水のコラム

賃貸物件のトイレ修理。自分が負担するケースとは?

2019年11月29日  トイレのトラブル


賃貸物件でトイレが故障したとき誰が修理費用を負担するかは、契約書を見れば確認できます。ただし、慌てて修理業者を呼ぶとトラブルの原因に関係なく自己負担になることが少なくありません。賃貸でトイレを修理するときの流れを一通り把握しておくと、余計な出費を避けられるでしょう。そこで今回は、賃貸住宅の修理ルールや自分が負担するケースについてご説明します。

賃貸住宅の修理ルール

賃貸住宅でトイレを修理する場合、契約書にしたがうのが基本ルールです。契約時に交わした書面を確認し、記載内容をふまえて手続きを進めてください。

・一般的な手続きの流れ
賃貸のトイレで不具合が発生したときには、通常、まず管理会社に報告します。トラブルに見舞われた時間や経緯とともに、現状がどんな状態かできるだけ具体的に伝えましょう。スムーズに事情を説明するため、報告の前にはトラブルの状況を一通り整理しておくとよいかもしれません。

連絡を受けた管理会社は、大家さんに確認したうえで提携している修理業者を手配してくれます。いつ修理に行けばよいか業者から問い合わせがあったら、作業してもらう日程を決めてください。必要であれば、トラブルの状況を確認するため管理会社から担当者が訪れる場合もあります。

・費用は基本的に大家さんが負担
たいていの場合、修理費用は大家さんの負担です。大家さんと提携業者は、どの程度の故障なら即日修理するか、修理費がいくらになったら見積もりを用意するかといった点を打ち合わせている場合が少なくありません。大した故障でなく費用が安ければ、その場で修理してくれるケースは多く見られます。

トラブルの症状が重いと、簡単には直せません。古い物件では、設備の老朽化により不具合が続いていることもあります。その場合、すでに大家さんが買い替えを検討している可能性があります。設備が寿命を迎えたときには修理は中止になり、大家さんの負担により新しいものを購入してもらえます。

不注意でトラブルを起こせば自己負担

自分の不注意や過失によりトイレを故障させてしまうと、一般的に修理費用は自己負担になります。

・修理費用が自己負担になるケース
トイレの使い方に問題がなくても、たとえば掃除中にしているとき誤って重いものを落とすなどして便器を壊してしまうこともあるでしょう。便座がひび割れてしまったら、そのまま使うのは危険です。故意ではありませんが不注意が引き起こしたトラブルであり、修理業者に交換してもらえば費用は自己負担になると考えられます。

うっかりトイレに異物を落とした場合、放置したままトイレを使い続けると排泄物やトイレットペーパーは流れにくくなるためトラブルの拡大が予想されます。何も対処せず事態を悪化させれば、故意に招いた過失と判断されるでしょう。トイレを通常通りに使っていたとは見なされないため、修理費を全額請求されても仕方ありません。

・不注意や過失かどうか判断が難しいケース
賃貸物件に入居した際、もともとトイレに不具合が生じていることもあります。入居してから間もなく故障した場合、自然に起きたのか使い方が悪かったのか分からないかもしれません。トラブルの原因がはっきりしなければ、誰が修理費用を負担するか判断するのは難しくなります。

こんなケースでも、判断基準は契約書です。国土交通省では、不動産屋が作成する契約書のベースとして「賃貸住宅標準契約書」を用意しています。基本的な考え方として、入居者が費用負担するのは不注意や過失による故障のみです。入居後すぐのトラブルであれば、契約書を確認のうえ費用を出してもらえるか管理会社や大家さんに相談するとよいでしょう。

トイレ修理にかかる費用は?
トイレ修理費は、トラブルの種類や症状の度合いによって変わります。簡単な修理なら相場は数千円、高度な専門技術を要するケースでは数万円に達する場合もあります。

・修理費用の相場
トイレでよく起きるのは、つまりトラブルや水漏れです。つまりの原因を専用器具により除去した場合、相場は1万円前後といわれています。症状が重く、便器を外してから配管内を洗浄すると2万円ほど必要です。配管洗浄に高圧洗浄機を使えば、4万円近くかかることもあります。

便器のひび割れやウォシュレットタンクの破損により水漏れする場合、部品交換しなければいけません。洋式便器を一式交換すると工事費も含め5万円から、ウォシュレットの交換費用は少なくとも3万円くらいなります。

・あいち水道職人は納得の費用でトイレ修理
トイレ修理に、無駄なお金はかけたくありません。値段が安くても、作業レベルが低いと困ります。あいち水道職人は最初に見積もりを提示し、お客様から了承を得られたら修理に着手します。日頃からスキルを磨いているので、技術面でも心配ありません。これまで納得の費用できちんと業績を上げており、いまでは地元の方から多くの信頼を獲得しています。

お住まいの地域によっては、スタッフが到着するまでの時間が気になるかもしれません。弊社は地元密着型であり、豊田市、弥富市、愛西市など愛知県全域に対応しています。連絡を受けたらスタッフが急行し迅速・的確に修理を済ませますので、県内のどこにお住まいでもご安心ください。

まとめ

賃貸物件でのトイレ修理は、契約書にもとづき進められます。費用負担者は基本的に大家さんですが、不注意や過失による故障だけは自己負担です。費用相場は、およそ数千円~数万円です。業者に依頼する際、費用面に不安があれば事前の見積もりを欠かさないあいち水道職人までご連絡ください。

関連記事

あいち水道職人(愛知水道職人) 0120-492-315

あいち水道職人(愛知水道職人) 0120-492-315