水のコラム

10年を超えた蛇口は交換が必要かも!早めに対処して水漏れリスクを減らそう

2020年02月04日  水のトラブル


ご自宅で使用している蛇口が、いつ取り付けられたものかご存知でしょうか。新しいものであれば大きな問題がある可能性は低いですが、古いタイプの蛇口は水漏れのリスクが高まります。とくに、10年以上使用している蛇口は、交換が必要なケースも少なくありません。今回は、10年を超えた古い蛇口の危険性に加えて、自分で蛇口を交換する際の手順をご紹介します。

蛇口の寿命は10年

蛇口の寿命は、メーカーやタイプによっても異なりますが、一般的に10年程度といわれています。もちろん、10年以上使用したら必ず壊れるわけではありませんが、長年使用した蛇口は水漏れや異音などさまざまな不具合を生じやすくなります。屋外設置された蛇口は、使用頻度も少なく、手入れが行き届いていないケースが多いため、10年以上放置されていても気付かないかもしれません。蛇口を交換して対処するのがもっとも良い方法です。

・レバー式水栓とハンドル式水栓
一般的に普及している蛇口には、レバー式水栓とハンドル式水栓があります。どちらのタイプかによって、修理方法や蛇口の交換方法が異なるため、両者の特徴を理解しておきましょう。

レバー式水栓とは、レバーの上下・左右の動きで水量や温度を調節できる蛇口で、比較的新しい家や新しく交換した蛇口にはほとんどこのタイプが使用されています。レバー式水栓は、レバーひとつで簡単に水量と温度調整ができるため、現在主流の蛇口となっています。ただし、さまざまなメーカーから販売されている分、パーツの形状やサイズがメーカーごとに異なり、自分で修理をするのは難しいでしょう。

ハンドル式水栓とは、ハンドルを回して水またはお湯を出すタイプで、築年数の古い家に取り付けられている傾向にあります。新たに蛇口を取り付ける際、ハンドル式水栓を採用するケースはほとんどないでしょう。構造が単純で壊れにくく、修理がしやすいというメリットはあるものの、古くからあるタイプのため設置からある程度年数が経過している可能性が高いのです。少しでも異常を感じた場合には、便利なレバー式水栓に交換するのもおすすめです。

古い蛇口は水漏れの原因に

古い蛇口を交換せずに放置していると、下記のような水漏れの原因になります。漏れた水が床材や他の家電を故障させる可能性もあるため、水漏れが発生する前に蛇口を交換したいところです。

【レバー式水栓】
・レバー下からの水漏れ
・スパウト周辺からの水漏れ
・止水栓の接続部からの水漏れ
・吐水口からの水漏れ

【ハンドル式水栓】
・ハンドル下からの水漏れ
・パイプと本体の接続部からの水漏れ
・吐水口からの水漏れ

一般的な水漏れであれば、原因となっている部品を交換することで解決するケースもあります。例えば、レバー式ならバブルカートリッジやパッキンの劣化によって水漏れすることが多く、パーツの交換は自力でも可能です。ハンドル式もコマパッキンの交換で直るケースがほとんどです。

しかし、古い蛇口から生じた水漏れは、バブルカートリッジやパッキンなど一部のパーツが原因となっているわけではなく、全体的な老朽化によって引き起こされます。パーツ交換では水漏れが直らないケースも多いため、蛇口自体の交換が必要なのです。

蛇口を自分で交換する方法

使用年数が10年を超え水漏れが心配なケースや、実際に水漏れを起こしている場合は、蛇口の交換がおすすめです。ここでは、蛇口を自分で交換する方法をご紹介します。

・用意する工具
蛇口を交換する前に、下記の工具を準備しておくとスムーズです。100円ショップで販売されているものもあるため、この機会にそろえておきましょう。

・モンキーレンチ
・六角レンチ
・プラスドライバー
・マイナスドライバー
・シールテープ

・交換の手順
蛇口交換の大まかな手順は以下の通りです。

1. 元栓や止水栓を締める
2. 給水管や配管のナット・パッキンを外し、古い蛇口を取り外す
3. 新しい蛇口を取り付け、ナットやパッキンを装着する
4. 配管をつなぎ直し、元栓を開いて水やお湯が正しく出るか確認する

元栓を締めていないと、作業中に水が噴き出す可能性があるため、必ず事前に元栓を締めてから作業を行いましょう。また、古い蛇口を取り除く際、水栓の中に残った水が漏れ出る場合があります。雑巾やバケツを用意しておくと、床を濡らすことなく作業に集中できます。

・蛇口を交換する際の注意点
古い蛇口の大まかな交換手順は以上の通りです。しかし、蛇口の種類や給水ホースの有無などに応じて、多少手順が異なるケースもあります。新しい蛇口と工具を用意すれば、自分で交換することも可能ですが、専門の業者に頼んだほうが迅速かつ丁寧に作業してくれるため安心です。

まとめ

10年を超えた古い蛇口は、水漏れやさび、劣化など多数のリスクを抱えています。もし、現在とくに問題なく使用できている場合でも、リスクを最小化するためには蛇口の交換がおすすめです。刈谷市・豊田市・安城市で蛇口の交換業者をお探しの方は、あいち水道職人までご連絡ください。迅速に対応いたします。

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