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水のコラム

マンションのトイレリフォームは注意が必要!使えない便器があるって本当?

2021年10月01日  トイレ

新しくマンションのトイレリフォームをする時、間違えて使えない便器を選んでしまう可能性があります。せっかく気に入って選んだ便器が使えないと嫌ですよね。

今回はマンションのトイレリフォームについてご紹介いたします。トイレをリフォームする前には必ず注意点を確認しておきましょう。

マンションのトイレリフォームはここをチェック!

・トイレの排水方式

トイレリフォームで最も気にしなければならないのが、排水方式です。設置できるトイレのタイプやサイズにも関わってくるので、必ず確認しましょう。

<床排水>
床に排水管が接続されているタイプが床排水です。戸建て住宅や比較的新しいマンションに用いられていることが多いタイプで、トイレの後ろに排水管が見えなければ、このタイプだと考えてよいでしょう。

排水管のタイプがわかったら、次は排水芯の位置を確認します。排水芯とは、排水管の中心のことです。床排水の場合は、壁から排水芯までの長さを測ります。

ただ、床排水は排水管が見えない構造のため、サイズが測りづらくなっています。そのため、便器を床に固定しているネジのキャップを参考にしてください。2つあるキャップのうち、大きいキャップの延長線に排水芯があります。このキャップから壁までの距離を測りましょう。キャップが1つの場合はその場所から測ってください。

ちなみに、1995年以降に設置されたトイレは200mmの固定式(壁から排水芯までの長さが200mm)になっていることがほとんどです。ただ、1995年以前に設置されたトイレは様式がさまざまなため、実際に測ってみないとわかりません。古いトイレの場合は、排水芯の位置をきちんと確認しておいてください。

<壁排水(後ろ抜き)>
マンションで多く採用されているのが、壁排水タイプです。その中でも、トイレから後ろの壁に排水管がつながれているものを「後ろ抜き」と呼びます。

壁排水の場合も排水芯の位置をチェックする必要がありますが、排水管が見えているので床排水に比べるとわかりやすいでしょう。床から排水管の中心までの距離を測り、同じサイズのトイレを選ぶようにしてください。

ただし、壁排水の場合はリフォーム時にアキレスジョイントを使う場合が多く、その分排水管が長くなります。同じサイズのトイレを設置したとしても、現在の位置よりもトイレが手前に出る可能性があるため注意が必要です。

<壁排水(左右抜き)>
壁排水の中でも、後ろではなく左右の壁へ排水管がつながっているものを「左右抜き」または「横抜き」と言います。室内排水立管に排水されているタイプも同じです。こちらも後ろ抜きと同様に、床から排水芯までの距離を確認しておきましょう。

ちなみに、壁排水にはむき出しの排水管分のスペースが必要です。特に左右抜きの壁排水は排水管が長く、後ろ抜きよりも広いスペースを必要とします。そこでおすすめなのが、すでにスペースがあるタンク式トイレです。タンクレストイレも設置できますが、その場合は後ろにデッドスペースができてしまいます。本来であれば壁にくっつけて設置できるタンクレストイレでも、壁排水の場合はそれができません。

そのため、便器の位置が手前に出てしまい、トイレのスペースが狭くなる可能性もあります。後ろ抜き・左右抜きともに、壁排水はトイレのタイプを慎重に選びましょう。

・便器の大きさ

排水管と合わせて確認したいのが、トイレのサイズです。まずは、トイレのスペースとサイズが合っているかをチェックしましょう。
前の壁から便座までの距離は、50cm以上あるのが理想とされています。

便座に座ったときだけでなく、立ち上がったときにも窮屈に感じない空間が必要です。左右の壁からも10~20cm離れていたほうが使いやすいでしょう。ドアが内開きや折れ戸の場合は、より広めのスペースが必要です。

広さだけでなく、トイレの高さにも着目してください。特に、現在のトイレよりも小さい、または大きいサイズに変更する場合は注意しましょう。
便座の高さは、座ったときの膝の角度が90度以上になるのが理想です。これよりも低いと、座ったり立ったりする際の体への負担が大きくなります。特に、お年寄りや体の不自由な方がいる家庭は配慮が必要です。

タンクレストイレとタンク式トイレ、どちらを選ぶべき?

