水のコラム
水漏れ工事にはどれくらいの修理時間がかかる?
水漏れは放置していると、徐々に被害が拡大することに繋がるため、早期に解決する必要があります。そのために、業者に水漏れ工事を依頼した場合、どれくらい修理時間がかかるのでしょうか。
修理時間によっては、家族の生活習慣が変わってしまうので、出来れば早く修理が完了した方がいいでしょう。
今回は、そんな水漏れ工事にかかる修理時間について解説していきます。
目次
軽微な水漏れの場合は1~2時間
水漏れ工事には種類があり、中には簡単な作業で終了することもあります。例えば、一部の部品が老朽化することによって生じた水漏れの場合は、部品を新しい物に交換するだけで工事が完了するので、それほど時間がかかりません。
蛇口交換など、軽微な水漏れ修理であった場合は、1~2時間ほどで修理が完了します。また基本的に時間がかかるトイレの修理についても、故障している部分や老朽化による部品の交換であれば、1~2時間で完了するので安心してください。
また軽微な水漏れの場合は、自分で直すことができる可能性があります。パッキンの交換やナットの緩みを締める作業は、工具を持っていれば修理することが可能です。
一度自分で原因を特定して、修理を行う方法も一つの手なので、修理費用を抑えるためにも、自分で修理を行ってみるといいでしょう。
大規模な水漏れは数日かかることが多い
床下などの大規模な水漏れが発生している場合は、状況や被害によって修理にかかる日数が異なります。被害がひどいほど、修理にかかる時間は長くなり、1日で完了することはほとんどないでしょう。
場合によっては数日かかることも可能性としてあるので、大規模な水漏れは、根本的に発生させないように予防策を講じておくことをおすすめします。
また大規模な修理である場合は、修理費用も高額になるケースもあるので、心積もりはしておいた方がいいでしょう。
床下にある配管の水漏れは大規模修理が必要
水漏れの原因として、床下の配管から水漏れが発生していた場合は、大規模な修理が必要になってきます。理由としては、普段生活する上で確認することのない、床下での水漏れなので、気付かずに被害が徐々に大きく広がっていることが多いためです。
被害が大きくなっている場合は修理費用も高額で、放っておくと家に様々な問題が発生する可能性があります。
例えば、地盤沈下やカビの発生、シロアリの発生など、家の存続が怪しくなる問題が、床下の配管が水漏れした場合には起こり得るので、早めに大規模な修理を業者に依頼した方がいいでしょう。
最悪な場合は家を建て替えることもある
床下の配管からの水漏れや水漏れの後始末が十分ではなく、家の木材が腐食してしまった場合には、修理を行うよりも家自体を建て替える必要が出てくる可能性があります。
すぐに家は腐食せず、1年~3年という歳月で家は腐ってくるので、水漏れが発生した時には、すぐに修理を依頼することが重要です。早期解決が行われれば、家の負担も少なくて済むので、家を建て替えるほどの問題は起きません。
しかし、大規模な修理が必要である場合は、家を建て替えてしまった方が、後々のことを考えると安全であるケースもあります。
そのため、水漏れという問題を軽く考えずに、早急に修理に出すことが家を長く存続させるためには必要な決断なのです。
漏水(水漏れ)調査の費用相場
水漏れの早期発見に期待ができるのが漏水(水漏れ)調査です。調査を行うのに費用はかかりますが、水道メーターや止水栓に音聴棒などを接触させることで、水漏れが発生しているのか判断できるので、異変を感じた時は漏水(水漏れ)調査を依頼してみるといいでしょう。
漏水(水漏れ)調査の費用相場
・音聴のみ 1万円~1万5千円
・漏水探知機を使用した調査 1万2千円~1万5千円
・エアー加圧後、漏水探知機を使用した調査 2万円~3万円
漏水(水漏れ)調査による費用相場は、このようになっています。少し費用は高めですが、家の被害が最小限に済むのであれば安いものです。
早めに水漏れがあるかどうか判断するためにも、一度漏水(水漏れ)調査を依頼してみてはいかがでしょうか。
まとめ
水漏れ工事は、水漏れの状態によって修理にかかる時間は異なります。一部の部品が劣化・破損しているだけの水漏れであれば、1~2時間という短時間で解決することが可能です。
場合によっては、自分で水漏れを直すこともできるので、原因が特定できているのであれば、自分で直すのも一つの手です。
しかし、床下からの水漏れといった大規模な修理が必要なケースは、直すのに数日かかることがあります。
また被害が甚大な場合は、家の建て替えも検討しなければならない時もあるので、水漏れを軽視せずに、日頃から水漏れの調査を行っておくようにしましょう。
漏水(水漏れ)調査であれば、費用はかかりますが、具体的に問題を発見することができるので、ぜひ一度水道職人にご相談ください。