水のコラム
トイレ掃除は汚れの種類に応じた方法で

水のある場所は汚れると考えてください
水は清潔できれいなイメージがあるでしょうが、水のある場所は汚れ・雑菌が繁殖しやすい現実があります。
家庭内においても水まわりは汚れたり、カビが発生したりしやすいでしょう。
水を使用しない場所と比べて耐用年数が短く、新築物件でも10年くらい経過すると水まわりの問題が増えてきます。
トイレを衛生的な環境で使い続けるには掃除が欠かせません。
便器内には常に水が存在し、湿気のある状態になっています。
そのため水による雑菌繁殖、カビなどが発生しやすいのです。
またトイレタンク内もカビが発生しやすく、黒ずむことがあります。
これは黒カビによるもので、ドブ臭くなることがあります。
トイレタンクの水は便器に流れていくので、便器内も黒ずみが発生するわけです。
黒ずみは予防するのが基本で、週に1回の掃除をしっかりと行っておけば発生を抑えられます。
便器内の黒ずみは中性洗剤で落とせます
軽度の黒ずみを落とすには中性洗剤を使用します。
中性洗剤は洗浄力がマイルドで、便器に傷をつけにくいのが特徴です。
酸性洗剤はより強力ですが、便器に使用できないものがあるので事前確認が必要です。
漂白作用のある塩素系の洗剤は、黒ずみが原因の汚れを落とすのに適しています。
洗剤は強力なものほど便器を傷めるので、汚れは頑固になる前に落としましょう。
日ごろから除菌クリーナーでサッと拭いておけば、汚れの沈着を抑えられます。
1日1回の一拭きによって雑菌・黒ずみを予防できるのです。
除菌をしておく必要性は
トイレ掃除をするときは、トイレ用のブラシを使って汚れを根こそぎ落としましょう。
中途半端に汚れが残っている状態は、汚れの元が存在しているのです。
こうした状態はすぐに黒ずみを発生させる原因になるので、ブラシで便器全体を洗浄します。
便器のフチは掃除をしない人がいますが、鏡で裏側を見てみると真っ黒になっているケースがあります。
見えない部分ほど汚れが溜まっていると考えてください。
除菌をするときは便座や便器のフタなども洗っておいてください。
あとは手の触れるポイントであるドアノブ、洗浄レバーなども洗いたいです。
なぜ水垢が発生するのか
トイレの水垢の正体はミネラル分です。
たとえば加湿器の水蒸気吹き出し口を見ると、白くなっていることがあります。
これはミネラル由来の汚れであり、思いのほか頑固です。
便器は常に水が存在するため、水垢が付着しやすいのです。
便器は白いのであまり目立たないでしょうが、陶器の透明感がなくなってくる、便器の素材がザラついてくる、などの症状が見られたら水垢が付着している可能性があります。
水垢を落とすためには酸性洗剤が役立ち、これは水垢がアルカリ性であるためです。
酸性洗剤がない場合は、クエン酸を使用できます。
クエン酸には食用タイプもありますが、掃除をするときは掃除用で問題ありません。
食酢も水垢落としに使用できますが、クエン酸と比べると洗浄力は弱めです。
トイレの黄ばみの正体は尿石
しっかりとトイレ掃除をしているのに臭うのであれば、尿石の付着を疑ってみましょう。
便器が黄ばんでいるならば、正体は尿が固まった尿石です。
尿石は悪臭の原因となり、鼻をつくようなアンモニア臭が特徴的です。
尿石を落とすには酸性洗剤が役立ちます。
これで落ちにくい場合は尿石除去に特化した洗剤を使用してください。
もしくは重曹とクエン酸で洗浄するのもありです。
トイレを普通に使用している分には、尿石が付着することは少ないです。
使用したあとに水を流さないと、尿中のカルシウム分が便器に付着して固まってしまいます。
トイレの水道代を無理に節約している家庭は、尿石が溜まりやすいと考えてください。
トイレは大小を問わずに、使用する度に必ず水を流しましょう。
安全にトイレ掃除をするために
便器内には排泄物や雑菌、ウイルスが潜んでいます。
きれいには見えていても、実際はきれいではないのです。
そのためトイレ掃除をするときは、ゴム手袋着用が必須です。
ゴーグルや保護メガネを着用すれば、汚れや洗剤が飛んで目に入るのを予防できます。
トイレ掃除が終わったら窓を開けて、室内の換気をしておきましょう。
なお掃除の最中に換気をする方法は逆効果になります。
菌やウイルスが風によって舞い上がってしまうからです。
掃除と換気が完了したら、石鹸をつけて手洗いをしましょう。
掃除用品の汚れを落として、乾燥させておくことも欠かせません。
トイレ用のブラシやラバーカップなどは、汚れがついている状態で保管すると悪臭の原因になります。
あいち水道職人は素早い対応・解決を心掛けています。
活動エリアは豊田市、刈谷市、小牧市、西尾市、稲沢市などの愛知県の広範囲です。
弊店は水道局指定工事店であり、高い実績と経験を有しています。
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