・タンクレストイレとは

水を溜めるタンクがないトイレが、タンクレストイレです。タンクの水ではなく、水道直結の水を使って便器を洗浄します。商業施設やホテルなどで見かけることが多く、近年では家庭でも普及してきているタイプです。

<メリット>
コンパクトで見た目がシンプルなのがタンクレストイレの大きなメリットです。タンクがない分、便器の上がスッキリします。後ろのスペースも必要ないので、トイレを壁にくっつけて設置できるため、室内を広く使えるでしょう。トイレは狭い空間であるため、数cmの差がゆとりにつながります。

またタンクがない分、つなぎ目が少なく、掃除がしやすいのもメリットの一つです。便器の掃除だけでなく、床掃除も楽になります。

さらに、タンクレストイレは連続使用ができるのもメリットです。水道から直接水を流しているので、タンクに水が溜まるのを待つ必要がありません。そのため家族が多く、トイレが混み合う家庭におすすめです。使う水の量も最小限に抑えることが可能なため、節水にもなります。

<デメリット>
手洗い場がトイレと別に必要となるのは、タンクレストイレのデメリットです。タンクがないので、タンクの上部に手洗い場を設置できません。洗面所がトイレの近くになければ、トイレ内に手洗い場を設置する必要があるでしょう。

また、水道から直接水を流しているため、水圧が不十分なこともあります。最低水圧を満たしていなければ、水量不足やつまりの原因になってしまうため注意が必要です。特に、丘や山の上のマンションや、2階より上の階などは水圧が低くなる傾向にあります。商品によっては設置不可の可能性もあるので事前に確認しておきましょう。

また、タンクレストイレは基本的に温水洗浄便座が一体になっています。故障した場合に、温水洗浄便座のみを交換することは不可能です。そのため、トイレごと交換したり修理したりしなければならず、費用が余分にかかる可能性があります。

・タンク式トイレとは

便座の後ろに水を溜めておくタンクがあるトイレが、タンク式トイレです。多くの家庭で使用されており、馴染みのあるタイプなのではないでしょうか。

<メリット>
タンクの上部に手洗い場が付いているタイプは、家庭用のトイレでよく使用されています。手洗い場付きのトイレは、付いてないトイレに比べて費用は高くなりますが、トイレと一緒に設置できるため便利です。別の場所に手洗い場のスペースを設ける必要もないためで、結果的にタンクレストイレよりも費用を抑えられるでしょう。

また、停電時に使える点もタンク式トイレのメリットです。水を流すために電気を使うタンクレストイレと違い、タンク内に水が残っていれば使用できます。バケツなどで水を補充すれば、タンク内に水がなくなったり断水・停電したりした際にも水を流すことが可能です。水圧も関係ないため、山や丘などの高地やマンションの高層階でも設置できます。

他にも、タンク式トイレは仕組みがシンプルで、故障しづらい点もメリットの一つです。故障した場合でも、タンクや温水洗浄便座など、故障した部分だけを修理・交換することが可能です。

<デメリット>
トイレのスペースが狭くなるのがタンク式トイレ最大のデメリットです。タンクがある分奥行きが必要になるため、その分便座が手前に出てしまいます。

また、タンクとのつなぎ目やタンク下の床など、掃除がしづらい箇所が多くなるのも難点です。タンク内も定期的に掃除する必要があるため、掃除に時間や手間がかかってしまいます。

他にも、タンク式トイレはタンクに水を溜めて流すという特性上、連続使用できません。汚れが落ち切らず、もう一度水を流したいと思ったときに水流が弱くて困った経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか。

