水のコラム
赤ちゃん用の風呂椅子を安全に使用するための選び方と浴室管理【水道職人:公式】

赤ちゃんとの入浴は、親子で触れ合える大切な時間です。
しかし、浴室は床が濡れやすく、石けんやシャンプーで滑りやすい場所でもあります。
そのため、赤ちゃん用の風呂椅子は、体を洗うときの姿勢を支えたり、保護者の手元を安定させたりする助けになります。
ただし、風呂椅子に座らせていれば安全というわけではありません。
浴室の床、排水口、シャワーの位置、保護者の動き方まで含めて、動線を整えておくことが大切です。
本記事では、赤ちゃん用の風呂椅子を使用するときの注意点と、水まわりを安全に保つための管理方法を紹介します。
目次
赤ちゃん用の風呂椅子を使用する目的

赤ちゃん用の風呂椅子は、入浴中の保護者の負担を減らすための補助用品です。
安全に使用する前に、製品の役割を正しく理解する必要があります。
体を洗う姿勢を支えやすい
赤ちゃんは月齢によって首や腰の安定具合が異なります。
保護者が片手で体を支えながら洗うと、姿勢が不安定になりやすく、石けんで手が滑ることもあるでしょう。
風呂椅子を使用すると、赤ちゃんの体を一定の姿勢で支えやすくなり、頭や背中、足まわりを洗いやすくなります。
ただし、対象月齢や体重に合わない製品を使用すると、体がずれたり、前後に倒れたりする恐れがあります。
購入前に、対象月齢、耐荷重、背もたれの角度、股部分の支え、滑り止めの有無を確認しましょう。
入浴中の動作を補助する
赤ちゃんを抱いたままシャンプーやタオルを取ろうとすると、体勢が崩れやすくなります。
必要なものをあらかじめ手元に用意して風呂椅子を使用すると、赤ちゃんを見守りながら入浴しやすくなります。
とはいえ、風呂椅子は赤ちゃんを一人で待たせるためのものではありません。
浴室を離れる間だけ座らせる、といった使用方法は避けてください。
赤ちゃんは少ない水量でも声や音を出さずに溺れることがあるため、短い時間でも目を離さず、手の届く範囲で見守ることが重要です。
風呂椅子を選ぶときの確認ポイント

風呂椅子は見た目や価格だけで選ばず、浴室の広さや排水口の位置も含めて選びましょう。
製品と浴室の相性が悪いと、使い勝手の悪さや転倒リスクにつながります。
浴室の床で安定する形状を選ぶ
浴室の床は、水はけをよくするためにわずかな勾配がついていることがあります。
そのため、脚の接地面が小さい風呂椅子や、滑り止めが弱い製品は、赤ちゃんの動きでぐらつく可能性があります。
浴室の床に置いたときにガタつかないか、脚裏に滑り止めが付いているか、座面が深すぎないかを確認しましょう。
折りたたみ式や軽量タイプを使用する場合も、組み立て方やロックの状態を確認し、ガタつきがないことを確かめてから使用しましょう。
排水口やシャワー位置をふさがない
風呂椅子を置く場所によっては、排水口をふさいでしまうことがあります。
排水口が隠れると、水が床に溜まりやすくなり、足元が滑りやすい状態になってしまうでしょう。
また、シャワーホースが風呂椅子の脚や保護者の足に引っかかると、転倒の原因になる恐れがあります。
風呂椅子を置く前に、排水の流れ、シャワーホースの位置、保護者が座る場所を確認しておきましょう。
関連記事:お風呂の排水溝詰まりを解消する方法を6つ解説!手順や予防方法も紹介
赤ちゃんと入浴する前の浴室準備

安全に入浴するには、赤ちゃんを浴室へ連れて行く前の準備が欠かせません。
必要なものを先に揃えておくことで、入浴中に慌てて立ち上がる回数を減らせます。
基本的な準備の手順は次の通りです。
- 風呂椅子を平らで安定する場所に置く
- 座面や脚裏にヌメリがないか確認する
- 排水口に髪の毛や泡が溜まっていないか見る
- シャワーホースが足元に絡まない位置へ寄せる
- 石けんやシャンプーを手の届く場所へ置く
- タオルと着替えを浴室から離れずに取れる位置へ置く
- 湯温を確認してから赤ちゃんを浴室へ入れる
風呂椅子を床に置いたあとは、取扱説明書に従い、脚の接地状態や折りたたみ部分のロックに問題がないか確認してください。
座面や脚裏に石けんカスが残っていると、見た目以上に滑りやすくなります。
また、浴室の床に泡や物が残っている場合は取り除き、保護者が足を置く場所を確保しておきましょう。
使用後の掃除と排水口の管理

