水のコラム

タンクレストイレはつまりやすい? 一般トイレとの違い

2019年09月30日  トイレのトラブル


タンクレストイレは、一般トイレに見られないメリットがいろいろあります。その魅力から普及率は高まっていますが、多少はデメリットも伴います。よく指摘される問題点は、トイレのつまりやすさです。一般トイレとの違いを確認すれば、トイレづまりが多く見られる理由も理解できるでしょう。そこで今回は一般トイレと異なるタンクレストイレの特徴をご紹介したうえで、トイレがつまりやすい主な理由をご説明します。

タンクレストイレとは?

タンクレストイレは、その名のとおり便座の後ろに貯水用タンクが備えられていません。そのため、水の流れ方や故障が起きる場所に一般トイレとの違いが見られます。

・タンクレストイレのメリット
タンクレストイレの大きなメリットは、トイレの室内が広くなるところです。便器本体だけが配置された状況は、コンパクトな印象になります。タンクが取り除かれることで高さ約30cm、奥行き約10cmの余裕が生まれ、視界を遮るものが減るため開放的な空間をつくれます。

トイレを流した後、タンクに水がたまるまで待つ必要もありません。トイレが水道と直結しており、連続して排水できます。全体的に複雑な形状が少なくシンプルなつくりも、特徴のひとつです。サイズも小さいものが多く、一般トイレほど掃除の手間がかかりません。

・水の流れ方や故障が起きる場所の特徴
タンクレスのトイレは、スイッチやレバーを操作すると便器につながる給水管から水が流れてきます。通常のトイレと違い、タンクから落下する水の勢いは利用しません。貯水タンクが内装されている場合もありますが、基本的に水道管の水圧や電気により生じた水の勢いで排泄物を流す仕組みです。

トイレの故障は、主に便器本体のなかで起こります。水の流れが悪くなった場合、便器内部に設置されたポンプやバルブを修理する必要があります。

タンクレストイレがつまりやすい理由

タンクレストイレがつまりやすい主な理由は、水圧不足です。十分な水圧を確保できていないと、排泄物をしっかり流せません。

・タンクレストイレは一定レベルの水圧が必要
タンクレストイレは、水を流すとき常に一定以上の水圧が必要です。トイレを設置する際には水圧をきちんと確保できるか事前に調べますが、いつでも高い水圧を保てるとは限りません。キッチンや洗面所で同時に水を使うと、水圧は下がります。水道工事にも影響されるため、タンクレストイレは通常タイプよりつまるリスクが高いといわれています。

とくに水圧の確保が難しいのは、高さのある建物です。マンションやビル、戸建て住宅なら2階から上の部屋、さらに高台に建つ物件でも、最低限のレベルを満たせず水圧が弱まる傾向にあります。

・電気系統に不具合があると水を流せない
タンクレストイレの場合、排水のためのバルブやポンプは電気で動いています。電気系統の不具合、あるいは停電が起こり電気の供給が止まれば、トイレがつまるどころか水を流せません。

製品によっては非常用電池で排水できるタイプもありますが、あまり長くは使えません。大規模停電の発生時では、手動で水を流すことになります。バケツに3~4リットルほどの水を汲み、高めの位置から便器に注ぎ込みます。なかなか排泄物が流れなければ、少し勢いを加えながら何回か繰り返してください。きれいになるまで排水できたら、作業終了です。

トイレをつまらせたときは、あいち水道職人にご相談を

タンクレストイレはいろいろな部品が便器に内蔵されており、どこかに不具合が生じても簡単には修理できません。水圧不足や電気系統のトラブルによりトイレをつまらせたときなどは、あいち水道職人にご相談ください。

・地元に密着したスタッフが年中無休でサポート
あいち水道職人は、地元に常駐するスタッフが年中無休で対応する地元密着型です。岡崎市や春日井市をはじめとして、県内各地でトイレづまりや各種のトイレトラブルが発生した際には24時間365日体制でお話を伺います。

トイレの水回りではいつ問題が発生するか予想できませんが、急に水が流れなくなっても心配いりません。お盆やお正月を含め、曜日や時間帯に関係なく電話受付が可能です。タンクレストイレについて何かお悩みがあれば、いつでも遠慮なくご相談ください。

・日頃からサービスの品質向上に尽力
トイレづまりの修繕や部品交換の依頼があれば、適切かつ迅速に解決いたします。あいち水道職人はスタッフの教育制度が充実しており、日頃からサービスの品質向上に努めているため地域の信頼を裏切りません。豊富な知識と高い技術力で、速やかに業務を進めます。

電話で依頼を受けたら、30分~1時間のうちには現場に駆けつけ状況を確認します。お見積りは無料、内容をご確認・ご了承・ご署名いただいたら作業開始、作業終了後も結果をご確認・ご了承いただきますので安心してお任せください。

まとめ

タンクレストイレは、おしゃれな見た目やお手入れしやすいところが大きな魅力です。ただ住居の立地環境によっては、水圧不足に悩まされるかもしれません。トイレがつまり水を流せなくなると、多くの場合に修理作業は一般トイレより難しくなると考えられます。不用意に分解し、大切な便器を傷めるのは好ましくありません。被害を拡大しないためにも、修理作業は多くの実績をもつ弊社にご依頼ください。

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あいち水道職人(愛知水道職人) 0120-492-315

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