水のコラム

6月9日はたまごの日!卵のカラを活用した水回り掃除術と栄養豊富な卵の魅力【水道職人:プロ】

2025年05月30日  キッチン

日々の料理に欠かせない卵ですが、6月9日が「たまごの日」という記念日になっていることはご存じでしょうか?
この日は愛知県の鈴木養鶏場が制定した記念日で、「卵」という漢字の形に由来しているんです。

ところで、卵を使った後に残るカラ、いつもそのまま捨てていませんか?
実はこの「捨ててしまいがちな卵のカラ」に、思わぬ活用法があるんです!

この記事では、たまごの日の由来から、栄養豊富な卵の魅力、そして普段は捨ててしまう卵のカラの活用法などをわかりやすく解説したいと思います。

たまごの日の由来と意味

「たまごの日」は、愛知県新城市で鶏卵の生産・販売を手がける有限会社鈴木養鶏場が制定した記念日です。

6月9日という日付にも実はちゃんとした意味があり、注目してほしいのが「卵」という漢字の形です。
よく見ると「6」と「9」の数字に似ているように見えませんか?
漢字の形を数字に見立てるという、日本らしいユニークな発想ですよね。

鈴木養鶏場では、自社の鶏卵をPRするとともに、様々な料理に使えて栄養豊富な卵をもっと多くの人に食べてもらいたいという願いを込めて、この記念日を制定したんだとか。
これから暑い夏を迎える前の6月に、栄養豊富な卵を食べて体力をつけてもらいたいという生産者からのメッセージでもあるんですね。

昔から「夏バテ防止には栄養をつけることが大切」といわれていますが、まさにその考え方を反映した記念日。
ちなみに、卵に関する記念日は他にもあります。

5月22日は「たまご料理の日」、11月5日は「いいたまごの日」として親しまれており、一年を通して卵の魅力が発信されているんです。
たまごの日は、私たちの食生活に欠かせない卵について改めて考える良い機会でもあります。
栄養価の高さや調理の多様性について再認識してみましょう。

改めて知りたい卵のすごさ

卵が「完全栄養食品」と呼ばれることには、しっかりとした理由があります。
その栄養価の高さと調理の幅広さが、世界中で愛され続けている秘密なんです。

卵は本当に完全栄養食品?

卵は必須アミノ酸をバランス良く含む良質なタンパク質の宝庫です。
体内で作ることができない必須アミノ酸9種類すべてを含んでおり、タンパク質の栄養価を示すアミノ酸スコアは100点満点という優秀さです。

また、ビタミンCと食物繊維以外のほぼすべての栄養素が含まれているのも卵の特徴。
ビタミンA、D、E、Kなどの脂溶性ビタミンや、ビタミンB群、鉄分、カルシウム、リンなどのミネラルも豊富に含まれています。

特に注目したいのが、卵黄に含まれるコリンという成分。
これは記憶や学習に関わる神経伝達物質の材料となる重要な栄養素と言われています。

また、卵白に含まれるカラザ(白い紐状の部分)には、シアル酸という珍しい成分も含まれています。
価格も手頃で、様々な調理法に対応できる卵は、まさに家計と栄養の両方を支える頼もしい食材といえるでしょう。

夏に向けて卵で栄養チャージ

6月は梅雨の時期で、じめじめとした気候が続きます。
この時期から夏にかけては、体力の消耗が激しくなるため、しっかりとした栄養補給が大切。

卵に含まれる良質なタンパク質は、筋肉や血液の材料となり体の基盤をしっかりと支えてくれ、ビタミンB群はエネルギーを効率よく利用するのに役立ちます。
さらに、卵は消化吸収も良いため、食欲が落ちがちな暑い時期でも比較的食べやすい食材として非常に優秀です。

茹で卵、目玉焼き、卵焼きなど、調理法も豊富で飽きることがないのも魅力ですよね。
たまごの日を機に、これから迎える夏に向けて、卵を使った料理のレパートリーを増やしてみるのも良いかもしれませんね。

捨てがちな卵のカラの意外な活用法

卵を使った後のカラ、いつもゴミ箱に直行していませんか?
実はこの卵のカラには、水回りの掃除に驚くほど効果的な使い道があるんです。

まさかカラが掃除に使えるなんて…といった目からウロコの活用法についてご紹介します。

シンクや蛇口がピカピカに

卵のカラの主成分は炭酸カルシウムで、これが天然の研磨剤として働いてくれます。
市販のクレンザーのような効果がありながら、食品由来なので安心して使えるのが大きなメリットです。

キッチンシンクの掃除では、まず卵のカラをきれいに洗って乾燥させ、手で軽く砕きます。
あまり細かくしすぎず、小さな欠片程度の大きさが使いやすいでしょう。

この砕いた卵のカラをシンクの汚れが気になる部分にふりかけ、指の腹を使って優しくこするように磨きます。
水垢や軽い汚れなら、面白いようにきれいになりますよ。
磨き終わったら、カラを取り除いて水でしっかり洗い流してください。
蛇口の根元など細かい部分の掃除にも効果的です。

ただし、卵のカラは研磨作用があるため、傷つきやすい素材には注意が必要。
テフロン加工やホーロー、プラスチック製品への使用は避けておきましょう。

より使いやすくするには、古いストッキングや生ごみ用のネットなどの中に砕いた卵のカラを入れて使う方法もおすすめです。
これならカラが散らからず、掃除後の片付けも楽になりますのでぜひお試しください。

手の届かない容器もきれいに

手が届かない細長い容器の掃除にも、卵のカラが効果を発揮します。
水筒や花瓶、徳利など、口が狭くてスポンジが入らない容器の内部清掃に最適な方法です。

たとえば水筒の掃除の際、まず中に砕いた卵のカラを大さじ1杯程度入れます。
次にカラがかぶるくらいの水を注ぎ、しっかりと蓋を閉めて上下に激しく振りましょう。
30秒から1分程度シェイクすると、卵のカラが研磨剤として働き、内部の汚れや水垢をきれいに落としてくれます。

茶渋がついたガラスポットなどにも応用できます。
作業後は、卵のカラをしっかりと取り除き、何度か水でゆすいでください。
細かいカラが残らないよう、最後は容器を逆さにして水を切ることも大切です。

この方法は漂白剤などの化学薬品を使わずに済むため、お肌や環境にも配慮できますので、毎日使う水筒を清潔に保つためのエコで安全な掃除法と言えるでしょう。

エコな掃除で快適な水回り環境を

卵のカラを使った掃除方法を試してみると、自然由来の材料でも十分きれいにできることが分かります。
化学薬品に頼らない掃除は、環境にやさしく、水回りの設備にも負担をかけません。

定期的な掃除を習慣にすることで、頑固な汚れが蓄積する前に対処できます。
卵料理を作るたびにカラを活用すれば、無理なく継続的な水回りメンテナンスに繋がります。

小さな工夫の積み重ねが、健康的な食生活と清潔な住環境の両方を支えてくれるはずです。

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あいち水道職人(愛知水道職人) 0120-492-315

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