水のコラム
落下にご用心!トイレ詰まりの原因究明と対策
トイレを使用しているとき、物が便器に落ちてしまうことがあります。すぐに拾ってしまえれば大丈夫ですが、奥まで流れてしまい詰まりの原因になると問題です。近頃では、スマートフォンを落としてしまう事例が後を絶ちません。そこで今回は、落下物によるトイレ詰まりの原因や対策についてご紹介します。
目次
トイレ詰まりを起こすことがあるペットの糞
便器に流していいものといえば、便とトイレットペーパーです。それ以外は異物とされていて、基本的に流せません。流した場合には、便器が詰まってしまうことがあります。
それでは、ペットの糞は流せるでしょうか。人間の便と同様に、流して問題ないとお考えの方も多いかもしれません。しかし、実はペットの糞をトイレに流していいかどうかは、自治体によってそれぞれ違うので調べなければなりません。
一例を挙げるならば、可燃ゴミで捨てることになっていて、トイレに流さない自治体には江南市があります。そして一宮市では、犬や猫の糞は庭に埋めるかトイレに流すというルールがあります。こうした決まりは自治体ごとの下水処理能力などにも関係してくるので、一度確認をしておくことをおすすめします。
ただ、お住まいの自治体でトイレに流すことになっていたとしても、やはり人間よりペットの糞は詰まりやすいので注意しましょう。糞に細かい異物が付着している場合、それが集まって詰まりの原因となることがあります。
また、人間の排泄物よりも固いことが原因で詰まらせてしまうこともあります。流す前に、固さをほぐし、異物があれば外しましょう。こうしたひと手間が詰まり防止につながりますから、最終確認をしてみてください。
固形物を落としたときは
大切なアクセサリーやメガネなど、普段身につけている物を落としてしまったら、きっと誰しもが慌ててしまうことでしょう。しかし、一旦落ち着いて、すぐに拾える場合はまだ大丈夫です。もしも流した後に気付いた場合は、便器の取り外しをして修理をすることが必要になってしまうこともあります。まずはゴム手袋を着用した上で、見えない場所に隠れていないか、探しましょう。
手を水中に入れて、それでも発見できないなら、便器の中か排水管で引っかかっていることが考えられます。とくに形の複雑なおもちゃ、先の尖ったペンなどは、思わぬ形で引っかかり、詰まりを引き起こしがちです。こうしたことを未然に防ぐため、あらかじめトイレの室内に置き場所を用意しておくのも立派な一つの対策です。
ラバーカップを使うタイミング
固形物を落として発見できなければ、ラバーカップの出番です。通常の便やトイレットペーパーによる詰まりの場合は、ラバーカップを使用する前にお湯や重曹で塊を溶かすことも効果的です。ただ、汚水溢れにつながることがあるので、異物落下のときはお湯なしでのラバーカップをお試しください。詰まりの元を取り除くように、排水口に強く押し付け、引き上げるように使ってみてください。
これで落とした物が現れれば、大事に至らず解決なのですが、見つからない場合は、トイレの使用を続けることが難しいかもしれません。なぜなら、すぐには詰まらなくても、落とした物に段々と便やトイレットペーパーが引っかかっていって詰まる可能性が高いからです。すると、排水がうまくできなくなり、やがて溢れてくることにつながります。
こうなってしまっては、修理や、場合によっては交換をすることになってしまいます。水が流れず、溢れそうになったときにはあいち水道職人にご相談ください。
タオルなど変形するものを落としたら
掃除をしているときに誤って、雑巾をトイレに落としてしまうこともあるでしょう。掃除用具によっては流せるタイプと表示されているものもありますが、そうでない雑巾やハンカチ、タオルなどはやはり異物です。そして柔らかく変形するので、どこで詰まるか予想ができません。
まだ見える場所にあるときは、流さないようにしてください。「溶けるだろう」、「流れていくだろう」と思ったとしても、さらに詰まらせてしまうことがあるので、見える場合は引っ張って取り除きましょう。
こういった布製品などを落としたときには、ワイヤー式のパイプクリーナーを使って絡めとる方法もあります。この場合、点検升を一つずつ開けてみて、汚水の溜まっている場所を探します。それによって詰まり箇所を見つけるのですが、場所がわかっても、専用の道具がなく作業が難しければ、水道業者に依頼してください。
異物で詰まったときは、あいち水道職人へご相談ください!
あいち水道職人は豊田市や江南市、一宮市、みよし市、北名古屋市など愛知県内の広範囲を対象に水回りトラブルを解決している水道局指定工事店です。トイレの詰まりだけでなく、キッチンや洗面所、浴室での困りごとにもプロの水道修理業者として対応します。水回りのトラブルでお困りのときは、あいち水道職人にお気軽にお問い合わせください。