で溶かしたり、凍らせたりする必要があるのです。

キャンドルスタンドなどでも同じ方法で取り除けますが、形によってはできない方法もあるでしょう。

湯を使う

湯を使う方法には二つあり、一つ目は湯煎です。

蝋が付着した部分が浸る程度のお湯で湯煎にかけると、徐々に蝋が柔らかくなってきます。
蝋が柔らかくなったら、火傷に気を付けながら取り出し、キッチンペーパーや新聞紙、捨てても良いタオルなどで、溶けた蝋を拭き取ってください。

湯を使う方法の二つ目は、キャンドルケースに湯を注ぐ方法です。

キャンドルケースに、蝋が隠れる程度の熱湯を火傷に気を付けながら注ぎ、蝋が溶けて浮かんでくるのを待ってください。
蝋が浮かんできたら湯が冷めるまで待ち、割りばしやプラスチックなどの捨てても良いカトラリーですくい取ります。

すくい取った蝋は、新聞紙やティッシュに包んでから捨てましょう。

凍らせる

蝋を凍らせると剥がせるようになるため、冷凍庫で凍らせる方法も有効です。
ただし、ガラス容器や、冷凍に対応していないプラスチックなどは、凍らせることで割れる恐れがあります。

凍らせた後は、蝋とキャンドルケースの隙間に、怪我に注意しながらナイフなどを突き刺し、剥がしてください。

蝋(ロウ)を捨てるときの注意点

蝋は冷えたら固まる特性を持っているため、排水口に捨てることはおすすめしません。
少量の蝋の場合、排水管を流れてくれることもありますが、排水口に蝋を捨てると、排水管の中で冷えて固まることで、詰まってしまう恐れがあります。

蝋で詰まってしまい、溶かすために熱湯を流して対処しようと考えるかもしれませんが、熱湯を流すと排水管が損傷し、壊れてしまうケースもあるため、控えた方が良いでしょう。
また、蝋が冷え固まっている場所に到達する前に熱湯が冷えることや、詰まりでできた水溜まりの水かさが増えてしまうこともあります。

蝋の詰まりはご自身での解消が難しいため、水道修理業者に依頼をしましょう。

キャンドルの蝋が排水管に詰まってお困りの際は、あいち水道職人にご連絡ください!
あいち水道職人では、詰まりの原因を問わず、排水管の詰まり除去作業を承っております。

蝋でできた詰まりは排水管のどこで起こっているのか、ご自身で詰まりの箇所を特定することは困難でしょう。
あいち水道職人は水道修理のプロとして、確かな技術と知識を兼ね備えています。
そのため、詰まりの箇所を的確に判断し、適切な処置を行います。

あいち水道職人では水まわり全般のトラブルに対応しております。
水まわりのトラブルでお困りの際は、あいち水道職人まで、お気軽にご相談くださいませ。

まとめ

キャンドルは人気が高く、市販品の種類も豊富で、ハンドクラフトで自作することもできます。
キャンドルの活用場面は様々で、部屋だけではなくお風呂でも使え、パーティーなどのお祝いごとでも活躍し、キャンプではキャンドルランタンを使う人もいます。

愛知県では、令和6年3月25日に「キャンドルナイトinあいち」が開催されました。
地球環境のことを今一度考えるをテーマに、Hisaya-odori Park 南側(久屋大通公園・名古屋市中区)と中部電力 MIRAI TOWER(名古屋テレビ塔・名古屋市中区錦三丁目6番15号先)を会場として開催されたこのイベントは、YouTubeでイベントの様子が配信されています。
参考:キャンドルナイトinあいち

愛知県岡崎市十王町には、明治40年に創業された「松井本和蝋燭工房」があります。
最高級の和ろうそくを製造・販売しており、2016年の伊勢志摩サミット内関連行事「愛知・名古屋歓迎レセプション」にて、150名の首脳らへの贈答品として選出もされた老舗メーカーです。
参考:松井本和蝋燭工房

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あいち水道職人(愛知水道職人) 0120-492-315

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