再度水が溜まるのを待たなければならず、待ち時間を持て余してしまいます。家族が多く、トイレが混み合う家庭でも、連続使用できないことは悩みの一つかもしれません。

マンションのトイレリフォームの注意点

マンションは、戸建て住宅と違って勝手にリフォームできないこともあります。必ず以下の点を確認してからリフォームを進めるようにしましょう。

・トイレの増設は難しい

リフォームはできても、増設が難しい理由は2つあります。1つは管理規約の問題です。マンションの管理規約には、リフォームに関する規定が書かれています。この規約内でトイレの増設が許可されていなければ、基本的にリフォームはできません。

もう1つは配管の問題です。リフォームの許可がもらえた場合でも、マンションの排水管の位置は勝手に変えられません。増設したい場所によっては、工事ができないこともあるので注意が必要です。
ただし、既存の配管にトイレの配管をつなぐ程度で終わる工事であれば可能な場合もあります。

・床の素材

トイレのリフォーム時には、床材も確認しましょう。既存のトイレをリフォームするなら問題ないこともありますが、増設する場合は注意が必要です。特に、フローリング材や無垢材はトイレには不向きなので避けてください。

トイレは水回りなので、床に尿や水が飛ぶ可能性があります。特に無垢材の場合は水汚れに弱いため、注意してください。また、木材はアンモニアに弱いという特性があり、トイレの床材には不向きです。普段は気を付けていても、お客様やお子さんが使用する時に汚れてしまうこともあるため、床材が劣化してしまう可能性があります。

トイレの床は、おしゃれさよりも衛生面や手入れのしやすさが重要です。リフォームの際には、セラミックタイルやクッションフロアシート、サニタリー用のフローリングなどトイレ用の床材を選ぶようにしましょう。

・管理規約の確認

増設だけでなく、リフォームに関しても規約を確認する必要があります。室内などの専有部分であっても、マンションは勝手にリフォームできません。

また、基本的に専有部分となるトイレですが、窓のサッシなどは共有部分となっています。トイレ全体のリフォームを考えている場合は、共有部分に該当する場所がないかをあらかじめ確認しておきましょう。

リフォームの可否や専有部分を確認する際は、まず管理規約に目を通し、不明な点があれば管理者に相談してください。場合によっては、管理組合への申請が必要になるため、リフォームを考えている場合は事前に相談することをおすすめします。

・機能性の高い壁や天井の素材がおすすめ

トイレのリフォームと併せて、床や壁、天井などの内装もリフォームする場合は、機能性のある素材を選ぶのがおすすめです。汚れ防止効果や抗菌加工が施された素材であれば、綺麗な空間が長持ちします。「汚れたから壁紙を替える」だけでなく、汚れにくい壁紙を選ぶのがポイントです。

また、手入れのしやすさに関しても重要なポイントです。素材によってそれぞれメリットとデメリットがあるので、好みや予算に合ったものを選ぶとよいでしょう。予算に応じて、収納スペースやトイレットペーパーホルダーなどをリフォームするのもおすすめです。

・近隣への挨拶と住民への告知

リフォームをする際には、近隣住民へ事前に挨拶をし、工事の告知をしておきましょう。
トイレにかかわらず、リフォームの際には外部業者が出入りします。そのため、住民以外がマンション内にいることに不安を感じる人もいるでしょう。

資材の運び込みなどでエレベーターや廊下を使えば、迷惑をかけてしまうことも考えられます。挨拶や告知によってトラブルを回避することは可能ですので、自分の家のことであっても、周りへの配慮は忘れないようにしましょう。

まとめ

室内のトイレといえども、マンションの場合は勝手にリフォームができない可能性もあります。排水方式やスペースによっては、トイレのタイプも限定されるでしょう。トラブルなく快適なトイレにするために、事前の確認・準備をきちんと行うことが重要です。

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あいち水道職人(愛知水道職人) 0120-492-315

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