洗面所の水に濁りがみられる場合の原因や対策

水のコラム

2021年03月28日洗面所のトラブル

洗面所などの水で濁りが見られる場合、そのまま水を使い続けるわけにはいきません。
しかし丈夫な水道管とはいえ、長く使い続けていると必ず劣化が生じてくるものです。
高度経済成長期に日本全国、あらゆる箇所に水道管が作られました。

水道管は作っただけでなくその後継続的にメンテナンス・交換を続けなければならないのですが、現在は追いついていない状況です。
全国にかなり老朽化した水道管もたくさん存在している状況で、水質に不安を感じる消費者や水道管の老朽化に警鐘を鳴らす方も多くいらっしゃいます。

水道を使う家庭それぞれで水質に気をつけなければならない中、洗面所の水が濁っているという症状が見られる際の原因や対処法についてまとめました。

1 洗面所の水が濁るという場合の理由
2 蛇口がサビている場合は交換対応可能
3 水道管のサビは業者へ連絡を
4 定期的な給水管・水道管クリーニングもおすすめ
5 質の高い水道修理・交換作業をお求めならあいち水道職人へ

洗面所の水が濁るという場合の理由

洗面所の水が濁るという場合でも、その濁りの強さや色に違いがあります。
蛇口をひねった直後の水にみられる白い濁りは基本的に正常なもので、水道管を通っている水に含まれる気泡が白くなって見えているものです。
コップにとると徐々に気泡がなくなり透明さが戻りますので、そのままお使いいただけます。

ただし、白い濁りがコップに水を移してもまったく消える様子がない・悪臭がするといった際は気泡が原因と考えられません。
水道管には亜鉛が使われており、それが微量水道水に入ってしまうことはありますが明らかに濁りが強い場合は一度水道の使用を止めましょう。

水道水が赤・赤茶色といった色で濁っている場合は水道管や蛇口のサビといった原因が考えられます。
明らかに見た目にもそのまま使える状態でないことがわかるはずです。
こういった症状が見られる場合もその蛇口の使用を止め、他の蛇口も同様の被害がないか確認なさってください。

蛇口がサビている場合は交換対応可能

水の濁りの原因が蛇口部分のサビであれば、比較的対処が容易と言えます。
蛇口の場合、水栓そのものを通販やホームセンターなどで購入し新しいものに取り換えてしまうことが可能なためです。
一般的なハンドル式水栓・レバー式水栓どちらも、それほど高価な品物ではありません。
必要な工具もモンキーレンチなど、工具店・ホームセンターなどどこでも売っているもので十分対応可能なのでDIYができる方ならその日のうちに修理してしまえます。

ただし、現在は多くのものが既製品で購入できるため工具でものを作る習慣がない・工具が家にないことも少なくありません。
すぐに水道を修理したい場合や、交換作業に自信がない・できないという方は無理せず水道修理の専門業者に交換作業を依頼しましょう。
専門業者に依頼しても、水栓の交換作業は1万円程とそれほど高額な料金相場ではありません。

水道管のサビは業者へ連絡を

蛇口を交換してもサビ・濁りがなくならないという場合や、相当量のサビが混じっている場合は水道管のサビが考えられます。
しかし、当然水道管を個人の力で簡単に交換するというわけにはいきません。
水道管のサビが原因で洗面所の水が濁っているという場合は、すぐに専門業者に連絡しクリーニングや水道管の交換作業に取り掛かってもらう必要があります。

毎日使う水道の水が使えなくなってしまうのは一大事なので、気付いた時にすぐ連絡しましょう。
水道関係の修理業者は土曜・日曜や夜の時間帯も受け付けをしてくれるので非常に頼りになります。

定期的な給水管・水道管クリーニングもおすすめ

水道修理の業者が行うサービスというと、急な水漏れの修理やトイレのつまり修理などを想像される方が多いです。
実際、水道業者に寄せられる相談の多くはそうした作業なのですが水道修理業者はそれ以外にも幅広い業務を請け負っています。
給水管や水道管の交換作業も行っている業者だと、給水管や水道管に長年蓄積した汚れ・サビを落とすといった作業も可能です。

戸建てにお住まいの方の場合、管理会社などが入って水道設備などのメンテナンスをしてもらえるわけではないので頼りにする場面も出てきます。
新築の頃はピカピカな各設備も、10年20年と住んでいくうちに老朽化するのは水道に限ったことではありません。

水道管についても長く使うほどトラブル発生のリスクが上がりますので、定期的に水道周りのチェックやメンテナンスをするのがおすすめです。
水質に関しては、半年や1年といった周期で水道管周りのサビや汚れを落としていくとかなり水質向上の期待が持てます。
洗面所はもちろん、台所など特に水質が大事なところでもご利用ください。