風呂椅子を安全に使用し続けるには、入浴後の掃除と乾燥がポイントです。
赤ちゃん用の用品は肌に触れるため、ヌメリやカビを残さないように管理しましょう。
使用後は、座面、背もたれ、脚裏、ベルト部分に泡や皮脂汚れが残っていないか確認します。
汚れが残ったまま乾くと、ヌメリや黒ずみの原因になります。
また、浴室内に置きっぱなしにする場合は、水が切れやすい向きで立てかけ、床との接地面を乾かしてください。
掃除の流れは次の通りです。
- 使用後に風呂椅子全体をシャワーで流す
- 座面の溝や脚裏の汚れを確認する
- 水気を切り、風通しのよい場所で乾かす
- 取扱説明書に従い、使用できる洗剤で定期的に洗う
- 排水口の髪の毛や泡汚れを取り除く
- 排水時の流れやニオイを確認する
赤ちゃんの保湿剤や入浴剤を使用したあとは、製品によっては排水口まわりに成分が残ることがあります。
入浴後は排水口まわりを確認し、髪の毛や石けんカスなどの汚れを取り除きましょう。
排水の流れが悪い、浴室にニオイが残る、排水時にゴボゴボと音がする場合は、排水口や排水管に汚れが溜まっている可能性があります。
関連記事:お風呂詰まり時の業者選びの注意点や簡単な修理方法について
赤ちゃん用の風呂椅子に関するよくある質問

赤ちゃん用の風呂椅子を使用するときに、判断に迷いやすい疑問にお答えします。
Q1.中古の風呂椅子を使用してもよいですか?
中古品を使用する場合は、ひび割れ、変色、ベルトの劣化、滑り止めの摩耗を必ず確認してください。
とくにプラスチックやゴムのパーツは、経年劣化によって使用中に突然破損する恐れがあります。
少しでもひび割れや変色が見られる場合は、使用を避けた方がよいでしょう。
Q2.浴室暖房を使用しながら風呂椅子を置いてもよいですか?
浴室暖房を使用する場合は、浴室暖房機と風呂椅子の取扱説明書を確認してください。
風呂椅子は温風の吹き出し口の近くを避け、赤ちゃんを座らせる前に座面や浴室内の温度を確認しましょう。
Q3.きょうだいと一緒に入浴するときも使用できますか?
きょうだいと一緒に入浴する場合は、浴室内の動きが増えるため、風呂椅子のまわりに十分なスペースを確保してください。
おもちゃや洗面器が足元に散らばっていると、保護者がつまずく原因になります。
また、赤ちゃんを風呂椅子に座らせたまま、ほかのお子様の対応に集中しすぎないよう注意しましょう。
安全な入浴は浴室環境の見直しから

赤ちゃん用の風呂椅子は、入浴時の姿勢を支える便利な補助用品です。
しかし、赤ちゃんを風呂椅子に座らせたまま浴室を離れたり、赤ちゃんから長時間目を離したりする使用方法は避ける必要があります。
また、安全に使用するためには、対象月齢に合った製品を選び、滑りにくい場所へ置き、排水口や床のヌメリをこまめに確認することが大切です。
さらに、風呂椅子や浴室の床に汚れが残ると、滑りやニオイ、排水不良につながる恐れがあります。
浴室の排水口からニオイがする、水の流れが悪い、掃除をしてもヌメリが戻りやすい場合は、「あいち水道職人」へお気軽にご相談ください。
排水口や排水管の状態を確認し、ご家庭で安心して入浴できる水まわり環境づくりをお手伝いいたします。
※本記事でご紹介している方法は、一般的な対処法の例です。
作業を行う際は、ご自身の状況や設備を確認のうえ、無理のない範囲で行ってください。
記事内容を参考に作業を行った結果生じた不具合やトラブルについては、当社では責任を負いかねます。
少しでも不安がある場合や、作業に自信がない場合は、無理をせず専門業者へ相談することをおすすめします。
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